清水が新加入のFW藤本憲明の初ゴールで9試合ぶり勝利! 残留争い中のライバル仙台を下す【明治安田J1第29節】
2021.09.18 21:07 Sat
18日、明治安田生命J1リーグ第29節の清水エスパルスvsベガルタ仙台がIAIスタジアム日本平で行われ、2-1で清水が勝利した。
勝ち点26で残留圏ギリギリの16位に位置する清水と、勝ち点22で降格圏の18位に位置する仙台の一戦。厳しい残留争いを繰り広げている両者が相見えた。
前節はサガン鳥栖にアウェイで2-1と破れた清水は、現在8試合未勝利中。引き分けと負けが交互に来ている状況だ。
その清水は鳥栖戦からスタメン2名を変更。ベンジャミン・コロリ、山原怜音が外れ、西澤健太と鈴木唯人が起用された。
対する仙台は前節はアウェイでガンバ大阪を相手に2-3で勝利。12試合ぶりに白星を挙げている。
残留争い直接対決。ともに勝ち点3が欲しい試合は先に清水がゴールを決める。19分、左CKを獲得すると西澤が精度の高いクロスを送ると、ボックス中央で井林がヘディングでフリック。これをファーサイドでチアゴ・サンタナが押し込み清水が先制する。
しかし、副審はオフサイドフラッグを挙げておりノーゴールに。VARチェックが入るとオンリー・レビューの結果、オフサイドがないと認められ、チアゴ・サンタナのゴールで清水が先制する。
先制した清水は21分にもチャンス。左サイドをドリブルで持ち込んだ鈴木がボックス内からパス。これがブロックされるが、跳ね返りを拾ってシュート。しかし、枠を越えていく。
仙台は34分、右サイドからのFKからゴール前へクロス。これをアピアタウィア久が頭で合わせるが、薄くなり枠に飛ばず。35分にはFKからの横パスを中原がゴール正面からミドルシュート。しかし、これは枠を捉えられない。
清水の1点リードで迎えた後半。仙台は中原に代えて福森直也を投入する。
しかし、後半も先にゴールを奪ったのは清水。52分、仙台がGKヤクブ・スウォビィクにバックパス。距離のあった藤本が徐々に寄せると、ヤクブ・スウォヴィクが持ち直したところを一気に藤本が加速。スライディングで押し込み、追加点を奪った。
ミスから追加点を奪われた仙台だったが60分に1点を返す。右CKから上原がクロスを送ると、これは中央で合わず。しかしこれが流れると、受けたフェリペ・カルドーゾが鋭く右足を振り抜くと、これが決まり初ゴール。1点差に詰め寄る。
清水は78分にアクシデント。福森と競り合ったチアゴ・サンタナが上に乗られる形となり、首のあたりを痛めてピッチに倒れ込む。その後しばらく起き上がれず、そのまま担架に乗せられてピッチを後にした。
追いつきたい仙台は81分に蜂須賀と上原を下げて、皆川祐介と赤﨑秀平を投入。清水はチアゴ・サンタナに代えて、ディサロ燦シルヴァーノを投入する。
87分には清水がビッグチャンス。自陣からのロングフィードに対してディサロ燦シルヴァーノが右サイドの裏に抜け出すと上がってきた松岡にパス。松岡が横パスを出すと、スルーしたボールをホナウドがダイレクトで浮き球パス。これをボックス内に走り込んだ松岡が受けてGKとの一対一でシュートもGKヤクブ・スウォビィクが体を張ってセーブする。
終盤にかけて激しさを増す試合。アディショナルタイム5分にはFKから清水が追加点のチャンスを作ったが、シュートを打ちきれない。すると仙台はロングカウンター。赤﨑が持ち出すと、左サイドのフェリペ・カルドーゾへ。最後は皆川がシュートを放つが、これは西村に当たり、オフサイドとなる。
最後は仙台がなんとか追いつこうと攻め立てるが、清水は集中した守備を見せて追加点を許さず。2-1で清水が逃げ切り、9試合ぶりに勝利。残留争いのライバル仙台との直接対決を制した。
清水エスパルス 2-1 ベガルタ仙台
【清水】
