メッシ2ゴールで逆転のPSGがライプツィヒ撃破で首位キープ!《CL》
2021.10.20 06:07 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)のグループA第3節、パリ・サンジェルマン(PSG)vsRBライプツィヒが19日にパルク・デ・プランスで行われ、ホームのPSGが3-2で勝利した。
昨季のグループステージで1勝1敗の五分の戦いを演じた難敵相手に首位固めを目指した一戦では、出場停止のディ・マリア、負傷のネイマール、“家族の事情”で招集外となったイカルディ不在の中でメッシ、ムバッペの相棒にドラクスラーを起用した。
一方、前節クラブ・ブルージュに敗れてまさかの連敗スタートとなったライプツィヒは、3大会連続の決勝トーナメント進出に暗雲垂れ込む。直近のフライブルク戦を1-1のドローで終え、微妙な形で敵地へ乗り込んだチームは先発5人を変更。ポウルセンやショボスライ、フォルスベリらがベンチスタートとなり、アンドレ・シウバやライマー、アンヘリーニョらがスタメンに復帰した。
エンクンクとアンドレ・シウバの2トップに3センターハーフを置く守備的な布陣で臨んだライプツィヒが、良い守備からの攻撃で序盤の主導権を握る。
一方、守勢の入りとなったPSGだったが、好調を維持する若きエースがファーストチャンスをモノにする。9分、自陣深くでのボール奪取からマルキーニョス、ドラクスラー、ムバッペと縦パスが繋がり、高速カウンターを発動。そのままボックス内までドリブルで運んだムバッペはドラクスラーのランニングをオトリにゴール左下隅へ鋭い右足のシュートを突き刺した。
この先制点で落ち着きを取り戻したPSGは、ボールを保持しながら前に出てくる相手の背後を狙う形の攻撃で追加点を目指していく。
一方、時間の経過と共に強度の高い守備で嵌める場面を増やしていったライプツィヒは、27分にボックス中央のアンドレ・シウバが右ポスト直撃の反転シュートで決定機を創出。
すると、直後の28分には右サイドでボールを持ったアンドレ・シウバからエンクンク、アンヘリーニョとスムーズに左サイドへボールが展開されていく。そして、最後はアンヘリーニョが深い位置で入れたグラウンダーのクロスを攻撃の起点となったアンドレ・シウバがワンタッチで合わせた。
1-1のイーブンに戻った試合はここから拮抗した展開に。ホームのPSGが70%近いボール支配率で押し込む形を作るが、相手の堅固な守備ブロックの攻略に手を焼く。一方、カウンターの形から効果的にフィニッシュまで持ち込むライプツィヒは42分にボックス内のエンクンクに絶好機も右足のシュートはわずかに枠の左へ外れた。
1-1のスコアで折り返した試合は後半も展開に大きな変化はなし。だが、前半中盤以降の良い流れを維持したアウェイチームが先にゴールをこじ開ける。57分、左サイドの深い位置でボールを持ったアンヘリーニョが絶妙なクロスを入れると、うまくDFの背後からゴール前に飛び出したムキエレがワンタッチで流し込んだ。
一瞬の隙を突かれて逆転を許したPSGは61分にエレーラとグイエを下げてダニーロとワイナルドゥムを同時投入。この交代でダニーロを最終ラインに落とし、[3-5-2]へ布陣を変更した。
すると、この交代の効果か、67分には右のウイングバックにポジションを上げたハキミの高い位置でのパスカットからショートカウンターを発動。このこぼれ球をムバッペが丁寧に落とすと、メッシのシュートは左ポストの内側を叩くも、跳ね返りを冷静に押し込んでCL2試合連続ゴールとした。
この同点ゴールで流れを掴んだPSGは、運動量が落ち始めたアウェイチームを押し込んでいく。そして、73分にはボックス内で仕掛けたムバッペがDFシマカンのファウルを誘いPKを奪取。ここでキッカーを務めたメッシが見事なパネンカを決めて勝ち越しに成功した。
その後、ライプツィヒがポウルセン、フォルスベリら攻撃的なカードを切って攻勢に出る中、冷静に相手の攻撃を撥ね返し続けるPSG。試合終了間際にはハキミの仕掛けからこの試合2つ目のPKを獲得。だが、キッカーのムバッペが枠を大きく外してしまい、試合を決定づける4点目を奪うことはできず。
