日本からの長旅で戻った田中碧についてデュッセルドルフ指揮官「選択肢に入る」とHSV戦で起用の可能性

2021.10.15 17:25 Fri
Getty Images
デュッセルドルフのクリスティアン・プロイサー監督が、代表活動に参加していたメンバーについて言及。日本代表MF田中碧についても語った。
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田中は、10月のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に招集。7日のサウジアラビア代表戦は出場機会がなかったものの、12日のオーストラリア代表戦では先発フル出場。日本代表初ゴールを記録し、チームの勝利に貢献した。
代表活動を終えて日本からドイツへと戻った田中。14日のトレーニングには参加せず、リカバリーを個別に行っていた。

プロイサー監督は、16日に控えるブンデスリーガ2部第10節のハンブルガーSV戦に向けた記者会見に出席。代表メンバーについて言及し、田中がトレーニングには参加していないと語った。

「全ての選手が戻ってきた。長い旅をした(田中)碧だけが、今日はトレーニングをしなかった」
「ただ、明日からフルで練習を再開する予定だ。土曜日の試合では彼は選択肢に入るだろう」

「残りの選手は全員トレーニングをしている。フェリックス・クラウスも戻ってきた」

また、ハンブルガー戦についても言及し「HSVに対してはしっかりとした守備をしなければいけない。ハンブルクでは大歓声の中での戦いとなるだろう。準備は万全だが、90分間示さなければいけない」と語り、アウェイゲームの難しさを語った。

さらに、U-21ドイツ代表に招集されていたMFアペルカンプ真大が新型コロナウイルス(COVID-19)のPCR検査で陽性判定を受けた件についても触れ、「もちろん、シンタのコロナ感染のニュースは嬉しいものではない。ただ、残念ながらこれも仕事の一部だ」としながらも、「ただ、最も重要なことは、彼がすぐに元気になることだ」と回復を願った。



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