バーンリー、9年在任のダイチ監督が新たな4年契約にサイン

2021.09.16 22:24 Thu
Getty Images
バーンリーは16日、ショーン・ダイチ監督(50)との契約を2025年6月30日まで延長したことを発表した。

ダイチ監督は、2012年10月からバーンリーで指揮。ここまでの在任期間ではチームを2度のプレミアリーグ昇格に導いている。2016-17シーズンの再昇格後はボトムハーフが定位置も、お馴染みの[4-4-2]の手堅い堅守速攻スタイルで5シーズン連続でチームをプレミアに残留させている。
また、現在プレミアリーグを6シーズン連続で戦っている同監督は、プレミアリーグの現役指揮官の中で最も長期政権を築いている指揮官だ。

バーンリー史上最高の指揮官と言っても過言はないダイチ監督は、クラブ公式サイトを通じて、改めてクラブへの忠誠を誓っている。

「今回の新契約にサインし、このフットボールクラブの将来とその絶え間ない進化に目を向けることができるのは素晴らしいことだ」
「私はここで何年も過ごした後、この地域と我々のサポーターと強い親和性を持っている。クラブを正しい方向に動かし続けるために必要な努力をすることを楽しみにしているよ」

「チームに新たな才能と選手層に厚みを加えるということにおいて、我々にとってこの夏は重要だったが、仕事はそれだけではない。 クラブとして、プレーヤーの育成と向上に取り組んでおり、ここで育む環境はそのために非常に重要だ」

「私はこの環境を継続的に発展させ、素晴らしいプレーヤーやコーチたちと一緒に仕事をし、アラン率いる新しいオーナーとの良好な関係を築いていきたいと思っている」
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