横浜FMが4発で鳥栖を粉砕! 川崎Fとの勝ち点差はついに「1」に【明治安田J1第26節】
2021.08.25 21:17 Wed
明治安田生命J1リーグ第26節、サガン鳥栖vs横浜F・マリノスが25日に駅前不動産スタジアムで行われ、0-4で横浜FMが勝利を収めた。
ホームの鳥栖は前節、アウェイの柏レイソル戦に勝利。さらに新加入の白崎と小泉が直近の2試合で初先発し、順調にフィットしている。現在は3位につけているものの、7位までの勝ち点差はわずか「3」となっており、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)圏内をキープするためにも、今日の上位対決は負けられない。
一方の横浜FMは、3連勝している上に直近のリーグ戦12試合で負けなしと絶好調。前半戦では勝ち点を大きく離されていた首位の川崎フロンターレとも、気づけば4ポイント差となった。ここまでリーグ1位の得点力を武器に、着実に白星を挙げて連勝街道を走りたいところ。
試合は開始2分、いきなり鳥栖がビッグチャンスを迎える。カウンターの形から小屋松が最終ラインの裏に抜けながらスルーパスを受けてGK高丘との1対1となったが、シュートは惜しくも右に外れた。
その後は時間が経つにつれて横浜FMがボールを保持し始める。だが、鳥栖のインテンシティの高いプレッシングによって余裕を持ってプレーさせてもらえない。
一方の横浜FMも、強度の高い守備を継続し、前田とエウベルを基軸としたカウンターで鳥栖ゴールに向かう。
お互いにポゼッションサッカーを志向するために激しいボールの奪い合いとなり、結果的にロングボールとカウンターの撃ち合いという興味深い試合となった。
すると40分、横浜FMがGK高丘のロングパスから先制する。最終ラインの裏にフリーで抜けたレオ・セアラがボックス中央に侵入し、意表を突くような横パス。走り込んだ前田が詰めて均衡を破った。
後半が始まってすぐに横浜FMはPKを獲得。扇原が相手の最終ラインの背後にアバウトなボールを送ると、前田が爆発的なスピードで鳥栖のセンターバックを追い越し、ボックス内で倒された。これをレオ・セアラが沈めて、リードを2点に広げた。
PK献上となったファウルで樋口が一発退場となった鳥栖は、中野嘉大に代えてファン・ソッコを投入。システムを[4-3-2]に変更し、ポゼッションの権利を譲る格好に。ボール保持の際には選手の距離感を広く開けて、1人当たりのスペースを大きくして前進していく戦略をとる。
対するアウェイチームは63分にレオ・セアラ、エウベルに代えて水沼と仲川をピッチへ送り出す。攻撃的なカードを切って決定的な3点目を奪い、試合を終わらせる方向へと舵を切った。
すると鳥栖は配置を[4-4-1]に変更。安定したブロック守備で体力の消費を抑えつつ、72分に勝負の3枚替えを敢行した。
それでも数的優位を活かして試合を支配し続ける横浜FMは、83分にとどめの3点目。自陣からのロングパスに抜け出した仲川がボックス右に侵入し、GK朴一圭を欺くような横パスで水沼のゴールをお膳立て。
だが、川崎フロンターレを追いかけるチームの猛攻はまだ止まらない。89分、またしても自陣からのロングパスに抜け出した仲川が、ボックス右からGK朴一圭の頭上を通すループシュートでダメ押しの追加点を決めた。
その後も余裕を持ってボールを回した横浜FMが圧勝。首位の川崎Fがアビスパ福岡に敗れたため、勝ち点差は「1」となった。一方の鳥栖は公式戦ここ5試合で3敗目。名古屋グランパス、鹿島アントラーズ、ヴィッセル神戸に抜かれて6位に順位を落とす結果となった。
サガン鳥栖 0-4 横浜F・マリノス
【横浜FM】
前田大然(前41)
レオ・セアラ(後8)
水沼宏太(後38)
仲川輝人(後44)
ホームの鳥栖は前節、アウェイの柏レイソル戦に勝利。さらに新加入の白崎と小泉が直近の2試合で初先発し、順調にフィットしている。現在は3位につけているものの、7位までの勝ち点差はわずか「3」となっており、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)圏内をキープするためにも、今日の上位対決は負けられない。
試合は開始2分、いきなり鳥栖がビッグチャンスを迎える。カウンターの形から小屋松が最終ラインの裏に抜けながらスルーパスを受けてGK高丘との1対1となったが、シュートは惜しくも右に外れた。
その後は時間が経つにつれて横浜FMがボールを保持し始める。だが、鳥栖のインテンシティの高いプレッシングによって余裕を持ってプレーさせてもらえない。
鳥栖はマンマーク気味のディフェンスで、ボールを奪うなり縦に素早く展開し、相手のセンターバック間に位置する酒井へと預ける。そこから2列目の選手が追い越す形で横浜FMゴールに迫っていく。
一方の横浜FMも、強度の高い守備を継続し、前田とエウベルを基軸としたカウンターで鳥栖ゴールに向かう。
お互いにポゼッションサッカーを志向するために激しいボールの奪い合いとなり、結果的にロングボールとカウンターの撃ち合いという興味深い試合となった。
すると40分、横浜FMがGK高丘のロングパスから先制する。最終ラインの裏にフリーで抜けたレオ・セアラがボックス中央に侵入し、意表を突くような横パス。走り込んだ前田が詰めて均衡を破った。
後半が始まってすぐに横浜FMはPKを獲得。扇原が相手の最終ラインの背後にアバウトなボールを送ると、前田が爆発的なスピードで鳥栖のセンターバックを追い越し、ボックス内で倒された。これをレオ・セアラが沈めて、リードを2点に広げた。
PK献上となったファウルで樋口が一発退場となった鳥栖は、中野嘉大に代えてファン・ソッコを投入。システムを[4-3-2]に変更し、ポゼッションの権利を譲る格好に。ボール保持の際には選手の距離感を広く開けて、1人当たりのスペースを大きくして前進していく戦略をとる。
対するアウェイチームは63分にレオ・セアラ、エウベルに代えて水沼と仲川をピッチへ送り出す。攻撃的なカードを切って決定的な3点目を奪い、試合を終わらせる方向へと舵を切った。
すると鳥栖は配置を[4-4-1]に変更。安定したブロック守備で体力の消費を抑えつつ、72分に勝負の3枚替えを敢行した。
それでも数的優位を活かして試合を支配し続ける横浜FMは、83分にとどめの3点目。自陣からのロングパスに抜け出した仲川がボックス右に侵入し、GK朴一圭を欺くような横パスで水沼のゴールをお膳立て。
だが、川崎フロンターレを追いかけるチームの猛攻はまだ止まらない。89分、またしても自陣からのロングパスに抜け出した仲川が、ボックス右からGK朴一圭の頭上を通すループシュートでダメ押しの追加点を決めた。
その後も余裕を持ってボールを回した横浜FMが圧勝。首位の川崎Fがアビスパ福岡に敗れたため、勝ち点差は「1」となった。一方の鳥栖は公式戦ここ5試合で3敗目。名古屋グランパス、鹿島アントラーズ、ヴィッセル神戸に抜かれて6位に順位を落とす結果となった。
サガン鳥栖 0-4 横浜F・マリノス
【横浜FM】
前田大然(前41)
レオ・セアラ(後8)
水沼宏太(後38)
仲川輝人(後44)
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