デパイ、今夏のバルセロナ移籍に後悔なし! 「状況を好転させることができる」

2021.10.05 23:12 Tue
Getty Images
オランダ代表FWメンフィス・デパイは、今夏のバルセロナ移籍という自身の決断を後悔していないようだ。オランダ『ESPN』が伝えている。

今夏、リヨンからフリートランスファーでバルセロナへ加入したデパイ。大幅な減俸を受け入れての加入となったものの、共演を楽しみにしていたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが電撃退団。さらに、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの退団や、アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロの出遅れもあって、いきなり新天地で攻撃の全権を託されている。
そういった中、過渡期を迎えるチームはクラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)でのグループステージ連敗スタートに加え、リーグ戦でも1試合未消化ながら9位と低迷に陥っている状況だ。

そのため、デパイは早くも今夏の移籍を後悔しているとの勘ぐりもあるが、同選手は厳しい現状ながらも自身の決断に後悔はないと、断言している。

「(今夏の移籍に後悔はないか?)どうしてそんなことを聞くんだ?」
「今僕がプレーしているのはバルセロナだ。このようなクラブに移籍した場合、クラブがどれほど大きな存在で、プレーヤーにとってどのような意味を持つのか、あなた方を含め周囲には理解できないと思うよ。僕自身は決して後悔はしていない」

「結果はともかく、僕はこのクラブで本当に幸せだ」

「(チームにとって)難しい時期だった。あまり話したくはないけど、多くの人は、まるで僕らのシーズンがすでに終わったかのように振舞っている」

「だけど、僕らにはまだたくさんの試合が残っている。すべてがまだオープンさ。もちろん、プレーヤーとして責任を感じているし、責任を負うべきだ。バルサではすべてのプレーヤーが同じように責任を負う。それはバルセロナのようなクラブでは当たり前のことだよ」

また、バルセロナのチーム得点王は、若手の更なる台頭、多くの負傷者の復帰によって、クラブが苦境を脱することが可能だと主張している。

「僕らは現状を理解している。難しい状況であることはわかっているよ。多くの若いプレーヤーがプレーしているし、負傷者もたくさんいる。でも、問題解決はは時間の問題だと思っているよ」

「誰もがパニックに陥っているし、バルセロナのようなクラブにとっては、新しい状況だと言える。彼らは美しいフットボールですべてを勝ち取ることに慣れているからね。これは新しい状況だけど、僕は心配していないよ。状況を好転させることができると確信している」
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