ヴェッラッティ、PSGへの深い愛を語る 「このクラブに恋をしている」

2021.10.11 00:27 Mon
Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティ(28)がパリでの現役引退の可能性を示唆している。同選手がフランス『France Bleu』で語っている。

母国イタリアのペスカーラでプロキャリアをスタートし、鬼才ズデネク・ゼーマンの下、同胞FWロレンツォ・インシーニェチーロ・インモービレと共に“若手三銃士”として台頭したヴェッラッティ。
その後、2012年にはユベントスやミラン、インテルといった国内の名門クラブがこぞって関心を示した中、メガクラブへの歩みを進め始めたPSGへの移籍を選択した。そして、ここまで在籍9年間で公式戦350試合に出場するなど、今やチーム最古参の選手としてチームを牽引する一人となっている。

これまでも前述の母国クラブに加え、バルセロナやレアル・マドリー、プレミアリーグへの移籍の可能性が取り沙汰されてきたヴェッラッティだが、今や第二の故郷といえるパリでの生活に充実感を覚えており、PSGで現役を終えることも真剣に検討しているようだ。

「パリは僕にすべてを与えてくれた。フットボールの観点から言えば、偉大なチャンピオンと一緒にプレーしたり、偉大な試合でプレーするチャンスがあり、それは自分が何よりも望んでいたことだったよ」
「僕はこのクラブに恋をしているんだ。だからこそ、常に最大限の力を発揮し、自分に与えられた信頼に応えようとしているよ」

「イタリアのある州の小さな町から来た少年だったけど、ここですべてを手に入れることができた。それに僕の子供たちもここで生まれた」

「18歳より少し上の年齢というのは、人生において最高の時期のひとつだと思う。そして僕は、その時期をここで過ごし、信じられないほど素晴らしい経験をしてきたんだ」

「一人の男となり、愛を見つけた。だからこそ、ここで経験したことはすべて、素晴らしい思い出になっているよ」

「今後の人生設計? まだ少し時間があるよ。ただ、自分の中で感じていることは、これからもずっとこのパリに住むということさ」
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