磐田躓き京都が首位浮上! 町田と長崎の上位対決は合計6ゴールの打ち合いに【明治安田J2第30節】
2021.09.18 22:17 Sat
明治安田生命J2リーグ第30節の7試合が、18日に各地で行われた。
2位の京都(勝ち点61)はアウェイで山形(勝ち点49)と対戦。序盤のピンチをヨルディ・バイスの決死の守備で乗り切ると、44分に山形のカウンターをはね返し逆カウンターを発動。自陣右サイドから一気に最前線へボールが送られると、ディフェンスラインの裏へ抜け出したウタカが飛び出してきたGKをかわしてシュート。これはゴール目前でDF山崎にブロックされてしまうものの、セカンドボールを宮吉が押し込んだ。
リードした状態で後半を迎えた京都は荒木を下げて武田を投入。53分には福岡に代わって三沢がピッチに立つと、60分に敵陣右サイドのライン際での華麗なパス回しから三沢がボックス手前右でフリーに。三沢はここから迷わず左足を振り抜くと、これがネットを揺らして追加点を挙げた。
結局、このまま京都が点差をキープしたまま逃げ切り、岡山と引き分けた磐田を抜いて首位に浮上した。
大雨の影響で劣悪なピッチと化した町田GIONスタジアムで行われた、町田(勝ち点52)と長崎(勝ち点49)の上位対決は激しい点の取り合いとなった。
そのクリアボールを拾った植中が短くエジガル・ジュニオに繋げると、ペナルティアークの手前から右足一閃。これがネットに突き刺さり、開始10秒でアウェの長崎が先制に成功した。
だが、その後は後半までスコアは動かず。それでも再び試合が動いたのも後半開始直後だった。54分、長崎の右CKの場面で山崎のアウトスイングのクロスをE・ジュニオが頭で合わせて追加点。
しかしその4分後、今度は町田の左CKの場面で、セカンドボールを拾った吉尾がボックス中央からシュートを放つと、ゴール前の佐野がコースを変えてゴールイン。試合はここからさらに激しさを増していく。
それからさらに4分後の62分、長崎は再びカイオ・セザールが攻撃の起点となり、ボックス右の毎熊に鋭い縦パスを供給。その折り返しをE・ジュニオが合わせてハットトリックを達成。アウェイチームが大きく勝利に近づく。
町田はその後、一挙に3選手を入れ替えて勝負に出る。すると76分、GK福井のロングフィードを、この交代で入った太田が相手ゴール前で収めてそのままゴールを決めて見せた。
これで再び1点差とした町田の勢いは俄然強くなり、迎えた86分、左サイドから吉尾が上げたクロスをボックス右で岡田が収めてバックパス。これをまたも太田がゴールに突き刺し、ついに同点に追いついた。
こうなると長崎は一転して負の連鎖にはまり、カイオ・セザールが2枚目のイエローカードで退場に。そして町田は最後までゴールに迫り続けたが、試合は3-3で終了。壮絶な打ち合いは痛み分けに終わった。
その他、上位返り咲きを目指す琉球(勝ち点51)は、ホームで16位の群馬(勝ち点29)に敗戦。これで3連敗となり、順位も7位に落としている。
また、大宮を1-0で下した甲府は3連勝で3位に浮上している。
◆第30節
▽9/18(土)
栃木SC 0-0 水戸ホーリーホック
ジェフユナイテッド千葉 1-0 愛媛FC
ヴァンフォーレ甲府 1-0 大宮アルディージャ
モンテディオ山形 0-2 京都サンガF.C.
FC町田ゼルビア 3-3 V・ファーレン長崎
ジュビロ磐田 1-1 ファジアーノ岡山
FC琉球 0-1 ザスパクサツ群馬
▽9/19(日)
ブラウブリッツ秋田 vs ギラヴァンツ北九州
相模原SC vs レノファ山口
東京ヴェルディ vs アルビレックス新潟
ツエーゲン金沢 vs 松本山雅FC
2位の京都(勝ち点61)はアウェイで山形(勝ち点49)と対戦。序盤のピンチをヨルディ・バイスの決死の守備で乗り切ると、44分に山形のカウンターをはね返し逆カウンターを発動。自陣右サイドから一気に最前線へボールが送られると、ディフェンスラインの裏へ抜け出したウタカが飛び出してきたGKをかわしてシュート。これはゴール目前でDF山崎にブロックされてしまうものの、セカンドボールを宮吉が押し込んだ。
結局、このまま京都が点差をキープしたまま逃げ切り、岡山と引き分けた磐田を抜いて首位に浮上した。
大雨の影響で劣悪なピッチと化した町田GIONスタジアムで行われた、町田(勝ち点52)と長崎(勝ち点49)の上位対決は激しい点の取り合いとなった。
まずはキックオフ早々に長崎のカイオ・セザールが前線にグラウンダーのロングボールを放り込むと、濡れたピッチの影響でボックス手前でボールが急ストップ。町田DFは慌ててクリアを試みたものの、それが十分なクリアにならず、ボールは再び長崎の下へ。
そのクリアボールを拾った植中が短くエジガル・ジュニオに繋げると、ペナルティアークの手前から右足一閃。これがネットに突き刺さり、開始10秒でアウェの長崎が先制に成功した。
だが、その後は後半までスコアは動かず。それでも再び試合が動いたのも後半開始直後だった。54分、長崎の右CKの場面で山崎のアウトスイングのクロスをE・ジュニオが頭で合わせて追加点。
しかしその4分後、今度は町田の左CKの場面で、セカンドボールを拾った吉尾がボックス中央からシュートを放つと、ゴール前の佐野がコースを変えてゴールイン。試合はここからさらに激しさを増していく。
それからさらに4分後の62分、長崎は再びカイオ・セザールが攻撃の起点となり、ボックス右の毎熊に鋭い縦パスを供給。その折り返しをE・ジュニオが合わせてハットトリックを達成。アウェイチームが大きく勝利に近づく。
町田はその後、一挙に3選手を入れ替えて勝負に出る。すると76分、GK福井のロングフィードを、この交代で入った太田が相手ゴール前で収めてそのままゴールを決めて見せた。
これで再び1点差とした町田の勢いは俄然強くなり、迎えた86分、左サイドから吉尾が上げたクロスをボックス右で岡田が収めてバックパス。これをまたも太田がゴールに突き刺し、ついに同点に追いついた。
こうなると長崎は一転して負の連鎖にはまり、カイオ・セザールが2枚目のイエローカードで退場に。そして町田は最後までゴールに迫り続けたが、試合は3-3で終了。壮絶な打ち合いは痛み分けに終わった。
その他、上位返り咲きを目指す琉球(勝ち点51)は、ホームで16位の群馬(勝ち点29)に敗戦。これで3連敗となり、順位も7位に落としている。
また、大宮を1-0で下した甲府は3連勝で3位に浮上している。
◆第30節
▽9/18(土)
栃木SC 0-0 水戸ホーリーホック
ジェフユナイテッド千葉 1-0 愛媛FC
ヴァンフォーレ甲府 1-0 大宮アルディージャ
モンテディオ山形 0-2 京都サンガF.C.
FC町田ゼルビア 3-3 V・ファーレン長崎
ジュビロ磐田 1-1 ファジアーノ岡山
FC琉球 0-1 ザスパクサツ群馬
▽9/19(日)
ブラウブリッツ秋田 vs ギラヴァンツ北九州
相模原SC vs レノファ山口
東京ヴェルディ vs アルビレックス新潟
ツエーゲン金沢 vs 松本山雅FC
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