クロップがW杯2年開催論を非難「結局カネだろう」
2021.09.11 14:40 Sat
リバプールのユルゲン・クロップ監督が、にわかに浮上したワールドカップ(W杯)の2年開催論を非難した。『ESPN』がコメントを伝えている。
先日、国際サッカー連盟(FIFA)がW杯を2年ごとに開催する計画を立てていることを明らかにした。元々は今年5月にサウジアラビアが初めて提案した構想だったが、FIFAがマイケル・オーウェン氏やヤヤ・トゥーレ氏、さらには元アーセナル監督のアーセン・ヴェンゲル氏らの支持を受けながら、これを推し進める旨を伝えていた。
ところが、方々から猛烈な反発を受けることに。欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンドル・チェフェリン会長ををはじめ、南米サッカー連盟(CONMEBOL)も「クオリティを低下させる」と異を唱える事態に至っている。
そして、非難は団体のみならず、現場で働く選手や監督からも相次いでいる。クロップ監督は「すべてはお金のため」であり、「最も重要な要素」である選手への影響を考慮していないと強く反対した。
「もしワールドカップが2年に1度開催されるなら、ユーロも100%2年ごとに開催されることになるだろう。そうするとトップ選手にとっては毎年夏に大会があり、休みはわずか3週間ほどだけとなってしまう。それが現状なのだ」
「サッカーほど過酷なスポーツはない。なぜこのようなことが起きているのかは誰もが知っている。ワールドカップで各国により多くのチャンスを与えようと意見する人がいても、結局はカネのためだろう」
「そういうものなんだよ。お金のことを考慮するのは良い。我々だってたくさんのお金をもらっているしね。だが、改革を考えるたびに出てくるのが、試合の数を増やすことなのだ」
「しかし、私の言葉なんて何の意味も持たない。誰も聞いていないのだからね」
先日、国際サッカー連盟(FIFA)がW杯を2年ごとに開催する計画を立てていることを明らかにした。元々は今年5月にサウジアラビアが初めて提案した構想だったが、FIFAがマイケル・オーウェン氏やヤヤ・トゥーレ氏、さらには元アーセナル監督のアーセン・ヴェンゲル氏らの支持を受けながら、これを推し進める旨を伝えていた。
そして、非難は団体のみならず、現場で働く選手や監督からも相次いでいる。クロップ監督は「すべてはお金のため」であり、「最も重要な要素」である選手への影響を考慮していないと強く反対した。
「もしワールドカップが2年に1度開催されるなら、ユーロも100%2年ごとに開催されることになるだろう。そうするとトップ選手にとっては毎年夏に大会があり、休みはわずか3週間ほどだけとなってしまう。それが現状なのだ」
「最も重要な要素を持つ選手がいないと我々はプレーできないということを、誰かがどこかの時点で理解し始めなければならない」
「サッカーほど過酷なスポーツはない。なぜこのようなことが起きているのかは誰もが知っている。ワールドカップで各国により多くのチャンスを与えようと意見する人がいても、結局はカネのためだろう」
「そういうものなんだよ。お金のことを考慮するのは良い。我々だってたくさんのお金をもらっているしね。だが、改革を考えるたびに出てくるのが、試合の数を増やすことなのだ」
「しかし、私の言葉なんて何の意味も持たない。誰も聞いていないのだからね」
|
関連ニュース