それでも、1点のリードを守り切ったPSGが3-2で打ち勝ち、2連勝での首位キープに成功。一方、敗れたライプツィヒは厳しい3連敗となった。
PR
前節、マンチェスター・シティに2-0の会心の勝利を挙げてグループ首位に浮上したPSG。直後のリーグ戦ではスタッド・レンヌ相手に今季リーグ初黒星を喫したが、直近のアンジェ戦では多くの主力を欠いた中でも2-1で競り勝ってバウンスバックに成功した。一方、前節クラブ・ブルージュに敗れてまさかの連敗スタートとなったライプツィヒは、3大会連続の決勝トーナメント進出に暗雲垂れ込む。直近のフライブルク戦を1-1のドローで終え、微妙な形で敵地へ乗り込んだチームは先発5人を変更。ポウルセンやショボスライ、フォルスベリらがベンチスタートとなり、アンドレ・シウバやライマー、アンヘリーニョらがスタメンに復帰した。
エンクンクとアンドレ・シウバの2トップに3センターハーフを置く守備的な布陣で臨んだライプツィヒが、良い守備からの攻撃で序盤の主導権を握る。
開始3分にはボックス右に抜け出したライマーがGKケイロル・ナバスの好守を強いると、8分にも似たような形からアンドレ・シウバがゴール右下隅を狙ったシュートでゴールに迫っていく。
一方、守勢の入りとなったPSGだったが、好調を維持する若きエースがファーストチャンスをモノにする。9分、自陣深くでのボール奪取からマルキーニョス、ドラクスラー、ムバッペと縦パスが繋がり、高速カウンターを発動。そのままボックス内までドリブルで運んだムバッペはドラクスラーのランニングをオトリにゴール左下隅へ鋭い右足のシュートを突き刺した。
この先制点で落ち着きを取り戻したPSGは、ボールを保持しながら前に出てくる相手の背後を狙う形の攻撃で追加点を目指していく。
一方、時間の経過と共に強度の高い守備で嵌める場面を増やしていったライプツィヒは、27分にボックス中央のアンドレ・シウバが右ポスト直撃の反転シュートで決定機を創出。
すると、直後の28分には右サイドでボールを持ったアンドレ・シウバからエンクンク、アンヘリーニョとスムーズに左サイドへボールが展開されていく。そして、最後はアンヘリーニョが深い位置で入れたグラウンダーのクロスを攻撃の起点となったアンドレ・シウバがワンタッチで合わせた。
1-1のイーブンに戻った試合はここから拮抗した展開に。ホームのPSGが70%近いボール支配率で押し込む形を作るが、相手の堅固な守備ブロックの攻略に手を焼く。一方、カウンターの形から効果的にフィニッシュまで持ち込むライプツィヒは42分にボックス内のエンクンクに絶好機も右足のシュートはわずかに枠の左へ外れた。
1-1のスコアで折り返した試合は後半も展開に大きな変化はなし。だが、前半中盤以降の良い流れを維持したアウェイチームが先にゴールをこじ開ける。57分、左サイドの深い位置でボールを持ったアンヘリーニョが絶妙なクロスを入れると、うまくDFの背後からゴール前に飛び出したムキエレがワンタッチで流し込んだ。
一瞬の隙を突かれて逆転を許したPSGは61分にエレーラとグイエを下げてダニーロとワイナルドゥムを同時投入。この交代でダニーロを最終ラインに落とし、[3-5-2]へ布陣を変更した。
すると、この交代の効果か、67分には右のウイングバックにポジションを上げたハキミの高い位置でのパスカットからショートカウンターを発動。このこぼれ球をムバッペが丁寧に落とすと、メッシのシュートは左ポストの内側を叩くも、跳ね返りを冷静に押し込んでCL2試合連続ゴールとした。
この同点ゴールで流れを掴んだPSGは、運動量が落ち始めたアウェイチームを押し込んでいく。そして、73分にはボックス内で仕掛けたムバッペがDFシマカンのファウルを誘いPKを奪取。ここでキッカーを務めたメッシが見事なパネンカを決めて勝ち越しに成功した。
その後、ライプツィヒがポウルセン、フォルスベリら攻撃的なカードを切って攻勢に出る中、冷静に相手の攻撃を撥ね返し続けるPSG。試合終了間際にはハキミの仕掛けからこの試合2つ目のPKを獲得。だが、キッカーのムバッペが枠を大きく外してしまい、試合を決定づける4点目を奪うことはできず。
それでも、1点のリードを守り切ったPSGが3-2で打ち勝ち、2連勝での首位キープに成功。一方、敗れたライプツィヒは厳しい3連敗となった。
PR
|
関連ニュース