レーティング: 日本代表 2-1 オーストラリア代表《カタールW杯アジア最終予選》

2021.10.12 21:45 Tue
Getty Images
12日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の日本代表vsオーストラリア代表の一戦が埼玉スタジアム2002で行われ、2-1で日本が勝利した。

超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽日本代表採点
©CWS Brains, LTD.

※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし

GK
12 権田修一 6.0

セットプレーでは何度もセーブ。FKはノーチャンス。最後の最後まで落ち着いていた。
DF
5 長友佑都 6.0

守備でもハードに、積極的に高い位置を取り攻撃参加を見せていた。

(→20 中山雄太 -)

出場時間が短く採点なし。

16 冨安健洋 6.5

安定した対人守備。空中戦も負けずにしっかりと守備対応を見せた。

19 酒井宏樹 6.0

積極的に仕掛ける伊東のサポート。サイド攻撃に対してもしっかりと対応した。

22 吉田麻也 6.0

落ち着いた守備対応。チームを鼓舞し続け、前に後ろによく対応した。

MF
6 遠藤航 6.5

タイトなプレス、激しいデュエルで何度も攻撃の起点に。相手の決定機でもブロック。

10 南野拓実 6.0

先制点を呼び込むクロス。ビルドアップも落ち着いていた。

(→18 浅野拓磨 6.0)

出場してから前線でランニングし押し込むプレー。決勝ゴールのオウンゴールに繋がった素晴らしいシュート。

13 守田英正 6.5

的確なポジショニングでセカンドボール回収。ボール奪取からの攻撃にも積極参加。失点に繋がったFKへの対応は仕方ない。

(→7 柴崎岳 -)

出場時間が短く採点なし。

14 伊東純也 6.5

出場停止が明け、立ち上がりから積極的な仕掛け。オーストラリアの脅威になり続けた。

17 田中碧 7.0

最終予選初先発で日本代表初ゴール。貴重な先制点に。攻守にわたり90分間を戦い続け、貴重な勝利に貢献した。

FW
15 大迫勇也 5.5

ソウターとのマッチアップで負けない。体を張ってキープも見せるが最大の決定機をまたも決められず。負傷交代。

(→11 古橋亨梧 6.0)

鋭い動き出しで何度か決定機を迎えたがゴールならず。それでも守備対応を含め、スイッチを入れる役割をになった。

監督
森保一 6.0

中盤を3枚にするシステム変更。田中碧を先発に抜擢した采配が当たった。途中投入の浅野拓磨もゴールに絡むなど、采配がこの試合は的中した。

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
田中碧(日本)

最終予選で初の先発出場で見事な先制ゴール。守備面でもしっかりとプレスをかけ続け、ポジションどり、パスの選択と素晴らしい出来だった。

日本代表 2-1 オーストラリア代表
【日本】
田中碧(前8)
オウンゴール(後41)
【オーストラリア】
フルスティッチ(後24)
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