乱闘が起きたニースの1試合無観客試合が決定、観客殴打のマルセイユスタッフは職務停止に
2021.08.26 16:05 Thu
LFP(フランス・プロリーグ機構)が、選手と観客の乱闘事件が起きたニースvsマルセイユの一戦について暫定的な処分を下した。22日にニースの本拠地であるアリアンツ・リビエラで行われたリーグ・アン第3節のニースvsマルセイユの一戦では、スタンドから投げつけられたペットボトルがマルセイユのMFディミトリ・パイエの背中を直撃。パイエがこれを投げ返すと、ニースの観客たちが一斉にスタンドを飛び出し、数十人がなだれ込み、収拾のつかない事態となった。
中断を挟んだ後、ニースの選手たちはピッチに戻ったものの、マルセイユの選手たちが戻ることはなく、試合はそのまま打ち切りになっていた。
これを受け、25日に懲戒委員会が実施。この試合を調査の対象にすることを決定するとともに、28日にアリアンツ・リビエラで行われるニースvsボルドーの無観客試合とマルセイユのフィジカルトレーナーであるパブロ・フェルナンデス氏の職務停止が発表された。
フェルナンデス氏はピッチに侵入した観客の1人に殴打するところが確認されていた。
これを受け、25日に懲戒委員会が実施。この試合を調査の対象にすることを決定するとともに、28日にアリアンツ・リビエラで行われるニースvsボルドーの無観客試合とマルセイユのフィジカルトレーナーであるパブロ・フェルナンデス氏の職務停止が発表された。
フェルナンデス氏はピッチに侵入した観客の1人に殴打するところが確認されていた。
また、今回の件については、「ニースサポーターの行動とピッチへの侵入」「ピッチ上での選手の行動」「最終的な結果」に関して調査を実施した後、9月8日に最終的な決定がなされるとのこと。それまでは当該試合の成績は確定せず、順位には影響を与えないとしている。
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