乾復帰のC大阪が敵地で見事な逆転突破劇! G大阪は屈辱4失点惨敗で敗退《ルヴァンカップ》
2021.09.05 20:00 Sun
JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ準々決勝第2戦のガンバ大阪vsセレッソ大阪が5日にパナソニック スタジアム 吹田で開催。4-0で快勝したC大阪が2戦合計スコア4-1でベスト4進出を決めた。
敵地での第1戦を1-0で制して、ホームでのリターンレグに挑むG大阪だが、その先勝に無失点で貢献した昌子が代表追加招集で離脱。それに伴い、3バックから4バックの布陣変更が施され、第1戦で決勝ゴールを記録した山見がスタートから出場した。
一方、勝利を突破の絶対条件に敵地での第2戦に臨むC大阪は主将の清武が右足首負傷で戦線離脱を強いられたなか、今夏に10年ぶり復帰の乾がベンチ入り。そのほか、奥埜や瀬古が引き続きメンバーから外れたが、松田陸や丸橋が先発復帰した。
8月28日のリーグ戦から数えると、3連戦の3戦目となる両者。アドバンテージを手にしての第2戦となるG大阪だが、ここ2試合と同じく受けの立ち上がりとなり、C大阪が攻めの主導権を握っての入りに成功する。
そのC大阪は24分、バイタルエリア左の喜田が放った右足ミドルが相手にディフレクトすると、ボックス左でうまく拾った山田が左足フィニッシュ。左ポストの内側を叩いて吸い込まれ、トータルスコアで追いつく。
アドバンテージを持ってのスタートから一転して、少なくとも2点が必要な状況に陥ったG大阪だが、連続失点後もシュートなし。押し上げる場面こそ増やすが、組み立てから苦しみ、効果的な攻めの形を見いだせない。
C大阪にほぼパーフェクトな展開を許して、試合を折り返したG大阪はハーフタイム明けからシュート0本に終わった攻撃の活性化を図ろうと、小野瀬を投入。相手陣内の深くに攻め入るが、こじ開けるに至らない。
そうしていると、C大阪に決定的な3点目。松田陸の右クロスが相手DFにクリアされた56分、バイタルエリア右で回収した藤田が右足を振り抜くと、低い弾道のボールがゴール左に吸い込まれ、G大阪を突き放す。
最低でも3点目が必要となり、さらに窮地のG大阪は63分にパトリックと宇佐美、そしてケガ明けの高尾を一挙に投入。だが、C大阪もその交代をかき消すかのように、66分にデビューの乾、松田力を送り込む。
すると、その2分後に前線から相手のビルドアップにプレッシャーをかけた松田力が高い位置で菅沼からボールを奪取。バイタルエリア右から右足フィニッシュでネットを揺らして、4点目を奪い切ってみせる。
わずかな望みを信じて、反撃に出たいG大阪だが、78分に三浦の負傷交代という追いうち。そのなかで、一矢報いようとするが、86分に矢島が放ったヘディングシュートもGKキム・ジンヒョンの好守に遭う。
攻守にわたり、宿敵を圧倒したC大阪が見事に逆転で4年ぶりのベスト4進出。攻守に右往左往している間に4失点惨敗のG大阪は敵地で手にした1-0の先勝を生かせずの逆転敗退となり、ベスト8で姿を消した。
ガンバ大阪 0-4(AGG1-4) セレッソ大阪
【C大阪】
山田寛人(前24)
加藤陸次樹(前32)
藤田直之(後11)
松田力(後23)
敵地での第1戦を1-0で制して、ホームでのリターンレグに挑むG大阪だが、その先勝に無失点で貢献した昌子が代表追加招集で離脱。それに伴い、3バックから4バックの布陣変更が施され、第1戦で決勝ゴールを記録した山見がスタートから出場した。
8月28日のリーグ戦から数えると、3連戦の3戦目となる両者。アドバンテージを手にしての第2戦となるG大阪だが、ここ2試合と同じく受けの立ち上がりとなり、C大阪が攻めの主導権を握っての入りに成功する。
そのC大阪は24分、バイタルエリア左の喜田が放った右足ミドルが相手にディフレクトすると、ボックス左でうまく拾った山田が左足フィニッシュ。左ポストの内側を叩いて吸い込まれ、トータルスコアで追いつく。
飲水タイムを挟んでもC大阪ペースが続くと、32分に鳥海のロングフィードに抜け出した山田がボックス左から左足シュート。左ポストの跳ね返りをゴール前に詰めた加藤が右足で合わせ、2戦合計スコアで逆転する。
アドバンテージを持ってのスタートから一転して、少なくとも2点が必要な状況に陥ったG大阪だが、連続失点後もシュートなし。押し上げる場面こそ増やすが、組み立てから苦しみ、効果的な攻めの形を見いだせない。
C大阪にほぼパーフェクトな展開を許して、試合を折り返したG大阪はハーフタイム明けからシュート0本に終わった攻撃の活性化を図ろうと、小野瀬を投入。相手陣内の深くに攻め入るが、こじ開けるに至らない。
そうしていると、C大阪に決定的な3点目。松田陸の右クロスが相手DFにクリアされた56分、バイタルエリア右で回収した藤田が右足を振り抜くと、低い弾道のボールがゴール左に吸い込まれ、G大阪を突き放す。
最低でも3点目が必要となり、さらに窮地のG大阪は63分にパトリックと宇佐美、そしてケガ明けの高尾を一挙に投入。だが、C大阪もその交代をかき消すかのように、66分にデビューの乾、松田力を送り込む。
すると、その2分後に前線から相手のビルドアップにプレッシャーをかけた松田力が高い位置で菅沼からボールを奪取。バイタルエリア右から右足フィニッシュでネットを揺らして、4点目を奪い切ってみせる。
わずかな望みを信じて、反撃に出たいG大阪だが、78分に三浦の負傷交代という追いうち。そのなかで、一矢報いようとするが、86分に矢島が放ったヘディングシュートもGKキム・ジンヒョンの好守に遭う。
攻守にわたり、宿敵を圧倒したC大阪が見事に逆転で4年ぶりのベスト4進出。攻守に右往左往している間に4失点惨敗のG大阪は敵地で手にした1-0の先勝を生かせずの逆転敗退となり、ベスト8で姿を消した。
ガンバ大阪 0-4(AGG1-4) セレッソ大阪
【C大阪】
山田寛人(前24)
加藤陸次樹(前32)
藤田直之(後11)
松田力(後23)
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