レオ・セアラの圧巻ハットで5発快勝! 仙台に力の差を見せつけ横浜FMが3連勝&12戦無敗【明治安田J1第25節】
2021.08.21 20:00 Sat
21日、明治安田生命J1リーグ第25節の横浜F・マリノスvsベガルタ仙台がニッパツ三ツ沢球技場で行われ、5-0で横浜FMが勝利した。
現在勝ち点56で2位につけ、首位の川崎フロンターレを勝ち点差「6」で追いかける横浜F・マリノス。対するベガルタ仙台は勝ち点19で18位と降格圏に位置している。
11試合無敗が続いている横浜FMはスタメンを2名変更。チアゴ・マルチンス、仲川輝人に代えて、喜田拓也、エウベルを起用。前節ボランチだった岩田智輝がCBに入ることとなった。
対する仙台は3名を変更。フォギーニョ、加藤千尋、赤﨑秀平に代えて、富田晋伍、中原彰吾、富樫敬真を起用した。途中加入の富樫は古巣戦。3試合無得点から脱却なるかに注目だ。
上空は強い風が吹く中、前半は仙台が風上に。あまり前からチェックには行かず、[4-4-2]のブロックを敷いて、スペースを与えない。
そんな中10分過ぎ、主審のインカムに通信障害があり、試合が中断。選手はその間に水分補給やコミュニケーションを取る。
およそ5分の中断を挟んで再開。直後のプレーで右サイドをエウベルが抜け出そうとしたが、オフサイドとなる。
すると19分に横浜FMが最初の決定機。ロングボールを右サイドでレオ・セアラがキープすると、パスを受けたマルコス・ジュニオールが相手の虚を突いてスルーパス。ボックス内に抜けたエウベルが受けてGKと一対一となるが、シュートはGKヤクブ・スウォビィクがセーブする。
ピンチを凌いだ仙台は21分に右CKを獲得するとサインプレー。マイナスのボールに対して、後方から走り込んだ富田がダイレクトシュートも、ミートせずにシュートは枠に飛ばない。
23分には横浜FMが決定機。扇原から左に展開すると和田がキープ。これをボックス角にいるレオ・セアラにへ繋ぐと、上手く相手をかわしカットインから強烈な右足シュート。しかしGKがセーブ。24分には、エウベルからのクロスに対してファーサイドで前田がヘッドで合わせるがGKがセーブする。
徐々に横浜FMが押し込む時間が増えていくとそのまま押し切ってしまう。25分、ボックス内左でレオ・セアラがマルコス・ジュニオールの浮き球のパスを胸で落とすと、左サイドに流れていた小池が浮き球のパス。これに対してGKヤクブ・スォビィクが飛び出てパンチングに行くが、アピアタウィア久よりも高く飛んだレオ・セアラがヘッド。無人のゴールへシュートが決まり、横浜FMが先制する。
29分にも横浜FMが決定機。右サイドからエウベルがレオ・セアラとワンツー。そのままダイレクトでマルコス・ジュニオールへ送ると、裏へのスルーパスに飛び出た喜田がボックス内右からシュートも、これは枠外に飛ぶ。
押し込まれ続けてきた仙台は31分に意表を突いたプレーを見せる。相手のパスを奪うとセンターサークル内にいた西村にパス。西村はGK高丘のポジションを見て自陣からロングシュートを狙うが、高丘が戻ってセーブする。
横浜FM36分、右サイドで小池が前線へ浮き球のパスを送ると、これがエウベルへ通る。エウベルはグラウンダーのクロスを送ると、ファーサイドに猛然と走り込んだ前田がシュート。GKヤクブ・スォビィクが前に出ると、シュートは大きく枠を超えていき、決定期を逸してしまう。
さらに41分には細かくパスを繋ぐと、ボックス手前から反転して右足を振り抜く。強烈なシュートがゴールに飛ぶが、左ポストを直撃し、ゴールとはならない。
インカムの不具合による中断で前半のアディショナルタイムは6分に。すると3分には仙台が押し込むと、アピアタウィア久がボックス手前からミドルシュート。強烈なシュートが枠に飛ぶがGK高丘がパンチングで防ぐ。
両チームとも選手交代なしで迎えた後半。立ち上がりから仙台が積極的なプレーを見せる。46分には、右サイドから中原がグラウンダーのクロス。これをボックス内で西村がシュートも相手にブロックされる。
