バルセロナがデパイ2戦連続弾で今季2勝目! 内容低調もヘタフェを振り切る《ラ・リーガ》
2021.08.30 02:01 Mon
ラ・リーガ第3節、バルセロナvsヘタフェが29日にカンプ・ノウで行われ、ホームのバルセロナが2-1で勝利した。
負傷明けの守護神テア・シュテーゲンがネトに替わって今季初出場を飾り、最終ラインではジョルディ・アルバを除く3人を変更。デストに替わってエメルソンが初スタメンに入り、出場停止のエリック・ガルシアと負傷のピケに替わってアラウホとラングレがセンターバックでコンビを組み、特別休暇を与えられたペドリに替わってセルジ・ロベルトが代役を担った。また、コウチーニョとミンゲサが初のベンチ入りを果たした。
試合は互いの出方を窺う暇もなくいきなり動く。開始2分、最後尾からのラングレの縦パスが相手陣内左のハーフスペースで待つデパイに入ると、デパイはすぐさま左サイドの高い位置に走り込むアルバに展開。アルバが得意の形からグラウンダーで折り返したボールに対して、ニアのブラースヴァイトがスルー。後方に走り込できたセルジ・ロベルトがワンタッチで流し込んだ。
今季初先発となったセルジ・ロベルトの今季2点目で最高の滑り出しを見せたバルセロナは、以降もアスレティックに比べてプレスの強度が緩いヘタフェに対してストレスなくボールを動かしていく。
元カンテラーノの連携から3試合連続で失点を喫したバルセロナは、これで目を覚ましたか、ここから攻撃のギアを上げていく。先制点以降はなかなか決定機まで持ち込むことができずにいたが、個人技でゴールをこじ開ける。
30分、デ・ヨングからパスを受けたデパイがボックス左でDF2枚を相手に仕掛けると、細かなフェイントで一瞬相手を外して右足のシュートをニア下に突き刺し、2試合連続ゴールとした。
以降は落ち着きを取り戻したバルセロナが冷静にボールを動かしながらゲームをコントロール。40分過ぎにはアランバリのシュートのこぼれ球をキャッチにいったGKテア・シュテーゲンに対して、やや無謀に詰めたサンドロ・ラミレスが交錯。頭部の負傷が懸念されたものの、テア・シュテーゲンは無事プレーに復帰した。
効率良い攻めによって1点リードで試合を折り返したバルセロナだが、後半の入りはヤンクトに際どいミドルシュートを許すなど守勢を強いられる。
失点こそ免れるものの、前半以上にビルドアップや崩しの精度が低調なバルセロナは、なかなかフィニッシュまで持ち込めない。61分にはラングレからの柔らかなフィードに反応したセルジ・ロベルトがボックス中央でヘディングシュートを狙うが、これはGKの守備範囲。この直後にはエメルソンを下げてデストを最初の交代カードとして切った。
その後、ヘタフェの一時の勢いを止めたバルセロナは、いずれも負傷したセルジ・ロベルトとブラースヴァイトを下げて、74分にニコ・ゴンサレスと、これがトップチームデビューとなる17歳MFガビを同時投入。さらに、84分にはグリーズマンを下げて今季初出場のミンゲサを投入し、逃げ切り態勢に入った。
この交代直後には右サイドでポジションを一列上げたデストの正確なクロスをファーに飛び込んだデパイが右足のボレーで合わすが、これはわずかに枠の上に外れた。
それでも、何とか相手の反撃を凌ぎ切ったバルセロナは内容面に大きな課題を残したものの、今季2勝目を手にしてインターナショナルマッチウィークの中断期間を迎えることになった。
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アスレティック・ビルバオとのアウェイゲームを1-1のドローで終えて開幕連勝を逃したバルセロナ。開幕連敗中のヘタフェ相手に2戦ぶりの白星を目指した一戦では、先発5人を変更。試合は互いの出方を窺う暇もなくいきなり動く。開始2分、最後尾からのラングレの縦パスが相手陣内左のハーフスペースで待つデパイに入ると、デパイはすぐさま左サイドの高い位置に走り込むアルバに展開。アルバが得意の形からグラウンダーで折り返したボールに対して、ニアのブラースヴァイトがスルー。後方に走り込できたセルジ・ロベルトがワンタッチで流し込んだ。
今季初先発となったセルジ・ロベルトの今季2点目で最高の滑り出しを見せたバルセロナは、以降もアスレティックに比べてプレスの強度が緩いヘタフェに対してストレスなくボールを動かしていく。
しかし、畳みかける姿勢を見せずに漫然と試合を進めてしまうと、エアポケットに入ったような一瞬の緩みからあっさりと試合を振り出しに戻される。19分、右サイドで連続したデュエルで後手を踏むと、ウナルとオリベラに突破を許す。そして、ボックス中央でサンドロ・ラミレスにアレーニャとのパス交換で前向きな仕掛けを許すと、ゴール左下隅に強烈なシュートを流し込まれた。
元カンテラーノの連携から3試合連続で失点を喫したバルセロナは、これで目を覚ましたか、ここから攻撃のギアを上げていく。先制点以降はなかなか決定機まで持ち込むことができずにいたが、個人技でゴールをこじ開ける。
30分、デ・ヨングからパスを受けたデパイがボックス左でDF2枚を相手に仕掛けると、細かなフェイントで一瞬相手を外して右足のシュートをニア下に突き刺し、2試合連続ゴールとした。
以降は落ち着きを取り戻したバルセロナが冷静にボールを動かしながらゲームをコントロール。40分過ぎにはアランバリのシュートのこぼれ球をキャッチにいったGKテア・シュテーゲンに対して、やや無謀に詰めたサンドロ・ラミレスが交錯。頭部の負傷が懸念されたものの、テア・シュテーゲンは無事プレーに復帰した。
効率良い攻めによって1点リードで試合を折り返したバルセロナだが、後半の入りはヤンクトに際どいミドルシュートを許すなど守勢を強いられる。
失点こそ免れるものの、前半以上にビルドアップや崩しの精度が低調なバルセロナは、なかなかフィニッシュまで持ち込めない。61分にはラングレからの柔らかなフィードに反応したセルジ・ロベルトがボックス中央でヘディングシュートを狙うが、これはGKの守備範囲。この直後にはエメルソンを下げてデストを最初の交代カードとして切った。
その後、ヘタフェの一時の勢いを止めたバルセロナは、いずれも負傷したセルジ・ロベルトとブラースヴァイトを下げて、74分にニコ・ゴンサレスと、これがトップチームデビューとなる17歳MFガビを同時投入。さらに、84分にはグリーズマンを下げて今季初出場のミンゲサを投入し、逃げ切り態勢に入った。
この交代直後には右サイドでポジションを一列上げたデストの正確なクロスをファーに飛び込んだデパイが右足のボレーで合わすが、これはわずかに枠の上に外れた。
それでも、何とか相手の反撃を凌ぎ切ったバルセロナは内容面に大きな課題を残したものの、今季2勝目を手にしてインターナショナルマッチウィークの中断期間を迎えることになった。
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