チーム最年長の石井が決勝弾の徳島、残留争う仙台から大きな1勝【明治安田J1第30節】
2021.09.25 16:05 Sat
明治安田生命J1リーグ第30節の1試合が25日にユアテックスタジアム仙台で行われ、アウェイの徳島ヴォルティスが1-0でベガルタ仙台を下した。
2試合ぶりの勝利を狙う18位の仙台は前節から5選手が入れ替わり、西村とフェリペ・カルドーゾをベンチに置いて、赤崎と富樫の2トップでスタート。泥沼の6連敗と苦しむ17位の徳島は2選手のメンバー変更が施され、前節デビューのバケンガが加入後初先発した。
降格圏脱出に向けた両者の直接対決は徳島がボール保持率で優勢の展開になるが、仙台も奪い返してからの縦に素早い攻めで反攻。中盤に入っても、それぞれの色を押し出しての戦いが続くが、互いに効果的な攻めまで持っていけず、こう着した展開となる。
飲水タイム明けから互いにサイド攻撃だけでなく、裏のスペースを突いたロングボール一本で局面の打開を図ろうとするシーンも目につき始めたが、均衡破れず。仙台は相手のビルドアップをうまく突いて、幾度かカウンターに持ち込むが、最後の精度を欠く。
後半に入り、サイドからのクロス攻撃を活性化させ、前半に沈黙した注目のバケンガがヘディングシュートを放つ場面も作り出した徳島だが、仙台も51分に蜂須賀の右クロスから富樫がクロスバーのわずか上に外れるヘッド。それぞれゴールに迫り始める。
勝負に出た仙台だが、攻め切れずにいると、83分に小西、ジエゴを投入した徳島が最終盤にスコアを動かす。90分、右CKからキッカーの岩尾が右足でクロスを送ると、中央のバケンガがヘッド。相手GKに弾かれるが、こぼれ球を石井が押し込み、VARでも認められた。
チーム最年長の36歳である石井の一撃で劇的に制した徳島が連敗を「6」で止め、残留に望みを繋ぐ大きな勝ち点3。暫定ながら16位の湘南ベルマーレに1ポイント差に詰め寄った。一方、仙台は2連敗。勝ち点も「22」から伸ばせず、残留に痛い1敗を喫している。
ベガルタ仙台 0-1 徳島ヴォルティス
【徳島】
石井秀典(後45)
2試合ぶりの勝利を狙う18位の仙台は前節から5選手が入れ替わり、西村とフェリペ・カルドーゾをベンチに置いて、赤崎と富樫の2トップでスタート。泥沼の6連敗と苦しむ17位の徳島は2選手のメンバー変更が施され、前節デビューのバケンガが加入後初先発した。
飲水タイム明けから互いにサイド攻撃だけでなく、裏のスペースを突いたロングボール一本で局面の打開を図ろうとするシーンも目につき始めたが、均衡破れず。仙台は相手のビルドアップをうまく突いて、幾度かカウンターに持ち込むが、最後の精度を欠く。
後半に入り、サイドからのクロス攻撃を活性化させ、前半に沈黙した注目のバケンガがヘディングシュートを放つ場面も作り出した徳島だが、仙台も51分に蜂須賀の右クロスから富樫がクロスバーのわずか上に外れるヘッド。それぞれゴールに迫り始める。
そうした戦況が後半も続くなか、徳島が61分に一美を下げて、垣田を送り込むと、仙台は66分に関口、富樫の代わりに氣田、西村を投入。その仙台はさらに残り時間が10分強というところで、真瀬、フェリペ・カルドーゾ、中原の交代カードを立て続けに切る。
勝負に出た仙台だが、攻め切れずにいると、83分に小西、ジエゴを投入した徳島が最終盤にスコアを動かす。90分、右CKからキッカーの岩尾が右足でクロスを送ると、中央のバケンガがヘッド。相手GKに弾かれるが、こぼれ球を石井が押し込み、VARでも認められた。
チーム最年長の36歳である石井の一撃で劇的に制した徳島が連敗を「6」で止め、残留に望みを繋ぐ大きな勝ち点3。暫定ながら16位の湘南ベルマーレに1ポイント差に詰め寄った。一方、仙台は2連敗。勝ち点も「22」から伸ばせず、残留に痛い1敗を喫している。
ベガルタ仙台 0-1 徳島ヴォルティス
【徳島】
石井秀典(後45)
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