デビューの武藤がいきなりのアシスト!神戸が1-0で鹿島との上位対決制す【明治安田J1第25節】
2021.08.21 20:41 Sat
21日、明治安田生命J1リーグ第25節のヴィッセル神戸vs鹿島アントラーズがノエビアスタジアム神戸で行われ、1-0でホームの神戸が勝利を収めた。
5位神戸と3位鹿島による注目の上位対決。神戸が1試合消化が少ないものの、勝ち点「41」で並ぶ両チームによる一戦は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権争いにおいても大きな意味を持つ。
神戸は前節のサンフレッチェ広島戦が大雨の影響で中止になり、これが12日ぶりの公式戦に。サンペールを出場停止で欠く中、6年ぶりのJリーグ復帰を果たした武藤が加入後初のベンチ入りを果たした。
一方の鹿島は前節、徳島ヴォルティスを相手に3-0で完勝し3連勝中。敵地で上位対決を制し、勢いを継続したい。
序盤に流れを掴んだのは鹿島。17分にボックス手前でボールを受けた荒木がミドルシュートを放つも、これは相手GKによって防がれた。
序盤はペースを譲ったものの、神戸も徐々に盛り返す。36分にセンターサークル付近でFKを獲得すると、初瀬の蹴ったボールにフェルマーレンが頭で反応。ボックス手前に落とすと、受けたイニエスタがシュートを狙うも、これは枠の上に外れた。
45分にも神戸が得意のセットプレーからゴールを脅かす。左CKから初瀬がボックス中央にボールを供給すると、菊地がヘディングシュート。これも枠を捉えなかったが、前半の最後に見せ場を作った。
神戸は後半開始から武藤を投入。元日本代表FWが6年ぶりとなるJリーグのピッチに立ち、スタジアムは大きな拍手に包まれた。
鹿島は、58分に絶好のチャンスを得る。和泉がボックス内で相手DFを振り切ると、相手GKとの1対1の状況に。右足でグラウンダーのシュートを打つも、相手GKに阻まれた。
対する神戸もゴールに迫る。61分には左からボックス内に侵入した中坂がマイナス方向にグラウンダーのクロス。ボックス手前に走り込んだ山口がダイレクトシュートを放つも、わずかに左へ外れた。
すると、79分には神戸に待望の瞬間が訪れる。左サイドの裏に抜け出した武藤が相手陣内深くまで侵入し、鋭いクロスを供給。ニアのドウグラスは合わせられなかったものの、ファーに走り込んだ山口が身体を投げ出しながら押し込み、先制点を挙げた。
先制を許した鹿島だが、89分に反撃に出る。右サイド敵陣中央で得たFKから、永木がボックス内にボールを供給すると、受けたカイキが右足でシュート。しかし、これは味方の背中に当たってしまう。
鹿島はロングボールを中心に最後まで同点を目指すも、結局1-0のまま試合終了。新加入武藤のアシストもあり、神戸が2009年以来となるホームでの鹿島戦勝利を挙げ、3位争いをリードする形となった。一方の鹿島はリーグ戦4試合ぶりとなる黒星を喫した。
ヴィッセル神戸 1-0 鹿島アントラーズ
【神戸】
山口蛍(後34)
5位神戸と3位鹿島による注目の上位対決。神戸が1試合消化が少ないものの、勝ち点「41」で並ぶ両チームによる一戦は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権争いにおいても大きな意味を持つ。
一方の鹿島は前節、徳島ヴォルティスを相手に3-0で完勝し3連勝中。敵地で上位対決を制し、勢いを継続したい。
序盤に流れを掴んだのは鹿島。17分にボックス手前でボールを受けた荒木がミドルシュートを放つも、これは相手GKによって防がれた。
さらに、20分にも鹿島にチャンス。ボックス右でパスを貰ったエヴェラウドがニアを狙った強烈なシュートを放つ。しかし、これは相手GKのファインセーブに阻まれ、こぼれ球にもう一度エヴェラウドが詰めるも、今度は相手DFのブロックに遭い、ゴールとはならず。
序盤はペースを譲ったものの、神戸も徐々に盛り返す。36分にセンターサークル付近でFKを獲得すると、初瀬の蹴ったボールにフェルマーレンが頭で反応。ボックス手前に落とすと、受けたイニエスタがシュートを狙うも、これは枠の上に外れた。
45分にも神戸が得意のセットプレーからゴールを脅かす。左CKから初瀬がボックス中央にボールを供給すると、菊地がヘディングシュート。これも枠を捉えなかったが、前半の最後に見せ場を作った。
神戸は後半開始から武藤を投入。元日本代表FWが6年ぶりとなるJリーグのピッチに立ち、スタジアムは大きな拍手に包まれた。
鹿島は、58分に絶好のチャンスを得る。和泉がボックス内で相手DFを振り切ると、相手GKとの1対1の状況に。右足でグラウンダーのシュートを打つも、相手GKに阻まれた。
対する神戸もゴールに迫る。61分には左からボックス内に侵入した中坂がマイナス方向にグラウンダーのクロス。ボックス手前に走り込んだ山口がダイレクトシュートを放つも、わずかに左へ外れた。
すると、79分には神戸に待望の瞬間が訪れる。左サイドの裏に抜け出した武藤が相手陣内深くまで侵入し、鋭いクロスを供給。ニアのドウグラスは合わせられなかったものの、ファーに走り込んだ山口が身体を投げ出しながら押し込み、先制点を挙げた。
先制を許した鹿島だが、89分に反撃に出る。右サイド敵陣中央で得たFKから、永木がボックス内にボールを供給すると、受けたカイキが右足でシュート。しかし、これは味方の背中に当たってしまう。
鹿島はロングボールを中心に最後まで同点を目指すも、結局1-0のまま試合終了。新加入武藤のアシストもあり、神戸が2009年以来となるホームでの鹿島戦勝利を挙げ、3位争いをリードする形となった。一方の鹿島はリーグ戦4試合ぶりとなる黒星を喫した。
ヴィッセル神戸 1-0 鹿島アントラーズ
【神戸】
山口蛍(後34)
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