堅実な試合運びを見せた広島、札幌に無失点快勝で2試合ぶり白星!【明治安田J1第30節】
2021.09.26 15:05 Sun
明治安田生命J1リーグ第30節、北海道コンサドーレ札幌vsサンフレッチェ広島が26日に札幌ドームで行われ、0-2で広島が勝利した。
札幌が1試合消化が少ないながらも勝ち点39で並ぶ両チームの対決。札幌は第28節のセレッソ大阪戦で勝利を挙げたものの、前節のヴィッセル神戸戦で敗れ、リーグ戦ここ5試合の成績は1勝4敗と苦しい時期が続いている。また、得点数もそのC大阪戦での2つのみとなっており、まずは失点を抑えることが主題となる今節の先発は、神戸戦からの変更は1人。トゥチッチに代わって小柏が起用された。
一方の広島も、この2試合前に柏レイソルに快勝したものの、22日に行われた第32節のC大阪戦で敗れたため、ここ5試合の成績は2勝1分け2敗といまいち乗り切れない状況が続く。スタメンはC大阪戦から4人変更。青山、東、柴崎、ジュニオール・サントスがスタメンに名を連ねた。
3月の前回対戦では8分までに2ゴールを挙げて勝利を収めた広島は、今回も立ち上がりから札幌ゴールに迫る。まずは2分、青山のパスを受けたドウグラス・ヴィエイラがドリブルでDF2人の間を突破しGKと一対一に。ここはGK菅野に軍配が上がるが、そのCKの場面で、左から上がったクロスのこぼれ球をドウグラス・ヴィエイラがボックス右からシュートを放つと、高嶺がブロックしたサードボールを佐々木が押し込んで、再び早い時間帯の先制に成功した。
またも出鼻を挫かれた札幌は、10分にルーカス・フェルナンデスがドリブルでボックス右に侵入しシュートまで運ぶ。22分には金子がボックス手前から左足で狙うが、ここはGK林に阻まれた。さらに31分にはピッチの幅を広く使ったパスワークで広島を翻弄。最後にボックス右のスペースでパスを受けた駒井は佐々木に止められてしまうものの、ここまで同様の形で何度か相手ゴールを脅かしている。
まずは追いつきたい札幌は、ハーフタイムに荒野に代えてドウグラス・オリヴェイラを投入。すると51分、そのD・オリヴェイラのワンタッチパスがゴール前の金子に渡り、金子は細かいタッチでDFを巧みにかわしゴールに流し込んだ。しかし、ここはオフサイドの判定に。それでもD・オリヴェイラの投入で攻撃に厚みが増した。
対する広島は55分にジュニオール・サントスに代わり森島がピッチへ。65分に得たCKのチャンスでは、柴崎のクロスに荒木が頭で合わせる決定機を迎えたが、GK菅野に掻き出され、追加点ならず。
その後、札幌は飲水タイムを挟んで青木とトゥチッチを入れ替え。その直後のプレーで菅が左サイドから入れたグラウンダーのクロスが広島の選手に当たってゴールに向かう。あわやオウンゴールというシーンだったが、GK林もここでビッグセーブを披露。そのCKではルーカス・フェルナンデスのクロスをD・オリヴェイラが頭で合わせるも、惜しくも枠を捉えることができず。
着々と勝利が近づく広島は、77分に藤井のクロスをダイレクトで合わせたドウグラス・ヴィエイラのシュートがクロスバーに阻まれて得点のチャンスを逸したが、80分過ぎにそのD・ヴィエイラがボックス右で菅に足首を踏まれて転倒。一旦プレーは流されたが、その後にオンフィールドレビューなどでしばらく協議が続いた結果、広島にPKが与えられることに。これをD・ヴィエイラ自ら決めて、終盤で点差を広げた。
これで逃げ切るのみとなった広島。後半アディショナルタイムには足をつったD・ヴィエイラと東を下げつつ時間を使って試合をクローズ。2試合ぶりの勝利を収めた。一方の札幌はこれで2連敗となった。
