広島先制も数的不利で逃げ切れず…神戸は1ポイント積んで3位浮上【明治安田J1第24節】
2021.09.05 20:08 Sun
明治安田生命J1リーグ第24節、サンフレッチェ広島vsヴィッセル神戸が5日にエディオンスタジアム広島で行われ、1-1の引き分けに終わった。
豪雨の影響で延期となっていた一戦。暫定11位の広島(勝ち点35)と4位の神戸(勝ち点47)が激突した。
広島は8月末の大分トリニータ戦まで5試合勝利から遠ざかっていたものの、その大分戦では4-1の逆転勝利を収めて6試合ぶりの白星を挙げた。
一方の神戸は、同じく8月末のFC東京戦は0-1で敗れ、2連勝がストップ。引き分け以上で3位に浮上できる絶好の機会だ。
なお、メンバーに関して、現在行われている代表マッチウィークで広島は佐々木、神戸は大迫が離脱中。神戸では注目の新戦力ボージャンが初のベンチ入りを果たしている。
対する神戸は、12分のCKからフェルマーレンがヘディングシュートでゴールチャンスを迎える。その後は武藤の強烈なミドルシュートが広島GK大迫を強襲するシーンも。
徐々にリズムに乗り始めてきた神戸だったが、32分に要の山口が負傷交代を余儀なくされるアクシデントが発生。代わりに中坂が起用された。
その後は広島がやや優勢。35分に高い位置でプレッシャーを掛けたハイネルが相手のパスミスを誘うと、ドウグラス・ヴィエイラがボックス手前からシュート。より確実な他の選択肢もあったが、ここは焦りが出てしまった。
後半に入ると試合は拮抗し、互いに思うようにシュートシーンを迎えられない。そんな中58分に、広島はハイネルが不要なファウルで2枚目のイエローカードを受け退場となってしまう。
しかし、先に試合を動かしたのはその広島だった。66分、ボックス手前右の位置でFKを獲得すると、キッカーは東。得意の左足で狙ったシュートは、ゴール右上の絶好のコースに突き刺さり、ホームチームが先制点を決めた。
しかし、広島のリードは長くは続かなかった。神戸は失点から6分後の72分、左サイドから初瀬が右足で入れたクロスをファーサイドから飛び込んだ佐々木が頭で合わせて同点ゴール。これで数的有利も含めて神戸が勝利に向けて大きなアドバンテージを得た。
この直後、アウェイチームはイニエスタと大崎を下げて、ボージャンとリンコンを投入。ボージャンが満を持してデビューを果たした。また、広島も終盤にかけて交代カードを次々に切り、数的不利ながらも勝ちへの姿勢を見せる。
しかし、その後は神戸の攻勢が続き、広島も何度かカウンターからチャンスになりかけるも、互いにもう1点が遠い。
結局、試合は1-1のまま終了。10人の広島は価値ある勝ち点1、神戸はこの1ポイントで3位に浮上している。
サンフレッチェ広島 1-1 ヴィッセル神戸
【広島】
東俊希(後21)
【神戸】
佐々木大樹(後27)
豪雨の影響で延期となっていた一戦。暫定11位の広島(勝ち点35)と4位の神戸(勝ち点47)が激突した。
一方の神戸は、同じく8月末のFC東京戦は0-1で敗れ、2連勝がストップ。引き分け以上で3位に浮上できる絶好の機会だ。
なお、メンバーに関して、現在行われている代表マッチウィークで広島は佐々木、神戸は大迫が離脱中。神戸では注目の新戦力ボージャンが初のベンチ入りを果たしている。
まずゴールに迫ったのはホームの広島。2分、藤井が左サイドからクロスを上げると、こぼれ球をドウグラス・ヴィエイラがダイレクトで叩く。難しい姿勢から放たれたシュートは枠を捉えたものの、GK飯倉の好セーブに遭った。
対する神戸は、12分のCKからフェルマーレンがヘディングシュートでゴールチャンスを迎える。その後は武藤の強烈なミドルシュートが広島GK大迫を強襲するシーンも。
徐々にリズムに乗り始めてきた神戸だったが、32分に要の山口が負傷交代を余儀なくされるアクシデントが発生。代わりに中坂が起用された。
その後は広島がやや優勢。35分に高い位置でプレッシャーを掛けたハイネルが相手のパスミスを誘うと、ドウグラス・ヴィエイラがボックス手前からシュート。より確実な他の選択肢もあったが、ここは焦りが出てしまった。
後半に入ると試合は拮抗し、互いに思うようにシュートシーンを迎えられない。そんな中58分に、広島はハイネルが不要なファウルで2枚目のイエローカードを受け退場となってしまう。
しかし、先に試合を動かしたのはその広島だった。66分、ボックス手前右の位置でFKを獲得すると、キッカーは東。得意の左足で狙ったシュートは、ゴール右上の絶好のコースに突き刺さり、ホームチームが先制点を決めた。
しかし、広島のリードは長くは続かなかった。神戸は失点から6分後の72分、左サイドから初瀬が右足で入れたクロスをファーサイドから飛び込んだ佐々木が頭で合わせて同点ゴール。これで数的有利も含めて神戸が勝利に向けて大きなアドバンテージを得た。
この直後、アウェイチームはイニエスタと大崎を下げて、ボージャンとリンコンを投入。ボージャンが満を持してデビューを果たした。また、広島も終盤にかけて交代カードを次々に切り、数的不利ながらも勝ちへの姿勢を見せる。
しかし、その後は神戸の攻勢が続き、広島も何度かカウンターからチャンスになりかけるも、互いにもう1点が遠い。
結局、試合は1-1のまま終了。10人の広島は価値ある勝ち点1、神戸はこの1ポイントで3位に浮上している。
サンフレッチェ広島 1-1 ヴィッセル神戸
【広島】
東俊希(後21)
【神戸】
佐々木大樹(後27)
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