レスターがウルブスに競り勝ち白星発進! 狐のエースが開幕弾で相手のお株奪う狼の遠吠え《プレミアリーグ》
2021.08.15 01:08 Sun
プレミアリーグ第1節、レスター・シティvsウォルバーハンプトンが14日にキング・パワー・スタジアムで行われ、ホームのレスターが1-0で勝利した。
昨シーズンのリーグ戦を5位フィニッシュも、FAカップ初制覇を成し遂げたレスター。シーズン開幕を告げるマンチェスター・シティとのコミュニティ・シールドではリーグ王者を1-0で破り、幸先のよいスタートを飾った。
ブルーノ・ラージを新指揮官に迎えた新生ウルブスとの開幕戦ではコミュニティ・シールドから先発1人を変更。負傷のバートランドに代えてトーマスを起用した。
立ち上がりから圧倒的にボールを握るレスターは、自陣深くに[5-4-1]のブロックを組んでカウンターを狙うウルブスを押し込んでいく。なかなか中央にプレースペースがないものの、マディソン、アジョセ・ペレス、ヴァーディが流動的にポジションを入れ替えながらギャップや背後のスペースを意識した攻撃を仕掛けていく。
15分には背後に抜け出したヴァーディが冷静にゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定で認められない。すると、以降はボールを握りながらも“持たされる感”が強く徐々に攻撃が停滞。
ピンチの後にはチャンスあり。その格言を地で行くレスターは直後の41分にゴールをこじ開ける。相手陣内右サイドでリカルド・ペレイラがクイックスローで攻撃をスピードアップさせ、相手のクリアボールをすぐさま回収してクロスを供給。これをニアに走り込んだヴァーディが絶妙な左足のフリックシュートでゴール左隅へ流し込んだ。
そして、フォクシーズのエースはウルブスサポーターを前にオオカミの遠吠えを模したゴールセレブレーションを見せつけた。
ヴァーディの開幕戦ゴールで勢いづくホームチームは、前半終了間際にもティーレマンスがボックス手前から強烈なミドルシュートを枠の左隅へ飛ばしたが、ここはGKジョゼ・サのワンハンドセーブに阻まれ、前半のうちに2点目を奪うまでには至らなかった。
迎えた後半はラージ新監督のハーフタイムの修正が実を結び、ウルブスが押し込む入りに。前半見せ場が少なかったトラオレとトリンコンの2シャドーがボックス付近で積極的に足を振っていく。
後半に入って守勢が続くロジャーズ監督は60分過ぎにマディソン、アジョセ・ペレスの2列目の2選手を下げてスマレ、ヴェステルゴーアという新戦力をデビューさせ、並びを相手と同じ[3-4-2-1]の形に変化させた。
すると、この変更が機能し始めたレスターは守備面で安定を取り戻すと共に、ヴァーディとバーンズのスピードを生かしたカウンターで相手を引っくり返す場面を幾度も作り出す。だが、ウルブスもコーディを中心に最後のところで粘りの対応をみせ、なかなか追加点を奪わせてくれない。
その後、互いに選手交代を行った中、試合終盤にはウルブスがパワープレーでゴールに迫る。だが、ヒメネスのシュートチャンスを守備陣が身体を張った対応で凌ぎ、87分のキルマンの決定的なヘディングシュートもGKシュマイケルが冷静にセーブした。
そして、後半は我慢の展開が続いたものの、粘りの守備で新生ウルブスに競り勝ったレスターがトップ4返り咲きを目指すシーズンを白星でスタートした。
昨シーズンのリーグ戦を5位フィニッシュも、FAカップ初制覇を成し遂げたレスター。シーズン開幕を告げるマンチェスター・シティとのコミュニティ・シールドではリーグ王者を1-0で破り、幸先のよいスタートを飾った。
立ち上がりから圧倒的にボールを握るレスターは、自陣深くに[5-4-1]のブロックを組んでカウンターを狙うウルブスを押し込んでいく。なかなか中央にプレースペースがないものの、マディソン、アジョセ・ペレス、ヴァーディが流動的にポジションを入れ替えながらギャップや背後のスペースを意識した攻撃を仕掛けていく。
15分には背後に抜け出したヴァーディが冷静にゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定で認められない。すると、以降はボールを握りながらも“持たされる感”が強く徐々に攻撃が停滞。
逆に36分にはモウティーニョの中央突破からの絶妙なスルーパスに反応したアダマ・トラオレに最終ラインが完全に振り切られ、ボックス内でGKと一対一の絶好機を献上。だが、ここはGKシュマイケルのポジショニングの妙もあり、トラオレのシュートは枠の右へ外れた。
ピンチの後にはチャンスあり。その格言を地で行くレスターは直後の41分にゴールをこじ開ける。相手陣内右サイドでリカルド・ペレイラがクイックスローで攻撃をスピードアップさせ、相手のクリアボールをすぐさま回収してクロスを供給。これをニアに走り込んだヴァーディが絶妙な左足のフリックシュートでゴール左隅へ流し込んだ。
そして、フォクシーズのエースはウルブスサポーターを前にオオカミの遠吠えを模したゴールセレブレーションを見せつけた。
ヴァーディの開幕戦ゴールで勢いづくホームチームは、前半終了間際にもティーレマンスがボックス手前から強烈なミドルシュートを枠の左隅へ飛ばしたが、ここはGKジョゼ・サのワンハンドセーブに阻まれ、前半のうちに2点目を奪うまでには至らなかった。
迎えた後半はラージ新監督のハーフタイムの修正が実を結び、ウルブスが押し込む入りに。前半見せ場が少なかったトラオレとトリンコンの2シャドーがボックス付近で積極的に足を振っていく。
後半に入って守勢が続くロジャーズ監督は60分過ぎにマディソン、アジョセ・ペレスの2列目の2選手を下げてスマレ、ヴェステルゴーアという新戦力をデビューさせ、並びを相手と同じ[3-4-2-1]の形に変化させた。
すると、この変更が機能し始めたレスターは守備面で安定を取り戻すと共に、ヴァーディとバーンズのスピードを生かしたカウンターで相手を引っくり返す場面を幾度も作り出す。だが、ウルブスもコーディを中心に最後のところで粘りの対応をみせ、なかなか追加点を奪わせてくれない。
その後、互いに選手交代を行った中、試合終盤にはウルブスがパワープレーでゴールに迫る。だが、ヒメネスのシュートチャンスを守備陣が身体を張った対応で凌ぎ、87分のキルマンの決定的なヘディングシュートもGKシュマイケルが冷静にセーブした。
そして、後半は我慢の展開が続いたものの、粘りの守備で新生ウルブスに競り勝ったレスターがトップ4返り咲きを目指すシーズンを白星でスタートした。
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