ローゼ新体制のドルトムント、好調維持で今季初タイトルに挑む「シーズンに向けて準備が整っていることを証明したい」

2021.08.17 21:10 Tue
Getty Images
ドルトムントのマルコ・ローゼ監督が、17日に行われるDFLスーパーカップに向けて意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。

昨季のブンデスリーガの王者であるバイエルンと、DFBポカールの王者であるドルトムントによるDFLスーパーカップ。昨季までボルシアMGで監督を務めていたマルコ・ローゼ新監督の下、今季最初のタイトルに臨む。
ここまで公式戦2試合を消化しており、DFBポカール1回戦では3部のヴェーエン・ヴィースバーデンに3-0で快勝。また、ブンデスリーガ開幕節では、昨季5位のフランクフルトを5-2で屠っており、新体制で連勝スタートを切っている。

そんな上り調子のドルトムント指揮官だが、やはりブンデスリーガ王者が有利と考えている模様。それでも勝つための準備が整っていることを強調した。

「競っている以上、勝つために努力するべきだ。バイエルン・ミュンヘンとの名門対決が待っているからね」
「決して楽な条件ではないが、我々は真剣に試合に向けて取り組んでいる。最初の競争力のある試合(フランクフルト戦)から3日後の試合で、リフレッシュする時間もほとんどない。しかし、ピッチ上で可能な限り最高なパフォーマンスを発揮し、シーズンに向けて準備が整っていることを証明したい」

また、この試合ではMFトルガン・アザールやMFエムレ・ジャンが、負傷により出場不可能。加えて、ユーロ2020から戻ってきたMFアクセル・ヴィツェルは開幕戦で足を攣り、78分でピッチを後にしていた。

このことを受けてローゼ監督は、ユーロ2020の後や短いプレシーズンの後はケガが高まるということについて言及した。

「通常の週であれば、土曜日、火曜日、土曜日のようにうまく管理できる。しかし、次から次へと試合をこなしていく場合には、我々は選手たちの面倒を見て、彼らとコミュニケーションをとらなくてはいけないんだ」

「彼らはコーチングスタッフに明確なシグナルを送らなくてはならない。しかし、我々は誰かに影響を及ぼすこともない。もし誰かがフィットして助けてくれるなら、その選手がピッチに立つだろう」
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