マンチェスター・ユナイテッドOBで元イングランド代表DFの
ギャリー・ネビル氏が元戦友でもあるポルトガル代表FW
クリスティアーノ・ロナウドの古巣凱旋を評価した。
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今夏にユベントスからの移籍が囁かれるなか、それが実現することなく、今季を迎えたC・ロナウドだが、移籍市場が佳境に差し掛かり、マンチェスター・シティ行きの可能性が加熱。もはや既定路線ともみられたが、27日に状況が一転して、恩師の名将サー・アレックス・ファーガソン氏が電話で復帰の説得にあたったともいわれる古巣ユナイテッドが加入内定を発表した。
かつてユナイテッドでC・ロナウドとともにしたG・ネビル氏はイギリス『スカイ・スポーツ』で「ファンタスティックなニュースだ。少しノスタルジックで、フットボールにいつもうまくいくことなんてないが、ロナウドがマンチェスター・シティに行くのはユナイテッドのファンからしたら拷問のようなものだった」と語り、クラブを成功に導く存在として大いに期待した。
「大物選手を獲得するチャンスがあるのなら、ユナイテッドもマーケットに出ていかないといけない。来夏に(アーリング・)ハーランドを獲得できるチャンスがあるのは知っている。(エディンソン・)カバーニもあと1年頑張ってくれるだろう。今の彼らはカバーニとともにセンターフォワードのオプションになる選手が必要なのは明らかだった」
「(メイソン・)グリーンウッドの存在もわかっているが、チェルシーのビジネスぶりやマンチェスター・シティがやろうとしたことを鑑みると、ユナイテッドも競争が必要だった。その彼らがしたのは実績十分のゴールスコアラーであり、クラブのレジェンドを復帰させてのチーム強化であり、今季を素晴らしいものにするのに繋がるだろう」
また、ユナイテッド在籍6シーズンの公式戦で292試合に出場して118得点69アシストをマークした男の電撃的な凱旋がチームに与え得る影響を訊かれると、「ロナウドは数々のトロフィーを勝ち獲り、個人でも数々の栄光を手にして戻ってくるわけだから、プレミアリーグに火をつけるだろう。ロナウドは違いになれる。誰もが予想するようにね」と見解を続けた。
「彼はNo.9の選手で、短距離での爆発力を持ち、ボックス内での素晴らしいランからボールの落下地点を予測できる。ユナイテッドに必要なものを与えてくれるはずだ」
「私は先日、チャンスがあるのなら、(ハリー・)ケイン、あるいはハーランドを獲得すべきだと言った。マンチェスター・シティやチェルシーの上に立つためにはああいうタイプの選手を獲ったり、何か大きなことをやらなければならない。これで、今季は一時的でも上位に食い込んでいけるかもしれないね」
「先週末に観たチェルシーだけでなく、シティがより強くなり、リバプールも(ヴィルヒル・)ファン・ダイクが戻ったことを鑑みて、ユナイテッドが良くなっても下位で終わる可能性を感じて少しばかりの恐怖に駆られた。しかし、この知らせを受けて、彼らも素晴らしいシーズンを過ごせるという希望が持てた」
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