【CLグループC展望】ドルトムント本命、三つ巴の2位争い

2021.09.15 17:02 Wed
Getty Images
◆編集部予想
◎本命:ドルトムント
○対抗:アヤックス
△連下:スポルティング・リスボン
☆大穴:ベシクタシュ

グループCはチーム力、CLでの経験値を考慮するとドルトムントが本命。アヤックス、スポルティング・リスボン、ベシクタシュが三つ巴の2位争いを繰り広げることが予想される。
◆サンチョ流出も怪物ハーランドの存在感~ドルトムント~
Getty Images

昨季はマンチェスター・シティの前に惜敗し、ベスト8敗退となったドルトムント。MFサンチョがマンチェスター・ユナイテッドへ旅立ったが、FWハーランドの怪物ぶりは相変わらずでブンデスリーガ開幕から4試合で5ゴールを挙げている。一方で失点が9と守備の不安定さが目に付くが、それでもグループC突破の本命と言えそうだ。ザルツブルク、ボルシアMGとアップテンポなサッカーで結果を残したローゼ監督を迎えた新生ドルトムントがグループステージで躓くことは考えにくい。

◆オランダ王者が2位争い本命か~アヤックス~
Getty Images

三つ巴の2位争いになりそうなグループCだが、CL4季連続出場のオランダ王者アヤックスがドルトムントに次ぐ突破候補か。テン・ハグ体制5季目となった円熟のアヤックスは昨季の主力が流出しておらず、CLベスト4メンバーも未だ健在。MFタディッチ、FWネレス、DFブリント、DFタグリアフィコら経験と実績を備えた主力選手たちがチームを牽引すれば2位通過は十分に可能だ。

◆5季ぶり出場のポルトガル王者~スポルティング・リスボン~
Getty Images

昨季はポルトガルリーグを19年ぶりに制し、ポルトガルリーグ王者となったスポルティング。FWロナウドやMFブルーノ・フェルナンデスらを擁しても成し得なかった偉業を果たした現チームは、5シーズンぶりのCL出場に辿り着いた。立役者はブラガで実績を挙げ、昨年3月に1000万ユーロの違約金を支払ってまでも招へいした36歳の青年指揮官であるアモリム監督。現役時代にポルトガル代表、ベンフィカでユーティリティMFとして活躍したアモリム監督は[3-4-3]の攻撃的なシステムを採用し、前線から守備を敢行するスタイルを標榜。PSGからスペイン代表MFサラビアをレンタルで迎え、攻撃にアクセントが加わりそうな中、CLの舞台でもアモリム旋風を巻き起こせるか。
◆レンタル組の活躍不可欠なトルコ王者~ベシクタシュ~
Getty Images

昨季はトルコリーグでガラタサライと勝ち点で並ぶも得失点差わずか1の差で4年ぶりにトルコ王者となったベシクタシュ。4シーズンぶりのCL出場となった中、クラブはレンタルでバルセロナからMFピャニッチ、チェルシーからFWバチュアイを獲得。とりわけピャニッチはチームの中心として活躍することが求められる。バルセロナで戦力外となってしまった鬱憤を晴らすべく、ベシクタシュの一員としてグループステージ突破を目指す。
関連ニュース

テルジッチ監督が代表で負傷したベンセバイニの状態について言及「今シーズン中にプレーできる可能性は極めて低いだろう」

ドルトムントのエディン・テルジッチ監督は、アルジェリア代表で負傷したDFラミ・ベンセバイニについて言及した。 インターナショナルウィークでアルジェリア代表二選出されたベンセバイニは、23日に行われたボリビア代表戦で内側じん帯を負傷。すぐに代表を離れ、ドルトムントに帰還していた。 28日にバイエルン戦に向けた記者会見に臨んだテルジッチ監督はアルジェリア代表DFの状態について以下のようにコメントした。 「手術の必要はないが、今後数週間は固定具をつけなければならない。彼が今シーズン中にプレーできる可能性は極めて低いだろう」 2024.03.29 00:31 Fri

デア・クラシカー控えるバイエルン、ケインがチーム練習に復帰

バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインが27日、チーム練習に復帰した。 ケインは16日に行われたブンデスリーガ第26節ダルムシュタット戦の78分、ルーズボールに詰めた際、ポストに左足首を強打して交代となっていた。 その後、招集されていたイングランド代表には合流したものの、23日のブラジル代表戦には出場せず、26日のベルギー代表戦を前に代表を離脱していた。 そのケインだが、順調に回復し、2日間の個別練習を経て、27日からチーム練習に一部復帰したとのことだ。 バイエルンは代表ウィーク明けの30日、ドルトムントとのデア・クラシカーを控えている。 2024.03.27 23:00 Wed

バイエルン、ドルトムントで活躍のマートセンに関心か?

