アトレティコとの激戦制したリバプール、クロップ監督は泥臭い白星に歓喜「最高の内容ではないが大きな一歩」
2021.10.20 10:31 Wed
リバプールのユルゲン・クロップ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。
この結果、リバプールはグループステージ3連勝で単独首位に立っており、決勝トーナメント進出に大きく前進している。
試合後のインタビューに応じたクロップ監督は、激闘を制した喜びを語りつつチームの課題についても言及。また、この試合でいくつか物議を醸す判定が見られたものの、すべて正しいものだったという見解を示した。
「開始13分でアトレティコ相手に2-0とするのはそう簡単ではない。ただ、我々はそこで状況を完全に誤解してしまったと思う。ゲームのコントロール方法を間違えてしまい、間違ったスペースでプレーを行い、明らかに安いゴールを2つも与えてしまった」
「アトレティコの関係者やスペインの人々が動揺し、判定を好まない気持ちはわかる。だが、我々が得たPKは明確にPKだった。そしてアトレティコのVARで取り消されたPKは、私の見解だとPKではない。レッドカードについては不運だったが、正しいと思う。足が顔に当たったのは事実だからね」
「10人になっても相手のプレーは非常に激しく、我々は全力で守る必要があった。泥臭い勝ち点3がもっとも重要になるのはよくあることであり、今夜の試合がまさにそうだね。最高の内容ではなかったが、勝ち点3を獲得できたことは大きな一歩だ」
また、クロップ監督はかねてよりアトレティコやディエゴ・シメオネ監督のプレースタイルに否定的だったことに言及。シメオネ監督の功績自体は十分リスペクトしていると強調し、指揮官が誰かの好みに合わせる必要はないと語った。
「私の言葉は重要ではないだろう。人生に好き嫌いはあっても、彼らを尊敬はできるのだから。私は彼らがここでやっていることをとても尊敬しているよ。ディエゴはどのくらいここにいる? 10年? 信じられないほどの成功を収めた彼らが、私の好きなサッカーをする理由なんてないだろう。彼らは彼らの好きなサッカーをする、それでいいじゃないか」
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リバプールは19日に行われたCLグループB第3節でアトレティコ・マドリーと対戦。前半FWモハメド・サラーとMFナビ・ケイタのゴールで2点を先取したものの、そこから守備が緩むとFWアントワーヌ・グリーズマンに2ゴールを許し同点に。後半、グリーズマンが一発退場になり数的有利となると、78分にサラーがPKを確実に決めて突き放し、そのまま3-2で勝利を収めた。試合後のインタビューに応じたクロップ監督は、激闘を制した喜びを語りつつチームの課題についても言及。また、この試合でいくつか物議を醸す判定が見られたものの、すべて正しいものだったという見解を示した。
「開始13分でアトレティコ相手に2-0とするのはそう簡単ではない。ただ、我々はそこで状況を完全に誤解してしまったと思う。ゲームのコントロール方法を間違えてしまい、間違ったスペースでプレーを行い、明らかに安いゴールを2つも与えてしまった」
「ハーフタイムには誰もが、『アトレティコが優位だしこのまま行くだろう』と思っただろうね。しかし我々は『まだここにいる以上、チャレンジしよう』と考えたのだ。ハーフタイムに選手たちと話をして、とてもポジティブだった。そして、我々が望んでいたことではあるが、その後に起こったことによってゲームはさらに劇的になったね」
「アトレティコの関係者やスペインの人々が動揺し、判定を好まない気持ちはわかる。だが、我々が得たPKは明確にPKだった。そしてアトレティコのVARで取り消されたPKは、私の見解だとPKではない。レッドカードについては不運だったが、正しいと思う。足が顔に当たったのは事実だからね」
「10人になっても相手のプレーは非常に激しく、我々は全力で守る必要があった。泥臭い勝ち点3がもっとも重要になるのはよくあることであり、今夜の試合がまさにそうだね。最高の内容ではなかったが、勝ち点3を獲得できたことは大きな一歩だ」
また、クロップ監督はかねてよりアトレティコやディエゴ・シメオネ監督のプレースタイルに否定的だったことに言及。シメオネ監督の功績自体は十分リスペクトしていると強調し、指揮官が誰かの好みに合わせる必要はないと語った。
「私の言葉は重要ではないだろう。人生に好き嫌いはあっても、彼らを尊敬はできるのだから。私は彼らがここでやっていることをとても尊敬しているよ。ディエゴはどのくらいここにいる? 10年? 信じられないほどの成功を収めた彼らが、私の好きなサッカーをする理由なんてないだろう。彼らは彼らの好きなサッカーをする、それでいいじゃないか」
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