49分には横浜FMがビッグチャンス。相手のパスをカットすると、前田のスルーパスを受けたレオ・セアラがボックス内で受けるとアピアタウィア久を振り切ると、シュートではなくクロスを選択。これはクリアされてしまう。
横浜FMが攻め込んでいく時間が続くと60分に、前田と扇原を下げて、水沼宏太と天野純を投入。水沼はJ1通算300試合出場を達成した。
すると直後の61分、右サイドからのスローインからパスを繋ぐと、水沼のパスを受けたレオ・セアラがボックス手前で右足一閃。強烈なシュートにGKヤクブ・スウォビィクも反応できず、シュートがネットに突き刺さり、横浜FMがリードを広げた。
さらに横浜FMは67分に追加点。GKヤクブ・スウォビィクからビルドアップしていきたい仙台だったが、横浜FMのハイプレスに苦しむと、猛然とプレスをかけた水沼がボールをカット。こぼれ球を拾ったレオ・セアラのパスをボックス中央でフリーで待っていたマルコス・ジュニオールが落ち着いて決める。
リードを3点とした横浜FMは70分にも追加点。相手のスローインを奪うと、カウンター。マルコス・ジュニオールのスルーパスを受けたレオ・セアラがGKとの一対一を冷静に決めてゴール。ハットトリックを達成し、4-0とする。
リードを4点と広げた横浜FMはエウベル、マルコス・ジュニオール、レオ・セアラと下げて行き、松原健、渡辺皓太、ティーラトンを投入する。
それでも攻撃を止めない横浜FMは85分にもビッグチャンス。パスを繋いでプレスを交わすと、松原のスルーパスを受けた小池がボックス内からシュート。しかし、GKヤクブ・スウォビィクがストップして5点目とはならない。
アディショナルタイムも横浜FMは前からプレスをかけて攻勢を止めず。GK高丘もボックスを飛び出してロングボールに対応すると、アディショナルタイム4分には松原のグラウンダーのパスに対して天野が駄目押しゴールを決め、そのままタイムアップ。力の差を見せつけ5-0で勝利を収めた横浜FMが3連勝で12戦無敗。仙台は4試合連続無得点で9戦未勝利となった。
横浜F・マリノス 5-0 ベガルタ仙台
【横浜FM】
レオ・セアラ(前25、後17、後25)
マルコス・ジュニオール(後22)
天野純(後49)
現在勝ち点56で2位につけ、首位の川崎フロンターレを勝ち点差「6」で追いかける横浜F・マリノス。対するベガルタ仙台は勝ち点19で18位と降格圏に位置している。
対する仙台は3名を変更。フォギーニョ、加藤千尋、赤﨑秀平に代えて、富田晋伍、中原彰吾、富樫敬真を起用した。途中加入の富樫は古巣戦。3試合無得点から脱却なるかに注目だ。
上空は強い風が吹く中、前半は仙台が風上に。あまり前からチェックには行かず、[4-4-2]のブロックを敷いて、スペースを与えない。
横浜FMは選手が立ち位置を変え、ボールを回しながら隙を窺っていく。ライン間に立ってパスを受けても、素早いチェックで前を向かせない。
そんな中10分過ぎ、主審のインカムに通信障害があり、試合が中断。選手はその間に水分補給やコミュニケーションを取る。
およそ5分の中断を挟んで再開。直後のプレーで右サイドをエウベルが抜け出そうとしたが、オフサイドとなる。
すると19分に横浜FMが最初の決定機。ロングボールを右サイドでレオ・セアラがキープすると、パスを受けたマルコス・ジュニオールが相手の虚を突いてスルーパス。ボックス内に抜けたエウベルが受けてGKと一対一となるが、シュートはGKヤクブ・スウォビィクがセーブする。
ピンチを凌いだ仙台は21分に右CKを獲得するとサインプレー。マイナスのボールに対して、後方から走り込んだ富田がダイレクトシュートも、ミートせずにシュートは枠に飛ばない。
23分には横浜FMが決定機。扇原から左に展開すると和田がキープ。これをボックス角にいるレオ・セアラにへ繋ぐと、上手く相手をかわしカットインから強烈な右足シュート。しかしGKがセーブ。24分には、エウベルからのクロスに対してファーサイドで前田がヘッドで合わせるがGKがセーブする。
