大迫&ボージャン初ゴールにイニエスタの2G1A! 武藤も3試合連続ゴールで神戸が浦和を粉砕!【明治安田J1第31節】
2021.10.02 17:10 Sat
明治安田生命J1リーグ第31節、ヴィッセル神戸vs浦和レッズが2日にノエビアスタジアム神戸で行われ、5-1で神戸が勝利した。
勝ち点54同士で並ぶ4位神戸と5位浦和の上位戦。神戸は3日前に行われた川崎フロンターレ戦では、イニエスタ、大迫、武藤のホットラインで先制に成功したものの、後半に3失点し逆転負け。連勝が2試合でストップした。対する浦和は、リーグ戦ここ7試合は6勝1分けと絶好調。前節のFC東京戦は開始1分足らずで先制されながらも、酒井と江坂の新戦力2人ゴールで逆転勝利を収めた。
今後の3位争いを左右し得る重要な一戦。先手を取ったのはホームの神戸だった。8分、敵陣左サイド中央でボールを持った酒井がゴール向かう斜めのスルーパスを送ると、ニアの佐々木を飛ばしてよりゴールに近い大迫へ繋がる。大迫はこれを左足でダイレクトで狙うと、シュートは当たり損なったものの、ショルツのスライディングブロックを掻い潜ってゴールに吸い込まれた。
大迫のJ復帰後初ゴールで、川崎F戦に続いて早い時間帯に先制に成功した神戸。その後も浦和の攻撃を許さず主導権を握って試合を進めると21分、ボックス手前左の好位置でFKを獲得。これをイニエスタが直接狙うと、GK西川の逆を突く形でゴールに突き刺さり、リードを2点に広げた。
一方、ここまで何もできずにゴールを許してしまった浦和は、28分に江坂の鋭いミドルシュートがGK飯倉を強襲し反撃の兆し。しかし31分、神戸が浦和陣内右サイドでFKを獲得すると、イニエスタのクロスに対し大外から走り込んだフェルマーレンが、ボールの落ち際を上手く流し込んで3点目…かと思われたが、フェルマーレンがオフサイドの判定に。浦和は胸を撫で下ろした。
前半で3失点と予想外の展開となった浦和。45分にCKの流れから小泉が右サイドから上げたクロスを明本が頭で合わせたが、渾身のヘディングシュートは左ポストに直撃。さらにアディショナルタイムには、江坂の左CKをショルツが頭で折り返し、最後は酒井が頭でねじ込んでネットを揺らしたが、その前に柴戸のGKに対するファウルをとられ、ゴールは認められなかった。
後半から神戸は佐々木を下げて中坂、点差を縮めたい浦和は汰木を下げてユンカーを投入し、攻撃を活性化させる。すると後半開始4分後、相手ゴールキックをセンターサークルで跳ね返し、最前線のユンカーを経由してボックス左に走り込む関根につなげる。その折り返しをゴール前に飛び込んだ小泉が押し込んで、ついに1点を返した。
だが、そんな浦和の一縷の望みを神戸がすぐさま断ち切る。4分後の53分、イニエスタがボックス手前左から左足で上げたクロスを武藤が頭で合わせて4点目。再び3点差に広がった。
その後は互いに交代カードを駆使しながら試合を進めていく中、神戸は75分に殊勲のイニエスタを下げてボージャンを投入。すると84分、そのボージャンが前線からプレスをかけて伊東からボールを奪い、ボックス手前まで前進。右足を振り抜き、加入後初ゴールを記録した。
結局、多くのトピックが生まれた神戸が5-1で浦和を粉砕。名古屋を抜いて3位に浮上した。
ヴィッセル神戸 5-1 浦和レッズ
【神戸】
大迫勇也(前8)
アンドレス・イニエスタ(前21)
アンドレス・イニエスタ(前34)
武藤嘉紀(後8)
ボージャン(後39)
【浦和】
小泉佳穂(後4)
勝ち点54同士で並ぶ4位神戸と5位浦和の上位戦。神戸は3日前に行われた川崎フロンターレ戦では、イニエスタ、大迫、武藤のホットラインで先制に成功したものの、後半に3失点し逆転負け。連勝が2試合でストップした。対する浦和は、リーグ戦ここ7試合は6勝1分けと絶好調。前節のFC東京戦は開始1分足らずで先制されながらも、酒井と江坂の新戦力2人ゴールで逆転勝利を収めた。
大迫のJ復帰後初ゴールで、川崎F戦に続いて早い時間帯に先制に成功した神戸。その後も浦和の攻撃を許さず主導権を握って試合を進めると21分、ボックス手前左の好位置でFKを獲得。これをイニエスタが直接狙うと、GK西川の逆を突く形でゴールに突き刺さり、リードを2点に広げた。
一方、ここまで何もできずにゴールを許してしまった浦和は、28分に江坂の鋭いミドルシュートがGK飯倉を強襲し反撃の兆し。しかし31分、神戸が浦和陣内右サイドでFKを獲得すると、イニエスタのクロスに対し大外から走り込んだフェルマーレンが、ボールの落ち際を上手く流し込んで3点目…かと思われたが、フェルマーレンがオフサイドの判定に。浦和は胸を撫で下ろした。
ところがその直後の34分、神戸はサンペールのパスカットから佐々木、大迫と繋ぎ、ボックス左からマイナス方向へパスを供給。これをイニエスタがボックス手前からダイレクトで右足を振り抜くと、柴戸に当たってゴールイン。イニエスタの1試合2ゴールは、2019年6月30日の名古屋グランパス戦以来となる。
前半で3失点と予想外の展開となった浦和。45分にCKの流れから小泉が右サイドから上げたクロスを明本が頭で合わせたが、渾身のヘディングシュートは左ポストに直撃。さらにアディショナルタイムには、江坂の左CKをショルツが頭で折り返し、最後は酒井が頭でねじ込んでネットを揺らしたが、その前に柴戸のGKに対するファウルをとられ、ゴールは認められなかった。
後半から神戸は佐々木を下げて中坂、点差を縮めたい浦和は汰木を下げてユンカーを投入し、攻撃を活性化させる。すると後半開始4分後、相手ゴールキックをセンターサークルで跳ね返し、最前線のユンカーを経由してボックス左に走り込む関根につなげる。その折り返しをゴール前に飛び込んだ小泉が押し込んで、ついに1点を返した。
だが、そんな浦和の一縷の望みを神戸がすぐさま断ち切る。4分後の53分、イニエスタがボックス手前左から左足で上げたクロスを武藤が頭で合わせて4点目。再び3点差に広がった。
その後は互いに交代カードを駆使しながら試合を進めていく中、神戸は75分に殊勲のイニエスタを下げてボージャンを投入。すると84分、そのボージャンが前線からプレスをかけて伊東からボールを奪い、ボックス手前まで前進。右足を振り抜き、加入後初ゴールを記録した。
結局、多くのトピックが生まれた神戸が5-1で浦和を粉砕。名古屋を抜いて3位に浮上した。
ヴィッセル神戸 5-1 浦和レッズ
【神戸】
大迫勇也(前8)
アンドレス・イニエスタ(前21)
アンドレス・イニエスタ(前34)
武藤嘉紀(後8)
ボージャン(後39)
【浦和】
小泉佳穂(後4)
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