いまだ勝利なく絶不調のユベントス…ダニーロが低迷の原因指摘 「チームの問題は体力より精神面にある」

2021.09.20 16:47 Mon
Getty Images
ユベントスのブラジル代表DFダニーロがチームの問題点を指摘した。『フットボール・イタリア』が伝えている。

昨シーズンのセリエAを4位で終え、10連覇を逃したユベントスは今夏に2014年から2019年までチームを率いたマッシミリアーノ・アッレグリ監督が再就任。復権を目指し、新シーズンに挑んだものの、ここまでのリーグ戦4試合で2分け2敗といまだ勝利はなく、チームは降格圏の18位に沈んでいる。
19日に行われたセリエA第4節ミラン戦でも、多くの負傷者を抱える対戦相手にホームで先制点を挙げながらリードを守り切れず。終盤にはGKヴォイチェフ・シュチェスニーの好セーブで辛くも失点を逃れるなど、守勢に回る展開のままドローに終わった。

ミラン戦後に『DAZN』のインタビューを受けたダニーロはまたしても勝利を逃したことに落胆。チームは結果を出せない原因に少しでも早く気がつくべきだと語った。

「僕たちはパフォーマンスではなく、結果に苦しんでいる。だから、もっとチームとしての力を発揮しなければならないという監督の意見には同意するよ。僕らは知的でなければならず、これらの結果の原因に気づく必要がある」
「前半はポゼッションを保ち、高い位置でプレスをかけ、準備したことをしっかりと実行できた。だからこそ、後半もその強さを維持する必要があったと思う。でも僕たちは、避けられるゴールを許してしまったね」

ダニーロはインタビューのなかで、現在のチームの問題点は精神面にあると指摘。そのうえで、まずは少しでも順位を上げていく必要があると強調した。

「僕の考えではあるけど、チームの問題は体力より精神面にあると思う。僕たちはプレスをかけたり、守備時にユニットとして動いたりすることができず、ボールを素早く動かせてもいない」

「他チームが何をしているかではなく、自分たちの仕事と進歩だけに集中する必要があると思う。本来の自分たちのレベルでプレーすることさえできれば、確実に順位を上げることはできるはずだ」
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