川崎Fが連夜の逆転勝ち! 知念の後半AT弾で粘る湘南を振り切る【明治安田J1第30節】
2021.09.26 19:21 Sun
明治安田生命J1リーグ第30節、川崎フロンターレvs湘南ベルマーレが26日に等々力陸上競技場で行われ、2-1で川崎Fが逆転勝ちを収めた。
水曜日のゲームでは鹿島アントラーズを相手に逆転勝ちを収めた川崎Fは、その試合からスタメンを7人変更。値千金の決勝点を挙げた宮城らが先発に名を連ねた。また、川崎市水道局の給水100周年を記念して今夏限定の「水ユニ」を着用した。
一方、ミッドウィークに天皇杯でガンバ大阪に惨敗を喫した湘南は、出場停止の大岩に代わって舘が9試合ぶりのスタメンに。スリーセンターバックの右に入った。
最初に決定機を迎えたのは川崎F。10分、遠野からの縦パスを収めた小林が、ボックス右で切り返しから左足のシュート。これはGK谷が体勢を崩しながらも足でセーブした。
すると15分には湘南にチャンス。右サイドの高い位置でボールを奪うと、中央を経由して逆サイドまで展開。大橋が平岡からパスを受け、ボックス左で縦に仕掛けてグラウンダーのクロス。ディフレクトしたボールをニアに入り込んだ田中聡が右アウトで合わせて先制した。
いまいち攻撃がかみ合わない川崎Fはハーフタイムに3枚替えを決行。マルシーニョらを送り出すと、そのマルシーニョが早々にドリブル突破からゴールに迫る。さらに左に開いた知念から中央の旗手を経由し、上がってきた山根が左足でシュート。だが、これもバーを越えた。
ボール回しにテンポが出始め、湘南のプレスを剥がせるようになってきた川崎Fは66分に追い付く。脇坂が大きなサイドチェンジで局面を変えると、山根のクロスに飛び込んだのは旗手。舘に競り勝ってヘディングを叩き込み、試合を振り出しに戻した。
追い付かれた湘南もカウンターから山田が狙い、厚みのある攻撃から杉岡にもシュートシーンが生まれるが、枠を捉えられない。マイボールの時間が少なくなる中で82分には2枚替え。三幸とウェリントン・ジュニオールをピッチへ送り出した。
残り時間は川崎Fが押し込み、湘南を自陣ゴール前へ釘付けにする。アディショナルタイム1分には山根の柔らかいクロスにマルシーニョが頭で合わせるも、枠の左へ外れる。
攻め込み続けた川崎Fの攻撃は94分にようやく結実する。右サイドでボールをキープした家長が左足でクロスを入れると、知念が頭で合わせて逆転に成功。知念はゴール後、着地の瞬間に足を攣って倒れ込んだ。
残りわずかな時間も川崎Fがボールをキープしてタイムアップ。苦しみながらも、2試合連続の逆転勝ちで首位をキープした。
川崎フロンターレ 2-1 湘南ベルマーレ
【川崎F】
旗手怜央(後21)
知念慶(後49)
【湘南】
田中聡(前15)
水曜日のゲームでは鹿島アントラーズを相手に逆転勝ちを収めた川崎Fは、その試合からスタメンを7人変更。値千金の決勝点を挙げた宮城らが先発に名を連ねた。また、川崎市水道局の給水100周年を記念して今夏限定の「水ユニ」を着用した。
最初に決定機を迎えたのは川崎F。10分、遠野からの縦パスを収めた小林が、ボックス右で切り返しから左足のシュート。これはGK谷が体勢を崩しながらも足でセーブした。
すると15分には湘南にチャンス。右サイドの高い位置でボールを奪うと、中央を経由して逆サイドまで展開。大橋が平岡からパスを受け、ボックス左で縦に仕掛けてグラウンダーのクロス。ディフレクトしたボールをニアに入り込んだ田中聡が右アウトで合わせて先制した。
直後には裏へ抜け出した大橋が一対一を迎えるも、ここはGKチョン・ソンリョンがセーブ。川崎Fも立て続けのフィニッシュで湘南ゴールを脅かし、31分には相手のビルドアップのミスから宮城がフリーで狙うが、ボックス左からの右足シュートは枠を外れた。
いまいち攻撃がかみ合わない川崎Fはハーフタイムに3枚替えを決行。マルシーニョらを送り出すと、そのマルシーニョが早々にドリブル突破からゴールに迫る。さらに左に開いた知念から中央の旗手を経由し、上がってきた山根が左足でシュート。だが、これもバーを越えた。
ボール回しにテンポが出始め、湘南のプレスを剥がせるようになってきた川崎Fは66分に追い付く。脇坂が大きなサイドチェンジで局面を変えると、山根のクロスに飛び込んだのは旗手。舘に競り勝ってヘディングを叩き込み、試合を振り出しに戻した。
追い付かれた湘南もカウンターから山田が狙い、厚みのある攻撃から杉岡にもシュートシーンが生まれるが、枠を捉えられない。マイボールの時間が少なくなる中で82分には2枚替え。三幸とウェリントン・ジュニオールをピッチへ送り出した。
残り時間は川崎Fが押し込み、湘南を自陣ゴール前へ釘付けにする。アディショナルタイム1分には山根の柔らかいクロスにマルシーニョが頭で合わせるも、枠の左へ外れる。
攻め込み続けた川崎Fの攻撃は94分にようやく結実する。右サイドでボールをキープした家長が左足でクロスを入れると、知念が頭で合わせて逆転に成功。知念はゴール後、着地の瞬間に足を攣って倒れ込んだ。
残りわずかな時間も川崎Fがボールをキープしてタイムアップ。苦しみながらも、2試合連続の逆転勝ちで首位をキープした。
川崎フロンターレ 2-1 湘南ベルマーレ
【川崎F】
旗手怜央(後21)
知念慶(後49)
【湘南】
田中聡(前15)
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