【ラ・リーガ第2節プレビュー】原vs久保の日本人対決! 4強は開幕連勝なるか?
2021.08.20 20:00 Fri
2021-22シーズンのラ・リーガが先週末に開幕を迎えた。その開幕節では連覇を狙うアトレティコ・マドリー、覇権奪還を目指すレアル・マドリー、バルセロナの3強に加え、セビージャと昨季上位陣が揃って白星スタートを飾った。
今夏、アラベスに加入した原はレアル・マドリーとの開幕節でメンバー入りを果たしたものの、1-4で敗れた一戦では出番は訪れず。引き続きホームで開催される今回の一戦でプリメーラデビューを狙う。今週にポジションを争うFWルーカス・ペレスが退団したものの、FWホセル、FWグイデッティというセンターフォワード、FWリオハ、MFエドガル・メンデス、FWペリストリというウインガーとの3トップのポジション争いは依然として熾烈。現時点でカジェハ監督の中でのプライオリティは高くないが、何とかこの一戦でデビューといきたい。
一方、久保は東京オリンピックから合流間もない中で前節のベティス戦では後半途中に投入され、早速再デビューを果たした。左右のウイングで果敢な仕掛けを見せた上、プレースキッカーを任されるなど、チームは1-1のドローに終わったものの上々のパフォーマンスとなった。その開幕節ではチームが[4-3-3]の布陣を採用したこともあり、今後も左右のウイングが主戦場となりそうだ。初戦でまずまずのインパクトを残したものの、準備期間が少なく今回の試合でスタメンを飾るかは微妙なところだが、間違いなくアラベス戦でも出番が与えられるはずだ。
今シーズンの優勝候補筆頭のアトレティコはセルタとの開幕戦を2-1の勝利で飾った。昨季、後半戦でインパクトを残したFWコレアがドブレーテの活躍を見せた一方、試合内容では相手FWアスパスらの決定機逸に助けられた面もあり、まだまだ本調子とは言えない。また、荒れ模様となった試合終盤には相手DFマージョと共にDFエルモソが退場となっており、エルチェをホームで迎え撃つ今回の一戦では初戦の3バックから4バックへの変更が見込まれる。その中で初戦では試運転程度に留まったFWスアレス、DFトリッピアー、新戦力のMFデ・パウルらの活躍に期待したいところだ。一方、対戦相手のエルチェでは今週にマルセイユからレンタル加入したFWベネデットのプレーに注目したい。
マドリードの2強と共に白星発進のバルセロナは、難所サン・マメスでアスレティック・ビルバオとのタフな一戦に臨む。FWメッシの電撃退団に揺れたチームだが、カンプ・ノウでの開幕戦ではFWデパイやDFエリック・ガルシアの新戦力、ドブレーテを達成したFWブラースヴァイトと攻守両面でかみ合った新スタイルを披露し、昨季5位のレアル・ソシエダ相手に4-2のスコア以上の快勝を収めた。諸刃の剣となっていたメッシ不在によってクーマン監督が志向する攻守一体型の戦いに舵が切られており、昨季に比べてトランジションの鋭さに磨きがかかっている。ソシエダに比べて球際、トランジションを強調するアスレティック相手にも開幕戦同様の爽快な戦いを見せられるか。
また、3強と共に優勝争いの一角に挙がるセビージャは、昇格組ラージョとの開幕節を新戦力のMFラメラのドブレーテの活躍などで3-0の快勝。新型コロナウイルスの影響でMFラキティッチ、FWオカンポス、MFスソらを欠いた中、きっちり結果を残した。連勝を狙う今節はミチェル新監督の下で、堅守速攻からのスタイル変更に取り組むヘタフェと対戦。初戦では[3-4-2-1]の布陣でスタートも、後半から本来の[4-3-3]に戻して流れを掴んでおり、[4-3-3]での戦いが見込まれる。前述の主力が間に合うかは微妙なところだが、初戦でインパクトを残したラメラとMFパプ・ゴメスのアルゼンチンホットラインに注目だ。
その他ではマジョルカと共にプリメーラ復帰後初勝利を目指すエスパニョール、ラージョの戦いに注目。共に対戦相手はビジャレアル、ソシエダと格上だが、粘り強い戦いで勝ち点3を掴みたい。
《ラ・リーガ第2節》
▽8/20(金)
《28:00》
ベティス vs カディス
▽8/21(土)
《24:00》
アラベス vs マジョルカ
《26:30》
エスパニョール vs ビジャレアル
グラナダ vs バレンシア
《29:00》
アスレティック・ビルバオ vs バルセロナ
▽8/22(日)
《24:30》
レアル・ソシエダ vs ラージョ
《26:30》
アトレティコ・マドリー vs エルチェ
《29:00》
レバンテ vs レアル・マドリー
▽8/23(月)
《27:00》
ヘタフェ vs セビージャ
《29:00》
オサスナ vs セルタ
