セリエA王者が大ピンチ…インテルの財政危機は続き毎月15億円以上の赤字と報道
2021.09.19 22:15 Sun
長らく財政難に苦しんでいるインテルだが、常に損失を出し続けているようだ。イタリア『レプブリカ』が報じた。
一方で、クラブとしてコスト削減に大きく踏み切っており、昨シーズンのセリエAチャンピオンながら苦しい財政状況を改善しようとしている。
また、スポンサー収入としては、長年胸スポンサーでもあったピレリ(タイヤメーカー)やクレディ・アグリコルが撤退。一方で、レノボ、ソシオ、ザイタラ/デジタルビットといった新たなスポンサーが加わったことで、収益が245%増加したとのこと。順調に立て直しているかと思われていた。
しかし、『レプブリカ』によれば、インテルは毎月約1200万ユーロ(約15億4700万円)の損失となっているとのことだ。
なお、今夏ニューカッスルの売却が噂されたサウジアラビアの投資家グループについては、強い繋がりはないとのこと。投資してもらえる可能性は低いとみられ、セリエA王者が苦境に立たされている。
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今夏のインテルはチームの財政を助けるべく、選手を放出。モロッコ代表DFアクラフ・ハキミをパリ・サンジェルマン(PSG)へ、ベルギー代表FWロメル・ルカクをチェルシーへと売却。選手補強もしたが、移籍市場では1億3000万ユーロ(約167億6700万円)の利益を手にしていた。また、スポンサー収入としては、長年胸スポンサーでもあったピレリ(タイヤメーカー)やクレディ・アグリコルが撤退。一方で、レノボ、ソシオ、ザイタラ/デジタルビットといった新たなスポンサーが加わったことで、収益が245%増加したとのこと。順調に立て直しているかと思われていた。
しかし、『レプブリカ』によれば、インテルは毎月約1200万ユーロ(約15億4700万円)の損失となっているとのことだ。
また、オーナーである蘇寧グループは、昨年5月にアメリカの資産運用会社である「オークツリー」から2億7500万ユーロ(約354億4800万円)の融資を受けていたが、このままではクラブが破綻に向かうか、または新たな投資家を見つけなければいけない状況となっている。
なお、今夏ニューカッスルの売却が噂されたサウジアラビアの投資家グループについては、強い繋がりはないとのこと。投資してもらえる可能性は低いとみられ、セリエA王者が苦境に立たされている。
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