磐田と京都が揃ってドロー! 優勝争いに変動なし【明治安田J2第34節】

2021.10.17 19:15 Sun
明治安田生命J2リーグ第34節の6試合が17日に各地で行われた。

首位の磐田(勝ち点72)は栃木とのアウェイ戦に臨んだ。現在3連勝中と優勝に向けて好調だったものの、この日は17分にFKから栃木の柳にヘディングシュートを決められ、追いかける展開に。攻撃面では相手の積極的な守備に手を焼き、なかなかチャンスが作れない。
それでも、37分にルキアンのポストプレーから放った大津のシュートがクロスバーを叩くなど徐々に攻撃が回り始めると迎えた44分、CKの流れで右サイドから鈴木がクロスを上げると、競り勝った大井が頭で合わせて同点に追いついた。

折り返しの立ち上がりにはルキアンのヘディングシュートが相手GKを強襲した磐田。後半はコンスタントにゴールに迫ったものの、肝心のゴールが決められず、1-1で試合終了。勝ち点1にとどまった。

この隙に勝ち点差を埋めたい2位の京都(勝ち点70)はアウェイで群馬と対戦。前半から押し込んでいくも20分に飯田が放ったシュートは左ポストをかすめるなど、磐田同様になかなか点が入らない。すると44分、右サイドバックの飯田がGKに下げたパスを大前に奪われ痛恨の失点を喫してしまう。
それでも後半立ち上がりの50分、直近5試合で3ゴール1アシストの頼れる男ウタカが魅せる。左サイドの白井から横パスを受けると、ボックス手前左から迷わず右足一閃。グラウンダーのシュートがゴール左に決まり、試合を振り出しに戻した。

60分には松田が決定機を迎えるが、ボックス左から狙ったシュートは、カバーに入っていた小島に頭で弾かれてしまう。逆に試合終了間際にはクロスバーに救われるなど勝ち切れなかった京都。磐田との勝ち点差は2ポイントのままとなった。

その他、金沢の本拠地に乗り込んだ甲府(勝ち点60)は、中村と須貝のゴールを守り切って3連勝。前日に新潟と引き分けていた長崎を抜いて3位に浮上している。

◆第34節
▽10/17(日)
ファジアーノ岡山 3-0 松本山雅FC
栃木SC 1-1 ジュビロ磐田
ジェフユナイテッド千葉 2-1 大宮アルディージャ
ツエーゲン金沢 1-2 ヴァンフォーレ甲府
レノファ山口FC 2-2 水戸ホーリーホック
ザスパクサツ群馬 1-1 京都サンガF.C.

▽10/16(土)
ブラウブリッツ秋田 0-2 FC町田ゼルビア
SC相模原 0-1 モンテディオ山形
ギラヴァンツ北九州 2-2 東京ヴェルディ
V・ファーレン長崎 1-1 アルビレックス新潟
FC琉球 0-1 愛媛FC
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