ニューカッスル退団のブルース、10番サン=マクシマンから惜別メッセージ 「永遠に感謝」
2021.10.21 17:20 Thu
ニューカッスル・ユナイテッドのフランス人FWアラン・サン=マクシマンが監督の座から失脚のスティーブ・ブルース氏に感謝の言葉を送った。
今月上旬にサウジアラビアの政府系ファンド『パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)』による買収が決まり、14年間にわたるマイク・アシュリー政権に終止符が打たれたニューカッスル。PIFの総資産は3200億ポンド(約50兆3700億円)ともいわれ、今後はあのチェルシーやマンチェスター・シティ、パリ・サンジェルマン(PSG)のオーナーをも凌駕する資金力を駆使した改革が噂される。
その一環として、クラブ施設への投資や選手補強が取り沙汰されるが、今季のプレミアリーグで3分け5敗の降格圏19位に瀕する現状を打破しようと、ブルース氏の更迭報道も加熱。そして、17日にプレミアリーグ第8節のトッテナム戦で監督キャリア1000試合目の節目を達成したブルース氏は新オーナー就任後初の一戦にもなったその試合を落とすと、20日に双方合意による契約解除が発表された。
そうしたなか、2019年夏のニューカッスル入りからブルース氏の師事を仰いだサン=マクシマンがSNSを更新。チームの状態が思わしくない今季もここまで公式戦全9試合で使われ、2得点3アシストと気を吐いたニューカッスルの背番号「10」を背負うフランス人アタッカーは惜別のメッセージを綴った。
「あなたは今までフットボールの世界で出会ったなかで、間違いなく最もジェントルマンだった。約束を守り、思いやりがあって、僕ら選手を守るのを躊躇わないフェアな人だった。僕を信頼してくれたことは絶対に忘れないし、永遠に感謝する。あなたが監督だったことは誇らしく、名誉なことだった。ありがとう、ブルース」
今月上旬にサウジアラビアの政府系ファンド『パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)』による買収が決まり、14年間にわたるマイク・アシュリー政権に終止符が打たれたニューカッスル。PIFの総資産は3200億ポンド(約50兆3700億円)ともいわれ、今後はあのチェルシーやマンチェスター・シティ、パリ・サンジェルマン(PSG)のオーナーをも凌駕する資金力を駆使した改革が噂される。
そうしたなか、2019年夏のニューカッスル入りからブルース氏の師事を仰いだサン=マクシマンがSNSを更新。チームの状態が思わしくない今季もここまで公式戦全9試合で使われ、2得点3アシストと気を吐いたニューカッスルの背番号「10」を背負うフランス人アタッカーは惜別のメッセージを綴った。
「あなたは今までフットボールの世界で出会ったなかで、間違いなく最もジェントルマンだった。約束を守り、思いやりがあって、僕ら選手を守るのを躊躇わないフェアな人だった。僕を信頼してくれたことは絶対に忘れないし、永遠に感謝する。あなたが監督だったことは誇らしく、名誉なことだった。ありがとう、ブルース」
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