アトレティコがアスレティックの堅守崩せず、公式戦2戦連続ゴールレス…途中出場フェリックスが退場…《ラ・リーガ》
2021.09.19 01:46 Sun
ラ・リーガ第5節、アトレティコ・マドリーvsアスレティック・ビルバオが18日にワンダ・メトロポリターノで行われ、0-0のドローに終わった。
ただ、チャンピオンズリーグ(CL)初戦ではポルトの堅守に手を焼き、消化不良のゴールレスドローに。賛否両論のワンダ・メトロポリターノ凱旋となったグリーズマンも精彩を欠き、攻撃面では大いに課題を残した。そのポルト戦での停滞感を払しょくしたいシメオネ監督は、GKオブラク、ヒメネス、エルモソ、コンドグビア、マルコス・ジョレンテを除く6選手を変更。2トップはグリーズマンとアンヘル・コレアのコンビとなった。
試合は開始直後に右サイドで相手の背後を取ったジョレンテの鋭いグラウンダーのクロスにグリーズマンが反応。ニアに飛び込んで左足アウトで合わせるが、これは枠の右に外れる。さらに、2トップの機動力を生かして縦を意識した攻めで主導権奪取を狙う。
以降もボールの主導権を握りながら相手得意のカウンターを許さず、試合を支配することに成功。だが、ここ最近の試合同様に崩しの局面での精度や創造性を欠き、リーグ屈指の堅守を誇るアスレティックの守備を前にジャブを打つに留まった。
その後、アトレティコは前節のエスパニョール戦同様に早い時間帯に動き、55分にグリーズマン、コンドグビア、ロージに替えてスアレスとエレーラ、カラスコを同時投入。さらに、コレアとトリッピアーを下げてフェリックス、マテウス・クーニャと70分過ぎまでに5枚の交代カードを使い切った。
一連の交代で攻勢を強める中、75分にはボックス手前でスアレスからパスを受けたジョレンテがゴール左下隅を捉えた鋭い右足のシュートを放つ。だが、このシュートはGKウナイ・シモンに指先で触られると、左ポストを叩く。
すると、この絶好機を逸した直後の78分には相手との競り合いでエルボーのファウルを取られてイエローカードを掲示されたフェリックスが激高。高圧的な態度で知られるヒル・マンサーノ主審に対して、執拗な抗議と侮辱的なジェスチャーを行った結果、すぐさま2枚目のカードをもらい、退場処分を科された。
この退場で数的不利を背負ったアトレティコだが、バランス重視の戦い方を継続するアウェイチームに対して、あくまで勝ち点3を狙いに行く戦いを見せた。だが、幾度か訪れたカウンターチャンスをモノにできずにいると、試合終了間際の91分には大ピンチが訪れる。ボックス右でベレンゲルからラストパスを受けたビジャリブレにGKと一対一の状況を作られたが、ここはGKオブラクの絶妙な飛び出しがプレッシャーとなったか、ループ気味に放ったシュートはクロスバーの上を越えた。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、難敵相手に開幕無敗を継続したものの、公式戦2試合連続で無得点と今後の戦いに向けて不安を残す結果となった。
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レアル・マドリーとバレンシアの上位2チームと勝ち点10で並ぶアトレティコは、開幕から4戦無敗の難敵アスレティックをホームで迎え撃った。前節のエスパニョール戦では物議を醸した10分のアディショナルタイムの最終盤にレマルが値千金の逆転ゴールを挙げ、痺れる2-1の勝利を収めた。試合は開始直後に右サイドで相手の背後を取ったジョレンテの鋭いグラウンダーのクロスにグリーズマンが反応。ニアに飛び込んで左足アウトで合わせるが、これは枠の右に外れる。さらに、2トップの機動力を生かして縦を意識した攻めで主導権奪取を狙う。
以降もボールの主導権を握りながら相手得意のカウンターを許さず、試合を支配することに成功。だが、ここ最近の試合同様に崩しの局面での精度や創造性を欠き、リーグ屈指の堅守を誇るアスレティックの守備を前にジャブを打つに留まった。
戦前の予想通り、互いの守備の良さが目立った前半を経て試合は後半に突入。立ち上がりにはロージの左クロスに飛び込んだコレア、直後にはイニャキ・ウィリアムズが快足を飛ばしてボックス内に抜け出してシュートと、互いにビッグチャンスを作り出す。
その後、アトレティコは前節のエスパニョール戦同様に早い時間帯に動き、55分にグリーズマン、コンドグビア、ロージに替えてスアレスとエレーラ、カラスコを同時投入。さらに、コレアとトリッピアーを下げてフェリックス、マテウス・クーニャと70分過ぎまでに5枚の交代カードを使い切った。
一連の交代で攻勢を強める中、75分にはボックス手前でスアレスからパスを受けたジョレンテがゴール左下隅を捉えた鋭い右足のシュートを放つ。だが、このシュートはGKウナイ・シモンに指先で触られると、左ポストを叩く。
すると、この絶好機を逸した直後の78分には相手との競り合いでエルボーのファウルを取られてイエローカードを掲示されたフェリックスが激高。高圧的な態度で知られるヒル・マンサーノ主審に対して、執拗な抗議と侮辱的なジェスチャーを行った結果、すぐさま2枚目のカードをもらい、退場処分を科された。
この退場で数的不利を背負ったアトレティコだが、バランス重視の戦い方を継続するアウェイチームに対して、あくまで勝ち点3を狙いに行く戦いを見せた。だが、幾度か訪れたカウンターチャンスをモノにできずにいると、試合終了間際の91分には大ピンチが訪れる。ボックス右でベレンゲルからラストパスを受けたビジャリブレにGKと一対一の状況を作られたが、ここはGKオブラクの絶妙な飛び出しがプレッシャーとなったか、ループ気味に放ったシュートはクロスバーの上を越えた。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、難敵相手に開幕無敗を継続したものの、公式戦2試合連続で無得点と今後の戦いに向けて不安を残す結果となった。
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