シュヴィルツォクのJ1初ゴールで名古屋が3連勝!福岡は直近5試合で3敗【明治安田J1第25節】
2021.08.22 20:28 Sun
明治安田生命J1リーグ第25節、名古屋グランパスvsアビスパ福岡が22日に豊田スタジアムで行われ、1-0で名古屋が勝利を収めた。
ホームの名古屋は公式戦2連勝中。新加入のキム・ミンテとシュヴィルツォクがその2試合でゴールを決めており、約3か月間リーグ戦で勝利がなかったチームの雰囲気を一変させている。また、22日同日にクラブの公式サイトからトップチームの選手1名の新型コロナウイルス陽性判定が報告されたが、試合にエントリー予定の選手・スタッフ全員の陰性が確認されたため、試合は予定通り開催となった。
一方の福岡は、リーグ戦ここ5試合で1勝3敗1分けと揮わず。前節のセレッソ大阪戦では96分にクルークスが勝ち越し弾を決め、リーグ戦8試合ぶりの勝ち点3をゲットしている。今日の試合でも勝利を挙げて、第10節から15節にかけて6連勝した時の勢いを取り戻せるか。
序盤から名古屋がサイドから攻めていく。右サイドはマテウスのカットインと成瀬のオーバーラップ、左サイドでは森下と吉田のコンビネーションで福岡の守備を崩していく。
一方の福岡は前線のターゲットに当てて落として前進。2トップに入った山岸とファンマが後ろ向きでアバウトなボールにも対応し、体を張って次のプレーへとつないでいた。
すると41分、名古屋に決定機が訪れる。カウンターの形からボールを受けた森下がボックス左に侵入し、ニアサイドを狙って強烈なシュート。だがGK村上に腕一本でセーブされ、先制点とはならず。
後半に入ってすぐに名古屋がスコアを動かす。吉田からパスを受けたシュヴィルツォクが、ボックス外の左45度の位置からファーサイドに巻くようなシュート。これがゴール右端に突き刺さり先制に成功した。
勢いに乗る名古屋は60分にまた得点チャンスを迎える。福岡の右サイドを前田と成瀬で翻弄し、最後は柿谷がクロスを受けてボックス右から強引にシュート。だが、これはGK村上のファインセーブに遭い2点目とはならなかった。
1点を返したい福岡は、3人交代を敢行して攻勢に出る。主にサイドのクロスからチャンスを作り出し、名古屋のゴールに迫っていった。
試合終盤になると、名古屋は自陣に引いてブロックを組むように。奪っても繋ごうとはせず、敵陣のコーナーフラッグ目がけて大きく蹴り、陣地回復を優先して1点を守り切るプランに移行した。
その後も得点を目指して攻め続けた福岡だが、名古屋のお家芸とも呼べる強固なディフェンスを最後まで破れず。0-1で敗戦となり、リーグ2連勝とはならなかった。一方の名古屋はこれで公式戦3連勝。順位を5位に上げている。
名古屋グランパス 1-0 アビスパ福岡
【名古屋】
シュヴィルツォク(後4)
ホームの名古屋は公式戦2連勝中。新加入のキム・ミンテとシュヴィルツォクがその2試合でゴールを決めており、約3か月間リーグ戦で勝利がなかったチームの雰囲気を一変させている。また、22日同日にクラブの公式サイトからトップチームの選手1名の新型コロナウイルス陽性判定が報告されたが、試合にエントリー予定の選手・スタッフ全員の陰性が確認されたため、試合は予定通り開催となった。
序盤から名古屋がサイドから攻めていく。右サイドはマテウスのカットインと成瀬のオーバーラップ、左サイドでは森下と吉田のコンビネーションで福岡の守備を崩していく。
一方の福岡は前線のターゲットに当てて落として前進。2トップに入った山岸とファンマが後ろ向きでアバウトなボールにも対応し、体を張って次のプレーへとつないでいた。
試合が落ち着くと、名古屋がゆったりとボールを保持。サイドバックが大外の高い位置に上がり、サイドハーフが内側に絞って、センターバックとボランチが縦パスを狙って中央から打開するルートも開拓していく。
すると41分、名古屋に決定機が訪れる。カウンターの形からボールを受けた森下がボックス左に侵入し、ニアサイドを狙って強烈なシュート。だがGK村上に腕一本でセーブされ、先制点とはならず。
後半に入ってすぐに名古屋がスコアを動かす。吉田からパスを受けたシュヴィルツォクが、ボックス外の左45度の位置からファーサイドに巻くようなシュート。これがゴール右端に突き刺さり先制に成功した。
勢いに乗る名古屋は60分にまた得点チャンスを迎える。福岡の右サイドを前田と成瀬で翻弄し、最後は柿谷がクロスを受けてボックス右から強引にシュート。だが、これはGK村上のファインセーブに遭い2点目とはならなかった。
1点を返したい福岡は、3人交代を敢行して攻勢に出る。主にサイドのクロスからチャンスを作り出し、名古屋のゴールに迫っていった。
試合終盤になると、名古屋は自陣に引いてブロックを組むように。奪っても繋ごうとはせず、敵陣のコーナーフラッグ目がけて大きく蹴り、陣地回復を優先して1点を守り切るプランに移行した。
その後も得点を目指して攻め続けた福岡だが、名古屋のお家芸とも呼べる強固なディフェンスを最後まで破れず。0-1で敗戦となり、リーグ2連勝とはならなかった。一方の名古屋はこれで公式戦3連勝。順位を5位に上げている。
名古屋グランパス 1-0 アビスパ福岡
【名古屋】
シュヴィルツォク(後4)
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