第2節以来のC・ジュニオのゴールなどで清水が逃げ切り!福岡は6試合ぶりの黒星【明治安田J1第31節】
2021.10.02 15:59 Sat
明治安田生命J1リーグ第31節、アビスパ福岡vs清水エスパルスが10月2日にベスト電器スタジアムで行われ、1-2でアウェイの清水が勝利を収めた。
前節はサガン鳥栖に快勝し、5戦負けなしとした福岡。目標としていた残留以上の成果も目指せる位置にいるホームチームは、バトルオブ九州からはスタメンを2人変更。フアンマ・デルガドが外れ、ドウグラス・グローリ、ブルーノ・メンデスが入った。
一方の清水は、前節のヴィッセル神戸戦では前後半で異なる顔を見せてしまった。序盤の失点が響き、追い上げも実らず0-2で敗戦。今節は鈴木唯人、コロリに代わって藤本、カルリーニョス・ジュニオが先発を務めた。
ボールを持たせて守備に重点を置くいつも通りの戦いを見せる福岡は、パスを回されながらも慌てることなく機を窺う。その中で13分にはトライアングルでのパスからフィニッシュシーンを創出。最後はボックス手前から杉本が右足で狙うが、これはGK権田に阻まれた。
ただ、以降の福岡はクリアボールが前線に収まらず、守備だけに時間を割く展開が続く。すると、20分には清水に思いがけないチャンスが。流れたクロスをエミル・サロモンソンがトラップミスし、チアゴ・サンタナの前にこぼれると、右足で狙うが大きく枠を外してしまう。
ビハインドで折り返した福岡は、後半の頭から10試合ぶりのスタメンとなっていたブルーノ・メンデスを下げて渡を投入。だが、またしてもスコアを動かしたのは清水だった。中盤でのせめぎ合いから右サイドにボールがこぼれると、西澤がワンタッチでアーリークロス。フリーで走り込んだカルリーニョス・ジュニオが右足で合わせてリードを広げた。
7月10日の横浜F・マリノス戦以来、10試合ぶりに複数失点を喫した福岡は58分に渡のポストプレーから山岸がフィニッシュ。さらに、金森らを下げてドラマを生み出す左足を持つジョルディ・クルークスらを送り出す。
清水も藤本に代えてディサロを投入。直後には松岡のシュートがバーをたたき、ディサロが押し込んでネットを揺らすもオフサイドの判定となった。
まずは1点を返したい福岡はジョルディ・クルークスのクロスに田邉が頭で合わせるも枠を捉えられず。さらに左右から揺さぶりをかけ、志知の折り返しにジョン・マリが右足で合わせて81分に点差を縮める。5分後にはルーズボールを拾った渡がフェイントで原を転ばせてからボックス内で左足のフィニッシュ。だが、シュートは右に外れてしまう。
残留に向けて何としてでも3ポイントが欲しいロティーナ監督は、鈴木義宜らを投入して最終ラインを5枚にして逃げ切りを図る。攻勢を強める福岡の猛攻にさらされるも、アディショナルタイムの5分間も耐え抜き、2試合ぶりの勝利を手にした。
アビスパ福岡 1-2 清水エスパルス
【福岡】
ジョン・マリ(後36)
【清水】
チアゴ・サンタナ(前27)
カルリーニョス・ジュニオ(後3)
前節はサガン鳥栖に快勝し、5戦負けなしとした福岡。目標としていた残留以上の成果も目指せる位置にいるホームチームは、バトルオブ九州からはスタメンを2人変更。フアンマ・デルガドが外れ、ドウグラス・グローリ、ブルーノ・メンデスが入った。
ボールを持たせて守備に重点を置くいつも通りの戦いを見せる福岡は、パスを回されながらも慌てることなく機を窺う。その中で13分にはトライアングルでのパスからフィニッシュシーンを創出。最後はボックス手前から杉本が右足で狙うが、これはGK権田に阻まれた。
ただ、以降の福岡はクリアボールが前線に収まらず、守備だけに時間を割く展開が続く。すると、20分には清水に思いがけないチャンスが。流れたクロスをエミル・サロモンソンがトラップミスし、チアゴ・サンタナの前にこぼれると、右足で狙うが大きく枠を外してしまう。
絶好機を逸した清水だったが、飲水タイム明け最初のプレーで試合を動かす。福岡のスローインを中盤でカットし、チアゴ・サンタナからパスを受けた西澤が敵陣中央で持ち運ぶ。前に対応されるも、セカンドボールが藤本の下へ転がると、ボックス手前左からグラウンダーのシュート。GK村上がはじいたところをチアゴ・サンタナが蹴り込んでネットを揺らした。
ビハインドで折り返した福岡は、後半の頭から10試合ぶりのスタメンとなっていたブルーノ・メンデスを下げて渡を投入。だが、またしてもスコアを動かしたのは清水だった。中盤でのせめぎ合いから右サイドにボールがこぼれると、西澤がワンタッチでアーリークロス。フリーで走り込んだカルリーニョス・ジュニオが右足で合わせてリードを広げた。
7月10日の横浜F・マリノス戦以来、10試合ぶりに複数失点を喫した福岡は58分に渡のポストプレーから山岸がフィニッシュ。さらに、金森らを下げてドラマを生み出す左足を持つジョルディ・クルークスらを送り出す。
清水も藤本に代えてディサロを投入。直後には松岡のシュートがバーをたたき、ディサロが押し込んでネットを揺らすもオフサイドの判定となった。
まずは1点を返したい福岡はジョルディ・クルークスのクロスに田邉が頭で合わせるも枠を捉えられず。さらに左右から揺さぶりをかけ、志知の折り返しにジョン・マリが右足で合わせて81分に点差を縮める。5分後にはルーズボールを拾った渡がフェイントで原を転ばせてからボックス内で左足のフィニッシュ。だが、シュートは右に外れてしまう。
残留に向けて何としてでも3ポイントが欲しいロティーナ監督は、鈴木義宜らを投入して最終ラインを5枚にして逃げ切りを図る。攻勢を強める福岡の猛攻にさらされるも、アディショナルタイムの5分間も耐え抜き、2試合ぶりの勝利を手にした。
アビスパ福岡 1-2 清水エスパルス
【福岡】
ジョン・マリ(後36)
【清水】
チアゴ・サンタナ(前27)
カルリーニョス・ジュニオ(後3)
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