代理監督で快勝のバルセロナ、スロイデル氏は離脱選手の復帰を望む「とても強力な選手が揃っている」

2021.09.27 13:25 Mon
Getty Images
バルセロナのアルフレッド・スロイデル アシスタントコーチがレバンテ戦を振り返った。スペイン『マルカ』が伝えた。バルセロナは26日、ラ・リーガ第7節でレバンテをホームに迎えた。
23日に行われた第6節のカディス戦で、ロナルド・クーマン監督が判定に抗議し退場処分となっており、スロイデル氏が代理で指揮を執った。

試合は開始6分にメンフィス・デパイ、14分にルーク・デ・ヨングとオランダ代表のコンビが揃ってゴールを決め試合を優位に進める。

すると81分には、ケガから322日ぶりに復帰となったスペイン代表FWアンス・ファティがピッチに立つと、そのファティは91分にダメ押しとなる3点目を記録。チームは3-0で勝利を収めた。
不振が続き、クーマン監督への風当たりがかなり厳しくなっていた中、ホームゲームでしっかりと勝利したバルセロナ。スロイデル氏はこの試合へのプレッシャーについて語った。

「今回に限らず、このような試合はたくさんある。今日はとても上手くいった。選手たちのエネルギーはとても良かった。みんなにとって最高の瞬間だった」

一方で、クーマン監督も再三口にしていた離脱者の多さについてもコメント。選手が揃えば問題ないと語った。

「全ての選手が健康であれば、素晴らしいスターティングメンバーや選択肢があると思う。今、我々は離脱している選手が最善を尽くすことを確実にする必要がある」

「ペドリはすぐに戻ってくるだろう。誰もが起用できるときは、とても強力な選手が揃っている」

また、この試合で322日ぶりに復帰したアンス・ファティについても言及。復帰を喜ぶとともに、チームとしてのパフォーマンスも良かったと語った。

「彼が素晴らしい選手であることは、我々は知っている。彼は我々が必要としている個人のクオリティを持っており、それを知っている。彼が再びプレーできる準備が整っていることをとても嬉しく思う」

「今日はとても良いサッカーをした。選手たちがよく関わっていた。アンスが戻り、とても良かったが、他の選手たちも忘れられない」

「彼らは素晴らしい試合をした。ガビ、ニコ(ラス・ゴンサレス)もそうだ。ファンもとても幸せだっただろう」

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