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第2節の最注目カードはFW原大智と、MF久保建英の元FC東京同僚同士による日本人対決が期待される、アラベスvsマジョルカ。一方、久保は東京オリンピックから合流間もない中で前節のベティス戦では後半途中に投入され、早速再デビューを果たした。左右のウイングで果敢な仕掛けを見せた上、プレースキッカーを任されるなど、チームは1-1のドローに終わったものの上々のパフォーマンスとなった。その開幕節ではチームが[4-3-3]の布陣を採用したこともあり、今後も左右のウイングが主戦場となりそうだ。初戦でまずまずのインパクトを残したものの、準備期間が少なく今回の試合でスタメンを飾るかは微妙なところだが、間違いなくアラベス戦でも出番が与えられるはずだ。
今シーズンの優勝候補筆頭のアトレティコはセルタとの開幕戦を2-1の勝利で飾った。昨季、後半戦でインパクトを残したFWコレアがドブレーテの活躍を見せた一方、試合内容では相手FWアスパスらの決定機逸に助けられた面もあり、まだまだ本調子とは言えない。また、荒れ模様となった試合終盤には相手DFマージョと共にDFエルモソが退場となっており、エルチェをホームで迎え撃つ今回の一戦では初戦の3バックから4バックへの変更が見込まれる。その中で初戦では試運転程度に留まったFWスアレス、DFトリッピアー、新戦力のMFデ・パウルらの活躍に期待したいところだ。一方、対戦相手のエルチェでは今週にマルセイユからレンタル加入したFWベネデットのプレーに注目したい。
アンチェロッティ監督の初陣となったアラベス戦をエースFWベンゼマのドブレーテの活躍などで4-1の勝利を飾ったレアル・マドリー。連勝を狙う今節は再び敵地でレバンテと対戦する。アラベス戦では前半こそ硬さや動きの鈍さが見受けられたものの、後半は完全に自分たちのペースで試合を運んでおり、FWアザールやFWベイルも上々の試運転となった。昨季、1勝1敗と五分に持ち込まれた難敵レバンテ戦では攻撃陣の引き続きの活躍と共に、鋭いカウンターを得意とする相手に対して、初戦ではややバタつきを見せたDFミリトンら守備陣のパフォーマンスも重要になるはずだ。
マドリードの2強と共に白星発進のバルセロナは、難所サン・マメスでアスレティック・ビルバオとのタフな一戦に臨む。FWメッシの電撃退団に揺れたチームだが、カンプ・ノウでの開幕戦ではFWデパイやDFエリック・ガルシアの新戦力、ドブレーテを達成したFWブラースヴァイトと攻守両面でかみ合った新スタイルを披露し、昨季5位のレアル・ソシエダ相手に4-2のスコア以上の快勝を収めた。諸刃の剣となっていたメッシ不在によってクーマン監督が志向する攻守一体型の戦いに舵が切られており、昨季に比べてトランジションの鋭さに磨きがかかっている。ソシエダに比べて球際、トランジションを強調するアスレティック相手にも開幕戦同様の爽快な戦いを見せられるか。
また、3強と共に優勝争いの一角に挙がるセビージャは、昇格組ラージョとの開幕節を新戦力のMFラメラのドブレーテの活躍などで3-0の快勝。新型コロナウイルスの影響でMFラキティッチ、FWオカンポス、MFスソらを欠いた中、きっちり結果を残した。連勝を狙う今節はミチェル新監督の下で、堅守速攻からのスタイル変更に取り組むヘタフェと対戦。初戦では[3-4-2-1]の布陣でスタートも、後半から本来の[4-3-3]に戻して流れを掴んでおり、[4-3-3]での戦いが見込まれる。前述の主力が間に合うかは微妙なところだが、初戦でインパクトを残したラメラとMFパプ・ゴメスのアルゼンチンホットラインに注目だ。
その他ではマジョルカと共にプリメーラ復帰後初勝利を目指すエスパニョール、ラージョの戦いに注目。共に対戦相手はビジャレアル、ソシエダと格上だが、粘り強い戦いで勝ち点3を掴みたい。
《ラ・リーガ第2節》
▽8/20(金)
《28:00》
ベティス vs カディス
▽8/21(土)
《24:00》
アラベス vs マジョルカ
《26:30》
エスパニョール vs ビジャレアル
グラナダ vs バレンシア
《29:00》
アスレティック・ビルバオ vs バルセロナ
▽8/22(日)
《24:30》
レアル・ソシエダ vs ラージョ
《26:30》
アトレティコ・マドリー vs エルチェ
《29:00》
レバンテ vs レアル・マドリー
▽8/23(月)
《27:00》
ヘタフェ vs セビージャ
《29:00》
オサスナ vs セルタ
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