福岡がクルークスの一発で大金星!今季無敗の川崎Fに初めて土を付ける【明治安田J1第26節】
2021.08.25 21:10 Wed
明治安田生命J1リーグ第26節、アビスパ福岡vs川崎フロンターレが26日にベスト電器スタジアムで行われ、1-0でホームのアビスパ福岡が勝利を収めた。
前節は名古屋グランパスと対戦し、シュヴィルツォクのゴラッソに泣いた福岡は、前節からスタメンを大幅に変更。9人を入れ替え、城後は3月13日の徳島ヴォルティス戦以来、カウエは4月14日の川崎F戦以来の先発となった。
対する川崎Fは無敗を継続中ながらも、ここ2戦はドローと足踏みが続いている。前節からはスターターを3人変更し、山村が3月13日以来のスタメン出場を果たした。
序盤は福岡が前線からプレッシャーを強め、川崎Fにロングボールを強いる展開に。福岡も長いボールを入れてこぼれ球を拾う戦術で、比較的五分五分の入りを見せる。
とはいえ、巧者の川崎Fが次第にプレッシャーをいなし、ミドルゾーン中央への縦パスも見せ始める。11分には抜け出したレアンドロ・ダミアンがボックス内でGK村上との一対一を迎え、2分後にもジョアン・シミッチのスルーパスに反応した宮城が同じようなシーンを迎えるが、いずれもGK村上に軍配が上がった。
防戦一方となった福岡はセットプレーに活路を見出そうするが、フィニッシュシーンまでは持ち込めず。対照的に幾度となく相手ゴールに迫る川崎Fは31分、ボックス手前での細かいパス回しから、最後はレアンドロ・ダミアンがボックス左からフリーでシュート。だが、ここもGK村上が立ちはだかり、4分後にはこぼれ球に反応した家長がワントラップから左足で狙うも、クロスバーの上へ外れた。
ゴールレスで折り返した後半を迎えると、最初のチャンスは福岡が作る。ボックス手前から杉本が狙うもGKチョン・ソンリョンがセーブした。ただ、やはり時間の経過とともに川崎Fが攻め続ける展開に。
猛攻を耐え続ける福岡は62分に3枚替えを行って一気にギアを上げると、ワンチャンスを生かしてゲームを動かす。右サイドの高い位置でセカンドボールを拾ったジョルディ・クルークスが左足を一閃。懸命に伸ばしたGKチョン・ソンリョンの手を越えて、シュートはゴールに吸い込まれた。
これで気を良くしたのか、ジョルディ・クルークスは直後に志知のクロスをダイレクトで狙うが、これは当たり損ねてしまった。リードを奪って以降も、福岡は守りに入ることなく、追加点を狙って相手ゴール前に迫る回数を増やしていく。
負けは許されない川崎Fは74分に古巣対戦となる遠野をピッチへ送り出す。直後にはショートパスから裏を取った家長がフィニッシュシーンを迎えるが、カルロス・グティエレスの体を張ったブロックに遭う。さらには86分に途中出場の知念がボックス手前右から狙うも、枠を捉えられない。
川崎Fの攻勢に対し、さすがに重心が下がり始めた福岡はカウンターで牽制する。後半のアディショナルタイムには金森が突破してゴール正面でFKを得ると、ジョン・マリが狙うも大きく枠を逸れた。
残り時間は長いボールも使って福岡ゴールに迫る川崎Fだが、最後まで牙城を崩し切れずにタイムアップ。福岡が川崎Fに今季公式戦初めて土を付け、2試合ぶりの白星をつかんだ。
アビスパ福岡 1-0 川崎フロンターレ
【福岡】
ジョルディ・クルークス(後21)
前節は名古屋グランパスと対戦し、シュヴィルツォクのゴラッソに泣いた福岡は、前節からスタメンを大幅に変更。9人を入れ替え、城後は3月13日の徳島ヴォルティス戦以来、カウエは4月14日の川崎F戦以来の先発となった。
序盤は福岡が前線からプレッシャーを強め、川崎Fにロングボールを強いる展開に。福岡も長いボールを入れてこぼれ球を拾う戦術で、比較的五分五分の入りを見せる。
とはいえ、巧者の川崎Fが次第にプレッシャーをいなし、ミドルゾーン中央への縦パスも見せ始める。11分には抜け出したレアンドロ・ダミアンがボックス内でGK村上との一対一を迎え、2分後にもジョアン・シミッチのスルーパスに反応した宮城が同じようなシーンを迎えるが、いずれもGK村上に軍配が上がった。
19分には幅を使った攻撃を見せる川崎F。右サイドの山根から中央を経由して左の宮城までボールが渡ると、ボックス左からのグラウンダーのクロスに旗手がゴール前で合わせる。だが、シュートは枠の右へ逸れた。
防戦一方となった福岡はセットプレーに活路を見出そうするが、フィニッシュシーンまでは持ち込めず。対照的に幾度となく相手ゴールに迫る川崎Fは31分、ボックス手前での細かいパス回しから、最後はレアンドロ・ダミアンがボックス左からフリーでシュート。だが、ここもGK村上が立ちはだかり、4分後にはこぼれ球に反応した家長がワントラップから左足で狙うも、クロスバーの上へ外れた。
ゴールレスで折り返した後半を迎えると、最初のチャンスは福岡が作る。ボックス手前から杉本が狙うもGKチョン・ソンリョンがセーブした。ただ、やはり時間の経過とともに川崎Fが攻め続ける展開に。
猛攻を耐え続ける福岡は62分に3枚替えを行って一気にギアを上げると、ワンチャンスを生かしてゲームを動かす。右サイドの高い位置でセカンドボールを拾ったジョルディ・クルークスが左足を一閃。懸命に伸ばしたGKチョン・ソンリョンの手を越えて、シュートはゴールに吸い込まれた。
これで気を良くしたのか、ジョルディ・クルークスは直後に志知のクロスをダイレクトで狙うが、これは当たり損ねてしまった。リードを奪って以降も、福岡は守りに入ることなく、追加点を狙って相手ゴール前に迫る回数を増やしていく。
負けは許されない川崎Fは74分に古巣対戦となる遠野をピッチへ送り出す。直後にはショートパスから裏を取った家長がフィニッシュシーンを迎えるが、カルロス・グティエレスの体を張ったブロックに遭う。さらには86分に途中出場の知念がボックス手前右から狙うも、枠を捉えられない。
川崎Fの攻勢に対し、さすがに重心が下がり始めた福岡はカウンターで牽制する。後半のアディショナルタイムには金森が突破してゴール正面でFKを得ると、ジョン・マリが狙うも大きく枠を逸れた。
残り時間は長いボールも使って福岡ゴールに迫る川崎Fだが、最後まで牙城を崩し切れずにタイムアップ。福岡が川崎Fに今季公式戦初めて土を付け、2試合ぶりの白星をつかんだ。
アビスパ福岡 1-0 川崎フロンターレ
【福岡】
ジョルディ・クルークス(後21)
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