徐々に横浜FMが押し込む時間が増えていくとそのまま押し切ってしまう。25分、ボックス内左でレオ・セアラがマルコス・ジュニオールの浮き球のパスを胸で落とすと、左サイドに流れていた小池が浮き球のパス。これに対してGKヤクブ・スォビィクが飛び出てパンチングに行くが、アピアタウィア久よりも高く飛んだレオ・セアラがヘッド。無人のゴールへシュートが決まり、横浜FMが先制する。
29分にも横浜FMが決定機。右サイドからエウベルがレオ・セアラとワンツー。そのままダイレクトでマルコス・ジュニオールへ送ると、裏へのスルーパスに飛び出た喜田がボックス内右からシュートも、これは枠外に飛ぶ。
押し込まれ続けてきた仙台は31分に意表を突いたプレーを見せる。相手のパスを奪うとセンターサークル内にいた西村にパス。西村はGK高丘のポジションを見て自陣からロングシュートを狙うが、高丘が戻ってセーブする。
横浜FM36分、右サイドで小池が前線へ浮き球のパスを送ると、これがエウベルへ通る。エウベルはグラウンダーのクロスを送ると、ファーサイドに猛然と走り込んだ前田がシュート。GKヤクブ・スォビィクが前に出ると、シュートは大きく枠を超えていき、決定期を逸してしまう。
さらに41分には細かくパスを繋ぐと、ボックス手前から反転して右足を振り抜く。強烈なシュートがゴールに飛ぶが、左ポストを直撃し、ゴールとはならない。
インカムの不具合による中断で前半のアディショナルタイムは6分に。すると3分には仙台が押し込むと、アピアタウィア久がボックス手前からミドルシュート。強烈なシュートが枠に飛ぶがGK高丘がパンチングで防ぐ。
両チームとも選手交代なしで迎えた後半。立ち上がりから仙台が積極的なプレーを見せる。46分には、右サイドから中原がグラウンダーのクロス。これをボックス内で西村がシュートも相手にブロックされる。
49分には横浜FMがビッグチャンス。相手のパスをカットすると、前田のスルーパスを受けたレオ・セアラがボックス内で受けるとアピアタウィア久を振り切ると、シュートではなくクロスを選択。これはクリアされてしまう。
横浜FMが攻め込んでいく時間が続くと60分に、前田と扇原を下げて、水沼宏太と天野純を投入。水沼はJ1通算300試合出場を達成した。
すると直後の61分、右サイドからのスローインからパスを繋ぐと、水沼のパスを受けたレオ・セアラがボックス手前で右足一閃。強烈なシュートにGKヤクブ・スウォビィクも反応できず、シュートがネットに突き刺さり、横浜FMがリードを広げた。
さらに横浜FMは67分に追加点。GKヤクブ・スウォビィクからビルドアップしていきたい仙台だったが、横浜FMのハイプレスに苦しむと、猛然とプレスをかけた水沼がボールをカット。こぼれ球を拾ったレオ・セアラのパスをボックス中央でフリーで待っていたマルコス・ジュニオールが落ち着いて決める。
リードを3点とした横浜FMは70分にも追加点。相手のスローインを奪うと、カウンター。マルコス・ジュニオールのスルーパスを受けたレオ・セアラがGKとの一対一を冷静に決めてゴール。ハットトリックを達成し、4-0とする。
リードを4点と広げた横浜FMはエウベル、マルコス・ジュニオール、レオ・セアラと下げて行き、松原健、渡辺皓太、ティーラトンを投入する。
それでも攻撃を止めない横浜FMは85分にもビッグチャンス。パスを繋いでプレスを交わすと、松原のスルーパスを受けた小池がボックス内からシュート。しかし、GKヤクブ・スウォビィクがストップして5点目とはならない。
アディショナルタイムも横浜FMは前からプレスをかけて攻勢を止めず。GK高丘もボックスを飛び出してロングボールに対応すると、アディショナルタイム4分には松原のグラウンダーのパスに対して天野が駄目押しゴールを決め、そのままタイムアップ。力の差を見せつけ5-0で勝利を収めた横浜FMが3連勝で12戦無敗。仙台は4試合連続無得点で9戦未勝利となった。
横浜F・マリノス 5-0 ベガルタ仙台
【横浜FM】
レオ・セアラ(前25、後17、後25)
マルコス・ジュニオール(後22)
天野純(後49)
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