チアゴ・サンタナ(前19)
藤本憲明(後7)
【仙台】
フェリペ・カルドーゾ(後15)
勝ち点26で残留圏ギリギリの16位に位置する清水と、勝ち点22で降格圏の18位に位置する仙台の一戦。厳しい残留争いを繰り広げている両者が相見えた。
その清水は鳥栖戦からスタメン2名を変更。ベンジャミン・コロリ、山原怜音が外れ、西澤健太と鈴木唯人が起用された。
対する仙台は前節はアウェイでガンバ大阪を相手に2-3で勝利。12試合ぶりに白星を挙げている。
そのG大阪戦からはスタメンを3名を変更。関口訓充、赤﨑秀平、富樫敬真が外れ、中原彰吾、フェリペ・カルドーゾ、西村拓真が起用された。
残留争い直接対決。ともに勝ち点3が欲しい試合は先に清水がゴールを決める。19分、左CKを獲得すると西澤が精度の高いクロスを送ると、ボックス中央で井林がヘディングでフリック。これをファーサイドでチアゴ・サンタナが押し込み清水が先制する。
しかし、副審はオフサイドフラッグを挙げておりノーゴールに。VARチェックが入るとオンリー・レビューの結果、オフサイドがないと認められ、チアゴ・サンタナのゴールで清水が先制する。
先制した清水は21分にもチャンス。左サイドをドリブルで持ち込んだ鈴木がボックス内からパス。これがブロックされるが、跳ね返りを拾ってシュート。しかし、枠を越えていく。
仙台は34分、右サイドからのFKからゴール前へクロス。これをアピアタウィア久が頭で合わせるが、薄くなり枠に飛ばず。35分にはFKからの横パスを中原がゴール正面からミドルシュート。しかし、これは枠を捉えられない。
清水の1点リードで迎えた後半。仙台は中原に代えて福森直也を投入する。
しかし、後半も先にゴールを奪ったのは清水。52分、仙台がGKヤクブ・スウォビィクにバックパス。距離のあった藤本が徐々に寄せると、ヤクブ・スウォヴィクが持ち直したところを一気に藤本が加速。スライディングで押し込み、追加点を奪った。
ミスから追加点を奪われた仙台だったが60分に1点を返す。右CKから上原がクロスを送ると、これは中央で合わず。しかしこれが流れると、受けたフェリペ・カルドーゾが鋭く右足を振り抜くと、これが決まり初ゴール。1点差に詰め寄る。
清水は78分にアクシデント。福森と競り合ったチアゴ・サンタナが上に乗られる形となり、首のあたりを痛めてピッチに倒れ込む。その後しばらく起き上がれず、そのまま担架に乗せられてピッチを後にした。
追いつきたい仙台は81分に蜂須賀と上原を下げて、皆川祐介と赤﨑秀平を投入。清水はチアゴ・サンタナに代えて、ディサロ燦シルヴァーノを投入する。
87分には清水がビッグチャンス。自陣からのロングフィードに対してディサロ燦シルヴァーノが右サイドの裏に抜け出すと上がってきた松岡にパス。松岡が横パスを出すと、スルーしたボールをホナウドがダイレクトで浮き球パス。これをボックス内に走り込んだ松岡が受けてGKとの一対一でシュートもGKヤクブ・スウォビィクが体を張ってセーブする。
終盤にかけて激しさを増す試合。アディショナルタイム5分にはFKから清水が追加点のチャンスを作ったが、シュートを打ちきれない。すると仙台はロングカウンター。赤﨑が持ち出すと、左サイドのフェリペ・カルドーゾへ。最後は皆川がシュートを放つが、これは西村に当たり、オフサイドとなる。
最後は仙台がなんとか追いつこうと攻め立てるが、清水は集中した守備を見せて追加点を許さず。2-1で清水が逃げ切り、9試合ぶりに勝利。残留争いのライバル仙台との直接対決を制した。
清水エスパルス 2-1 ベガルタ仙台
【清水】
チアゴ・サンタナ(前19)
藤本憲明(後7)
【仙台】
フェリペ・カルドーゾ(後15)
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