シュヴィルツォクが大邱FC相手にハットトリック! 名古屋が逆転勝利で準々決勝に進出《ACL2021》
2021.09.14 20:19 Tue
名古屋グランパスは14日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2021のラウンド16で大邱FC(韓国)と豊田スタジアムで対戦し、4-2で勝利を収めた。
グループGを首位で突破した名古屋は、グループIを2位通過した大邱FCをホームスタジアムに迎えた。システムは最前線にシュヴィルツォクを置いた[4-2-3-1]を採用。2列目は右からマテウス、前田、相馬、ボランチは米本と稲垣、最終ラインは右から宮原、中谷、キム・ミンテ、吉田、GKは守護神ランゲラックが起用された。
試合が始まってわずか4分、名古屋は先制を許してしまう。敵陣右サイドから相手のスローインでプレーが再開されると、そのままパスをつながれて前進される。そして、セシーニャにペナルティアークの10m手前からミドルシュートを放たれると、ボールはキム・ミンテの足に当たってゴールへと吸い込まれた。
やや不運な形での失点となった名古屋だが、すぐに反撃を見せる。12分、前田がボックス左で相手のセンターバックを引きつけながらボールを受けると、フリーになったシュヴィルツォクへワンタッチでパス。これを受けたシュヴィルツォクはボックス中央まで運び、冷静にゴール右隅に決めた。
その後は、[5-3-2]で守る相手2トップ脇のスペースから名古屋が攻め込んでいく。センターバックの間に稲垣が降りて数的優位を作りつつ、安全にボールを敵陣に運び、前線のシュヴィルツォクまでボールを届ける。
1点ビハインドで迎えた後半、名古屋は相馬に代えて森下を投入。吉田、森下、前田の3人が左サイドで流動的に絡みつつ、大邱FCの守備陣を翻弄していく。
すると名古屋は63分にゴールネットを揺らす。左サイドを森下と前田のコンビネーションで突破すると、森下がボックス左からクロス。ゴール前で待っていたシュヴィルツォクが頭で合わせ、試合を振り出しに戻した。
勢いに乗る名古屋は、その2分後に逆転。吉田が自陣からロングボールを送ると、その処理に戸惑う相手DFからシュヴィルツォクがボールを奪い、そのままボックス左から右足を振り抜く。ボールはGKチェ・ヤングウンの左手をすり抜けてサイドネットに突き刺さった。
この試合で初めてリードを奪った名古屋。それでも勢いは衰えない。79分、マテウスが蹴った左CKにニアサイドに飛び込んだ中谷がヘディングを叩き込み、点差を広げた。
その後、名古屋は[4-4-2]のブロックで守勢に立つプランに変更。一度連携ミスから危険なシーンを招いたものの、ゴールラインを割らせることはなく、試合終了。4-2で逆転勝利を収めた。
名古屋グランパス 4-2 大邱FC
【名古屋】
シュヴィルツォク(前12)
シュヴィルツォク(後18)
シュヴィルツォク(後20)
中谷進之介(後34)
【大邱FC】
セシーニャ(前4)
エドガル(前28)
グループGを首位で突破した名古屋は、グループIを2位通過した大邱FCをホームスタジアムに迎えた。システムは最前線にシュヴィルツォクを置いた[4-2-3-1]を採用。2列目は右からマテウス、前田、相馬、ボランチは米本と稲垣、最終ラインは右から宮原、中谷、キム・ミンテ、吉田、GKは守護神ランゲラックが起用された。
やや不運な形での失点となった名古屋だが、すぐに反撃を見せる。12分、前田がボックス左で相手のセンターバックを引きつけながらボールを受けると、フリーになったシュヴィルツォクへワンタッチでパス。これを受けたシュヴィルツォクはボックス中央まで運び、冷静にゴール右隅に決めた。
その後は、[5-3-2]で守る相手2トップ脇のスペースから名古屋が攻め込んでいく。センターバックの間に稲垣が降りて数的優位を作りつつ、安全にボールを敵陣に運び、前線のシュヴィルツォクまでボールを届ける。
しかし、ボールを支配していた名古屋はワンチャンスを決められて再び失点。28分、自陣左サイドの浅い位置からアーリークロスを入れられると、中谷がエドガルのマークを外してしまい、ボックス中央からヘディングシュートを決められてしまった。
1点ビハインドで迎えた後半、名古屋は相馬に代えて森下を投入。吉田、森下、前田の3人が左サイドで流動的に絡みつつ、大邱FCの守備陣を翻弄していく。
すると名古屋は63分にゴールネットを揺らす。左サイドを森下と前田のコンビネーションで突破すると、森下がボックス左からクロス。ゴール前で待っていたシュヴィルツォクが頭で合わせ、試合を振り出しに戻した。
勢いに乗る名古屋は、その2分後に逆転。吉田が自陣からロングボールを送ると、その処理に戸惑う相手DFからシュヴィルツォクがボールを奪い、そのままボックス左から右足を振り抜く。ボールはGKチェ・ヤングウンの左手をすり抜けてサイドネットに突き刺さった。
この試合で初めてリードを奪った名古屋。それでも勢いは衰えない。79分、マテウスが蹴った左CKにニアサイドに飛び込んだ中谷がヘディングを叩き込み、点差を広げた。
その後、名古屋は[4-4-2]のブロックで守勢に立つプランに変更。一度連携ミスから危険なシーンを招いたものの、ゴールラインを割らせることはなく、試合終了。4-2で逆転勝利を収めた。
名古屋グランパス 4-2 大邱FC
【名古屋】
シュヴィルツォク(前12)
シュヴィルツォク(後18)
シュヴィルツォク(後20)
中谷進之介(後34)
【大邱FC】
セシーニャ(前4)
エドガル(前28)
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