徳島がFWムシャガ・バケンガの完全移籍加入内定を発表、メディカルチェック後に正式契約

2021.08.19 15:00 Thu
Getty Images
徳島ヴォルティスは19日、ノルウェー1部のオッドから元ノルウェー代表FWムシャガ・バケンガ(29)が完全移籍加入することを発表した。

6日にオッド側から徳島への移籍が発表されていたバケンガは、メディカルチェック後に正式契約となるとのこと。入国日は調整中となっており、入国後は新型コロナウイルス感染症防止のために定められている追加的防疫措置として、Jリーグが一括管理する14日間の待機期間(Jリーグバブル)を経て、チームへ合流するようだ。
バケンガはノルウェーのローゼンボリでキャリアをスタート。2012年1月にベルギーの強豪クラブ・ブルージュへ完全移籍を果たすも、セルクル・ブルージュ(ベルギー)、エスビャウ(ノルウェー)、ブラウンシュヴァイク(ドイツ)、モルデ(ノルウェー)とレンタル移籍を繰り返し、2016年7月にローゼンボリへと復帰した。その後、トロムソ、ランハイム・フォトバルとノルウェー国内でプレーし、2020年6月にオッドへと加入した。

そのオッドでは、昨季はリーグ戦26試合で15ゴールを記録。5月に開幕した今季リーグ戦においても、一度のハットトリックを含む、11試合11ゴールと得点力を爆発させていた。

「徳島でプレーできることをとても誇りに思い、幸せに思っています。この数週間、徳島のことを調べたり、試合を見てきました。私自身、徳島の歴史の一部になれることにさらに興奮しています。監督や選手たちに会い、スパイクを履くのが待ち遠しいです。そして、私を温かく迎え入れてくれた徳島ヴォルティスのファンの皆さまにも感謝します」
なお、代表レベルでは各世代のノルウェー代表に名を連ねてきたが、フル代表では2014年1月にデビューしたその1試合のみとなっている。
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