ゴレツカが新体制2戦目の快勝劇に2Aで貢献 「フリックの下で良いスタートが切りたかった」

2021.09.06 15:01 Mon
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バイエルンに所属するドイツ代表MFレオン・ゴレツカが新体制の好発進に満足した。ドイツサッカー連盟(DFB)が伝えている。

ゴレツカは5日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループJ第5節のアルメニア代表戦に先発した。開始早々にFWセルジュ・ニャブリの先制点につながるパスを送ると、44分にもFWティモ・ヴェルナーのゴールをお膳立てして、2アシストの活躍で6-0の大勝劇に大きく貢献した。
ドイツはこの結果、W杯欧州予選2連勝となり、ハンジ・フリック体制となってから好調なパフォーマンスを示している。アルメニア戦後のインタビューに応じたゴレツカも新体制の戦いぶりに喜びを露わにしながら、ファンの熱気ある声援への感謝も忘れなかった。

「今日は前節ともまったく違うゲームになったと思う。雰囲気は素晴らしいものだったし、スタンドにいるファンの興奮も伝わってきたよ」

「僕たちは大きな期待を持っていて、今日もハンジ・フリックの下で良いスタートが切りたいと考えていたんだ。そして、多くのことを実践できたと思っている」
「あとは(第6節の)アイスランド代表戦でも、このパフォーマンスを繰り返したいね。常に良いパフォーマンスを発揮することが必要なんだ。そしてファンの皆の熱気は、僕たちにとって歓迎すべきものだった」
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