善戦セインツにホームで大苦戦のシティ、枠内シュート1本でゴールレスドロー…《プレミアリーグ》
2021.09.19 01:29 Sun
プレミアリーグ第5節、マンチェスター・シティvsサウサンプトンが18日にエティハド・スタジアムで行われ、0-0のドローに終わった。
ここまで3分け1敗と開幕未勝利が続くサウサンプトンをホームで迎え撃った一戦では、ライプツィヒ戦から先発5人を変更。ジンチェンコとロドリ、デ・ブライネ、マフレズ、フェラン・トーレスに替えてウォーカー、フェルナンジーニョ、ギュンドアン、スターリング、ガブリエウ・ジェズスが起用された。
戦前の予想とは異なり、立ち上がりからアウェイのセインツがボールの主導権を握って押し込む入りとなる。決定機には至らないものの、序盤からシティのプレスをいなしながら再三ボックス付近まで運んでいく。15分には相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのウォード=プラウズが右足インスウィングで入れたボールがそのままファーポストに向かうが、これはGKエデルソンの好守に阻まれる。
予想外に押し込まれる入りとなったものの、20分を過ぎた辺りから攻守両面で相手の戦い方にアジャスト。相手のプレスをいなしながらギュンドアンの2列目からの飛び出し、左サイドで個の優位性をもたらすグリーリッシュを起点に再三の惜しい場面を作り出す。だが、最後のクロスの質やシュート精度を欠く。
前半半ばから終盤にかけてはボールを握るシティとカウンターで応戦するセインツという、当初の想定通りの形で一進一退の攻防が続く。だが、両チームともに最後の局面で高い集中力を発揮する相手の守備を上回ることができず、前半の枠内シュートは前半終了間際にエルユヌシが放った力のないシュート1本のみとなった。
流れを変えたいグアルディオラ監督は65分を過ぎてフェルナンジーニョ、ジェズス、ベルナルド・シウバを下げてデ・ブライネ、マフレズ、フォーデンと3人の技巧派レフティを続けてピッチへ送り込む。
この交代をキッカケにより相手陣内の深い位置でのプレーが増え始め、前がかった相手に対して、前半はあまりなかったカウンターを繰り出す場面も出てくる。だが、連戦の疲れか、スターリングが最後の局面でタッチミスや判断ミスを犯すなど、集中したセインツの守備を前に決定機はおろか、枠内シュートさえも放つことができない。
試合終了間際の90分には左CKの流れからデ・ブライネのピンポイントクロスに反応したフォーデンがボックス左でダイビングヘッド。この試合、チーム初の枠内シュートはGKの好守に阻まれるが、こぼれ球をスターリングが押し込む。
これが試合終了間際の劇的決勝点になるかに思われたが、VARのレビューの結果、スターリングのオフサイドを取られてゴールは認められず。そして、試合はこのままタイムアップを迎え、圧倒的な強さを誇るエティハドで2017年3月のストーク戦以来の枠内シュート1本に終わったシティは、連勝が「3」でストップした。
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シティは前節、レスター・シティとの強豪対決を1-0で制してリーグ3連勝を達成。さらに、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではRBライプツィヒとの打ち合いを6-3で制し、目下公式戦4連勝中だ。ここまで3分け1敗と開幕未勝利が続くサウサンプトンをホームで迎え撃った一戦では、ライプツィヒ戦から先発5人を変更。ジンチェンコとロドリ、デ・ブライネ、マフレズ、フェラン・トーレスに替えてウォーカー、フェルナンジーニョ、ギュンドアン、スターリング、ガブリエウ・ジェズスが起用された。
予想外に押し込まれる入りとなったものの、20分を過ぎた辺りから攻守両面で相手の戦い方にアジャスト。相手のプレスをいなしながらギュンドアンの2列目からの飛び出し、左サイドで個の優位性をもたらすグリーリッシュを起点に再三の惜しい場面を作り出す。だが、最後のクロスの質やシュート精度を欠く。
前半半ばから終盤にかけてはボールを握るシティとカウンターで応戦するセインツという、当初の想定通りの形で一進一退の攻防が続く。だが、両チームともに最後の局面で高い集中力を発揮する相手の守備を上回ることができず、前半の枠内シュートは前半終了間際にエルユヌシが放った力のないシュート1本のみとなった。
後半もセインツの攻勢に晒されるシティはカウンターからアダムスに決定機を許すなど、難しい入りに。63分には自陣でのボールロストからアダム・アームストロングにボックス内に抜け出されると、DFウォーカーがボックス内で交錯。このファウルに対して主審はPKを与えると共にレッドカードを掲示した。しかし、オンフィールドのレビューの結果、判定がノーファウルに覆り事なきを得た。
流れを変えたいグアルディオラ監督は65分を過ぎてフェルナンジーニョ、ジェズス、ベルナルド・シウバを下げてデ・ブライネ、マフレズ、フォーデンと3人の技巧派レフティを続けてピッチへ送り込む。
この交代をキッカケにより相手陣内の深い位置でのプレーが増え始め、前がかった相手に対して、前半はあまりなかったカウンターを繰り出す場面も出てくる。だが、連戦の疲れか、スターリングが最後の局面でタッチミスや判断ミスを犯すなど、集中したセインツの守備を前に決定機はおろか、枠内シュートさえも放つことができない。
試合終了間際の90分には左CKの流れからデ・ブライネのピンポイントクロスに反応したフォーデンがボックス左でダイビングヘッド。この試合、チーム初の枠内シュートはGKの好守に阻まれるが、こぼれ球をスターリングが押し込む。
これが試合終了間際の劇的決勝点になるかに思われたが、VARのレビューの結果、スターリングのオフサイドを取られてゴールは認められず。そして、試合はこのままタイムアップを迎え、圧倒的な強さを誇るエティハドで2017年3月のストーク戦以来の枠内シュート1本に終わったシティは、連勝が「3」でストップした。
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