チェルシーとの大一番を前に、ルカクを警戒するクロップ「クロスを上げさせれば大きな問題が…」
2021.08.28 21:29 Sat
リバプールのユルゲン・クロップ監督が、プレミアリーグでの大一番を前に意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。
試合前の公式会見に出席したクロップ監督は、今夏にチェルシーが獲得したベルギー代表FWロメル・ルカクを警戒。同時に、ルカク以外にも注意を払わなければ大きな代償を支払うことになるだろうとも語った。
「ロメルがいる状況にもっとも近いのは、(オリヴィエ・)ジルーが前線でプレーしていたときだろう。もちろんそれでもかなりの違いはあるが、ヴェルナーがプレーしていたときよりは近いと思う」
「ジルーがいる時もそうだったが、彼らにクロスを上げさせると大きな問題が生じる。(前節チェルシーに敗れた)アーセナルの守備と、それを彼がどのようにかわしてボックス内に入ったか皆が見たはずだ。フットボールでは常にそうだが、もしそこで問題を起こしたくないならそのエリアへのパスを防ぐべきだろう。もちろんそれを試すつもりだが、ボールがそこに渡ったらとにかく守る必要がある」
「ロメルとヴィルヒル(・ファン・ダイク)の戦いについて、どんな見出しをつけてもかまわないさ。ただ、ロメルはもう1人のセンターバックの周りにも顔を出すだろうし、彼だけに注目していると、カイ(・ハヴァーツ)やメイソン(・マウント)に罰せられるだろう。そういう状況さ。彼らは良いチームだからこそ、チャンピオンズリーグ(CL)を制覇したのだ」
「もちろん、我々もまた良いチームだと思う。だから、試合をしようじゃないか。チェルシー戦に向け、トレーニングや話し合いをする時間が十分にあったことは想像に難くないはずだ。もちろん、今日も選手たちとのミーティングがあるが、これまでのトレーニングでやってきたことを彼らは正確に示せるだろう」
また、クロップ監督は自分たちも昨シーズンCLを制覇したチェルシーのようになりたいとコメント。プレミアリーグの厳しさについては十分理解しつつ、高い目標に向けた意気込みを語った。
「100%正直に言うと、我々もチェルシーのように成功したい。我々とてかなりの野心家だからね。それが可能かは誰にもわからない。でも、チャレンジしたいね。このリーグが世界最強であることは、まだ閉まっていないこの移籍市場を見るまでもなく誰もが知っていると思う。そしてこのリーグで野心を持つのなら、多少の痛みを受けることも覚悟する必要がある」
「我々は再び立ち上がり、前進するだけだ。我々の計画は、どこであろうと世界のベストチームに常に勝つことだった。もちろん、今の時点で誰も我々が世界最高のチームだとは思っていないだろう。それでも、我々は最高のチームを倒したいと考えている」
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開幕連勝スタートを切ったリバプールは、28日に行われるプレミアリーグ第3節で同じく連勝中のチェルシーと対戦。まだ3試合目でありながら、早くも今季のタイトル争いを占う大一番として高い注目が集まっている。「ロメルがいる状況にもっとも近いのは、(オリヴィエ・)ジルーが前線でプレーしていたときだろう。もちろんそれでもかなりの違いはあるが、ヴェルナーがプレーしていたときよりは近いと思う」
「ジルーがいる時もそうだったが、彼らにクロスを上げさせると大きな問題が生じる。(前節チェルシーに敗れた)アーセナルの守備と、それを彼がどのようにかわしてボックス内に入ったか皆が見たはずだ。フットボールでは常にそうだが、もしそこで問題を起こしたくないならそのエリアへのパスを防ぐべきだろう。もちろんそれを試すつもりだが、ボールがそこに渡ったらとにかく守る必要がある」
「トーマス・トゥヘルはとてもいい仕事をしているね。ビルドアップやプレーの仕方が明確でありながら非常に柔軟だ。そして今、前線に適切なターゲットとなる選手がいる。去年もチェルシーはとても良かったが、最後までやり遂げられないことが多かったと言われていたからね」
「ロメルとヴィルヒル(・ファン・ダイク)の戦いについて、どんな見出しをつけてもかまわないさ。ただ、ロメルはもう1人のセンターバックの周りにも顔を出すだろうし、彼だけに注目していると、カイ(・ハヴァーツ)やメイソン(・マウント)に罰せられるだろう。そういう状況さ。彼らは良いチームだからこそ、チャンピオンズリーグ(CL)を制覇したのだ」
「もちろん、我々もまた良いチームだと思う。だから、試合をしようじゃないか。チェルシー戦に向け、トレーニングや話し合いをする時間が十分にあったことは想像に難くないはずだ。もちろん、今日も選手たちとのミーティングがあるが、これまでのトレーニングでやってきたことを彼らは正確に示せるだろう」
また、クロップ監督は自分たちも昨シーズンCLを制覇したチェルシーのようになりたいとコメント。プレミアリーグの厳しさについては十分理解しつつ、高い目標に向けた意気込みを語った。
「100%正直に言うと、我々もチェルシーのように成功したい。我々とてかなりの野心家だからね。それが可能かは誰にもわからない。でも、チャレンジしたいね。このリーグが世界最強であることは、まだ閉まっていないこの移籍市場を見るまでもなく誰もが知っていると思う。そしてこのリーグで野心を持つのなら、多少の痛みを受けることも覚悟する必要がある」
「我々は再び立ち上がり、前進するだけだ。我々の計画は、どこであろうと世界のベストチームに常に勝つことだった。もちろん、今の時点で誰も我々が世界最高のチームだとは思っていないだろう。それでも、我々は最高のチームを倒したいと考えている」
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