北海道コンサドーレ札幌 0-2 サンフレッチェ広島
【広島】
佐々木翔(前3)
ドウグラス・ヴィエイラ(後39)
札幌が1試合消化が少ないながらも勝ち点39で並ぶ両チームの対決。札幌は第28節のセレッソ大阪戦で勝利を挙げたものの、前節のヴィッセル神戸戦で敗れ、リーグ戦ここ5試合の成績は1勝4敗と苦しい時期が続いている。また、得点数もそのC大阪戦での2つのみとなっており、まずは失点を抑えることが主題となる今節の先発は、神戸戦からの変更は1人。トゥチッチに代わって小柏が起用された。
3月の前回対戦では8分までに2ゴールを挙げて勝利を収めた広島は、今回も立ち上がりから札幌ゴールに迫る。まずは2分、青山のパスを受けたドウグラス・ヴィエイラがドリブルでDF2人の間を突破しGKと一対一に。ここはGK菅野に軍配が上がるが、そのCKの場面で、左から上がったクロスのこぼれ球をドウグラス・ヴィエイラがボックス右からシュートを放つと、高嶺がブロックしたサードボールを佐々木が押し込んで、再び早い時間帯の先制に成功した。
またも出鼻を挫かれた札幌は、10分にルーカス・フェルナンデスがドリブルでボックス右に侵入しシュートまで運ぶ。22分には金子がボックス手前から左足で狙うが、ここはGK林に阻まれた。さらに31分にはピッチの幅を広く使ったパスワークで広島を翻弄。最後にボックス右のスペースでパスを受けた駒井は佐々木に止められてしまうものの、ここまで同様の形で何度か相手ゴールを脅かしている。
失点以降ペースを握り続けるホームの札幌。40分には左サイドの菅からボックス手前の駒井へ鋭いパスが繋がり、そこからゴール左下を狙ったシュートを放つ。良いコースを捉えていたが、好調のGK林にここも好セーブをされてしまった。
まずは追いつきたい札幌は、ハーフタイムに荒野に代えてドウグラス・オリヴェイラを投入。すると51分、そのD・オリヴェイラのワンタッチパスがゴール前の金子に渡り、金子は細かいタッチでDFを巧みにかわしゴールに流し込んだ。しかし、ここはオフサイドの判定に。それでもD・オリヴェイラの投入で攻撃に厚みが増した。
対する広島は55分にジュニオール・サントスに代わり森島がピッチへ。65分に得たCKのチャンスでは、柴崎のクロスに荒木が頭で合わせる決定機を迎えたが、GK菅野に掻き出され、追加点ならず。
その後、札幌は飲水タイムを挟んで青木とトゥチッチを入れ替え。その直後のプレーで菅が左サイドから入れたグラウンダーのクロスが広島の選手に当たってゴールに向かう。あわやオウンゴールというシーンだったが、GK林もここでビッグセーブを披露。そのCKではルーカス・フェルナンデスのクロスをD・オリヴェイラが頭で合わせるも、惜しくも枠を捉えることができず。
着々と勝利が近づく広島は、77分に藤井のクロスをダイレクトで合わせたドウグラス・ヴィエイラのシュートがクロスバーに阻まれて得点のチャンスを逸したが、80分過ぎにそのD・ヴィエイラがボックス右で菅に足首を踏まれて転倒。一旦プレーは流されたが、その後にオンフィールドレビューなどでしばらく協議が続いた結果、広島にPKが与えられることに。これをD・ヴィエイラ自ら決めて、終盤で点差を広げた。
これで逃げ切るのみとなった広島。後半アディショナルタイムには足をつったD・ヴィエイラと東を下げつつ時間を使って試合をクローズ。2試合ぶりの勝利を収めた。一方の札幌はこれで2連敗となった。
北海道コンサドーレ札幌 0-2 サンフレッチェ広島
【広島】
佐々木翔(前3)
ドウグラス・ヴィエイラ(後39)
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