バイエルンが、ライバルクラブで活躍する左サイドバックに興味を示しているようだ。 来シーズンに向けてカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスの去就が不透明なバイエルン。現状では契約延長に応じず、レアル・マドリーへの売却が濃厚となっており、クラブはミランのフランス代表DFテオ・エルナンデスをトップターゲットに、ジローナのU-21スペイン代表DFミゲル・グティエレスらを後釜候補に定めているとされる。 そういった中、新たなオプションとして浮上しているのが、チェルシーからドルトムントにレンタル加入中のオランダ代表DFイアン・マートセン(22)だという。 ドイツ『スカイ』によると、バイエルンは今冬のドルトムント加入以降、公式戦12試合1ゴール2アシストを記録する攻撃的サイドバックを評価しているという。 ドルトムントは当然のことながらオランダ代表DFの完全移籍での買い取りを希望しているが、4100万ユーロ(約67億3000万円)と言われる、今夏有効な契約解除条項によって買い取れるかは微妙な状況だという。 これにより、バイエルンが獲得できる可能性は十分にあるようだ。 2024.03.27 06:30 Wed

ナーゲルスマン監督はユーロ終了後もドイツ代表指揮官続投? ドルトムント行きには関心示さずか

去就が注目されるドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督(36)だが、ドルトムント行きには関心を示していないようだ。 これまでホッフェンハイム、RBライプツィヒ、バイエルンとブンデスリーガの各クラブで指揮をとってきたナーゲルスマン監督。2023年3月にバイエルンを解任されるとフリーの状態が続いていたが、同年9月にドイツ代表の指揮官に就任した。 今年6月に自国開催されるユーロへ挑むこととなるナーゲルスマン監督だが、ドイツサッカー協会(DFB)との契約は2024年7月まで。指揮官はユーロ前に自身の去就を決めておきたいと公言していたが、ここまで具体的な交渉はなかった。 そんな中で、ブンデスリーガでの経験豊富なナーゲルスマン監督に対しては、ドルトムントが招へいを検討。ドルトムントは今シーズンのブンデスリーガで首位レバークーゼンに20ポイント差をつけられての4位となっており、エディン・テルジッチ監督の立場も危うくなりつつある。 しかし、ドイツ『スカイ・スポーツ』によるとナーゲルスマン監督はドルトムント行きを望んでいないとのこと。ここ数日で、DFBの上層部が指揮官続投の方針を固めたことも影響しているという。 もちろんユーロ大会の結果次第で状況が変わる可能性があるものの、現状ではナーゲルスマン監督が今後も代表を率いる可能性が高いようだ。 2024.03.26 16:15 Tue

代表を早期離脱したケインが個人トレーニング開始!デア・クラシカー出場を目指す

バイエルンは25日、イングランド代表FWハリー・ケインが個人練習に復帰したことを発表した。 3月のインターナショナルウィークでイングランド代表に選出されたケインだが、直前のブンデスリーガで左足首を負傷。状態が懸念されるなか、代表に合流したが、23日に行われたブラジル代表との国際親善試合を欠場すると、試合後にイングランド代表のガレス・サウスゲイト監督からクラブへ戻ることが明かされていた。 バイエルンへ早期復帰する形となったケインだが、クラブは25日に同選手が個人トレーニングに復帰したことを報告。フィットネス部門の責任者であるホルガー・ブロイヒ教授と共にピッチ上でボールを使ったメニューをこなしたという。 首位のレバークーゼンを勝ち点差「10」で追うバイエルン。今週末にはドルトムントとの“デア・クラシカー”が控えている。 2024.03.26 06:30 Tue
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly