ユナイテッドが敵地でのリーグ戦30戦ぶりの敗戦…レスターとの打ち合いに敗れリーグ3戦未勝利《プレミアリーグ》
2021.10.17 01:26 Sun
プレミアリーグ第8節、レスター・シティvsマンチェスター・ユナイテッドが16日にキング・パワー・スタジアムで行われ、ホームのレスターが4-2で勝利した。
今季ここまで13位と出遅れたレスターは直近4戦未勝利と、ここが踏ん張りどころ。強豪をホームで迎え撃ったこの一戦では、エンディディやフォファナ、ジャスティンといった長期離脱組を除くベストメンバーを起用。[3-4-1-2]の前線はマディソン、イヘアナチョ、ヴァーディが並びバーンズはベンチスタートとなった。
一方、エバートンとの前節を1-1のドローで終えた4位のユナイテッドはリーグ戦2試合未勝利と、こちらも勝ち切れない状況が続く。そういった中、今節からはチャンピオンズリーグ(CL)のアタランタとの連戦を含め、強豪相手の6連戦に臨む。
その連戦初戦ではエバートン戦から先発5人を負傷。代表戦で負傷のヴァランに替わって負傷明けのマグワイアが復帰したほか、中盤の底をフレッジとマクトミネイのコンビからポグバ、マティッチに変更。前線はカバーニとマルシャルに替わってサンチョとクリスティアーノ・ロナウドが先発に復帰した。また、肩の手術から回復したラッシュフォードが今季初のベンチ入りを果たした。
試合は立ち上がりから切り替えの精度で勝るホームチームが押し込む入りを見せる。相手前線の守備強度の問題もあり、スムーズなビルドアップが可能なレスターは、要所で相手の守備バランスを崩し、イヘアナチョを起点に続けて決定機を創出していく。
グリーンウッドのスーパーミドルで先手を奪ったユナイテッドは、ここからボールを握って攻勢を継続。28分にはボックス内でC・ロナウドに絶好機も、ここはシュートコースが甘くGKシュマイケルの好守に遭う。
失点以降は鋭いカウンターで幾度か良い形を作り出すレスターは、リカルド・ペレイラのダイレクトでの折り返しが左ポストを掠めるなど、ゴールの匂いを感じさせる攻撃を続ける。すると、31分には意外な形からこちらもスーパーゴールが生まれる。
ユナイテッドのビルドアップの場面でGKデ・ヘアから足元にパスを受けたDFマグワイアに猛烈なプレスをかけたイヘアナチョがうまく引っかけると、奪ったボールをすかさずボックス手前中央のティーレマンスに繋ぐと、ティーレマンスの狙いすました右足のダイレクトシュートがゴール左上隅の完璧なコースに決まった。
互いにスーパーゴールでスコアを動かした両者は、前半終盤にかけても白熱の攻防を繰り広げる。その中で追いついた勢いに乗るレスターは、より多くのチャンスを作り出したが、40分のイヘアナチョの鋭いミドルシュートが枠の右に外れるなど、やや最後の質を欠き、前半の内に追いつくことはできなかった。
後半も互いにシュートを打ち合うオープンな入りを見せた両者は後半も拮抗した戦いを継続。その中でやや劣勢のユナイテッドは65分、サンチョを下げてラッシュフォードを最初の交代カードとして切る。
一方、よりゴールの匂いを感じさせるホームチームは70分過ぎにマディソン、イヘアナチョを下げてアジョセ・ペレス、ダカを続けて投入。
すると、この交代直後の76分にはティーレマンスが見事なミドルシュートで逆転ゴールに迫るも、これはGKデ・ヘアに触られて左ポストを叩く。だが、畳みかけるホームチームは78分、右CKの流れからダカのシュートのこぼれ球をソユンクが押し込んで逆転に成功した。
耐え切れずに逆転を許したユナイテッドは失点直後にマティッチとグリーンウッドを下げてマクトミネイ、リンガードを同時投入。ここから攻勢を強めると、82分にはリンデロフからのロングフィード1本で相手の背後を完璧に取ったラッシュフォードがGKシュマイケルとの一対一を制し、今季初出場でいきなりゴールを挙げる。
だが、この失点にも全く動揺を見せないレスターは失点からわずか50秒余りで再び勝ち越す。ボックス左で仕掛けたアジョセ・ペレスから丁寧な折り返しを受けたヴァーディが豪快な右足のシュートをゴール右隅へ突き刺し、リーグ戦4試合連続ゴールとした。
その後、試合はユナイテッドがリスクを冒した攻めを見せるが、C・ロナウドらが決定機をモノにできなす。すると、試合終了間際の91分には相手陣内左サイド深くで得たFKの場面でティーレマンスのクロスがファーに流れたところをダカが冷静に押し込み、試合を決定づけるプレミア初ゴールとした。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ホームで打ち勝ったレスターがリーグ5戦ぶりの白星を挙げた。一方、守備崩壊のユナイテッドは昨季から継続していたプレミアリーグでのアウェイ無敗記録が「29」でストップ。重要な6連戦の初戦を黒星でスタートすることになった。
今季ここまで13位と出遅れたレスターは直近4戦未勝利と、ここが踏ん張りどころ。強豪をホームで迎え撃ったこの一戦では、エンディディやフォファナ、ジャスティンといった長期離脱組を除くベストメンバーを起用。[3-4-1-2]の前線はマディソン、イヘアナチョ、ヴァーディが並びバーンズはベンチスタートとなった。
その連戦初戦ではエバートン戦から先発5人を負傷。代表戦で負傷のヴァランに替わって負傷明けのマグワイアが復帰したほか、中盤の底をフレッジとマクトミネイのコンビからポグバ、マティッチに変更。前線はカバーニとマルシャルに替わってサンチョとクリスティアーノ・ロナウドが先発に復帰した。また、肩の手術から回復したラッシュフォードが今季初のベンチ入りを果たした。
試合は立ち上がりから切り替えの精度で勝るホームチームが押し込む入りを見せる。相手前線の守備強度の問題もあり、スムーズなビルドアップが可能なレスターは、要所で相手の守備バランスを崩し、イヘアナチョを起点に続けて決定機を創出していく。
一方、序盤の劣勢を凌いだユナイテッドは15分を過ぎた辺りから相手陣内でのプレー時間を増やしていく。すると19分、右サイドでブルーノ・フェルナンデスとのパス交換からドリブルで内に切り込んだグリーンウッドが左足を振り抜くと、左足アウトにかかった鋭いシュートが左ポストの内側を叩きゴールネットを揺らした。
グリーンウッドのスーパーミドルで先手を奪ったユナイテッドは、ここからボールを握って攻勢を継続。28分にはボックス内でC・ロナウドに絶好機も、ここはシュートコースが甘くGKシュマイケルの好守に遭う。
失点以降は鋭いカウンターで幾度か良い形を作り出すレスターは、リカルド・ペレイラのダイレクトでの折り返しが左ポストを掠めるなど、ゴールの匂いを感じさせる攻撃を続ける。すると、31分には意外な形からこちらもスーパーゴールが生まれる。
ユナイテッドのビルドアップの場面でGKデ・ヘアから足元にパスを受けたDFマグワイアに猛烈なプレスをかけたイヘアナチョがうまく引っかけると、奪ったボールをすかさずボックス手前中央のティーレマンスに繋ぐと、ティーレマンスの狙いすました右足のダイレクトシュートがゴール左上隅の完璧なコースに決まった。
互いにスーパーゴールでスコアを動かした両者は、前半終盤にかけても白熱の攻防を繰り広げる。その中で追いついた勢いに乗るレスターは、より多くのチャンスを作り出したが、40分のイヘアナチョの鋭いミドルシュートが枠の右に外れるなど、やや最後の質を欠き、前半の内に追いつくことはできなかった。
後半も互いにシュートを打ち合うオープンな入りを見せた両者は後半も拮抗した戦いを継続。その中でやや劣勢のユナイテッドは65分、サンチョを下げてラッシュフォードを最初の交代カードとして切る。
一方、よりゴールの匂いを感じさせるホームチームは70分過ぎにマディソン、イヘアナチョを下げてアジョセ・ペレス、ダカを続けて投入。
すると、この交代直後の76分にはティーレマンスが見事なミドルシュートで逆転ゴールに迫るも、これはGKデ・ヘアに触られて左ポストを叩く。だが、畳みかけるホームチームは78分、右CKの流れからダカのシュートのこぼれ球をソユンクが押し込んで逆転に成功した。
耐え切れずに逆転を許したユナイテッドは失点直後にマティッチとグリーンウッドを下げてマクトミネイ、リンガードを同時投入。ここから攻勢を強めると、82分にはリンデロフからのロングフィード1本で相手の背後を完璧に取ったラッシュフォードがGKシュマイケルとの一対一を制し、今季初出場でいきなりゴールを挙げる。
だが、この失点にも全く動揺を見せないレスターは失点からわずか50秒余りで再び勝ち越す。ボックス左で仕掛けたアジョセ・ペレスから丁寧な折り返しを受けたヴァーディが豪快な右足のシュートをゴール右隅へ突き刺し、リーグ戦4試合連続ゴールとした。
その後、試合はユナイテッドがリスクを冒した攻めを見せるが、C・ロナウドらが決定機をモノにできなす。すると、試合終了間際の91分には相手陣内左サイド深くで得たFKの場面でティーレマンスのクロスがファーに流れたところをダカが冷静に押し込み、試合を決定づけるプレミア初ゴールとした。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ホームで打ち勝ったレスターがリーグ5戦ぶりの白星を挙げた。一方、守備崩壊のユナイテッドは昨季から継続していたプレミアリーグでのアウェイ無敗記録が「29」でストップ。重要な6連戦の初戦を黒星でスタートすることになった。
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