J1通算100試合出場の深井が豪快ヘッド! 札幌が江坂デビューの浦和を退け3試合ぶり白星【明治安田J1第23節】
2021.08.09 16:59 Mon
明治安田生命J1リーグ第23節、北海道コンサドーレ札幌vs浦和レッズが9日に札幌ドームで行われ、2-1で札幌が勝利した。
東京オリンピックが8日に閉会し、1カ月ぶりに再開するJリーグ。現在10位の札幌(勝ち点29)は、この間に延期されていたガンバ大阪との試合を消化し、0-2で敗れている。また、リーグ戦14試合で12得点を挙げていたアンデルソン・ロペスが中国の武漢足球倶楽部に移籍し、戦力もダウンすることになった。
一方、8位の浦和(勝ち点35)は対照的に理想的な夏の移籍マーケットとなった。柏レイソルから江坂、マルセイユから酒井を獲得し、屈指の実力を持つ新戦力を迎え入れた。酒井は東京五輪直後でメンバー入りしなかったものの、江坂が先発デビュー。ユンカーはベンチスタートとなっている。
まずは2分、浦和はその江坂があいさつ代わりの初シュート。左サイドで相手のパスをカットした宇賀神からボールを受け、ボックス手前から右足を振り抜いたが、ここはDFのブロックに遭った。
攻撃的な姿勢で試合に入った浦和だが、先制したのはホームチームだった。8分、右CKで福森がインスイングのクロスを上げると、ボックス中央に走り込みドンピシャで合わせた深井が強烈なヘディングシュートを突き刺した。
その小柏は後半立ち上がりにも隙を突いてゴールに迫るが、ボックス左から狙ったシュートはGK西川の正面。対して、追いつきたい浦和も高い位置でボールを奪い、興梠がすかさずループシュートを狙ったが上手くいかなかった。
するとその小柏、58分に後方からの浮き球のパスに反応し前線で受けると、チェックに来た槙野を上手く体を使ってブロックしつつ前進。最後はGKとの一対一を冷静に制して、5月29日以来のリーグ戦3点目を決めた。
リードを広げられてしまった浦和は、たまらず温存していたユンカーを興梠に代えて投入。するとその直後にカウンターからチャンスに。中央の江坂からパスを貰った関根は、切り返しで相手を躱そうと試みるが、深井に刈り取られてしまった。
しかし迎えた66分、浦和のCKの流れでボックス手前左から関根が右足でクロスを上げると、岩波が頭で落としたところに明本が反応。ボックス中央から左足を振り抜き、ダイレクトボレーシュートを突き刺した。
点差を縮め、さらに畳みかける浦和。70分には右サイドに流れた関根のクロスを伊藤がボレーで合わせる。見事な攻撃だったものの、ここはGK菅野のファインセーブに阻まれた。
その後、両チームとも2人ずつ選手交代。札幌は先制点の深井が、浦和はデビューの江坂らがベンチに下がった。
終盤にかけては札幌が攻勢に。84分にボックス中央に抜け出した金子がGKと一対一となるが、左足のシュートは枠を捉えられず。90分にはその金子のポストプレーから高嶺がゴール前に飛び出したが、GK西川の対応に遭い、チャンスを生かせなかった。
浦和は最後に明本のクロスからユンカーがヘディングシュートに繋げたが、ボールは右ポストの外側を掠めて試合終了。2-1で札幌が3試合ぶりの勝利を収めた。
札幌 2-1 浦和
【札幌】
深井一希(前8)
小柏剛(後13)
【浦和】
明本考浩(後21)
東京オリンピックが8日に閉会し、1カ月ぶりに再開するJリーグ。現在10位の札幌(勝ち点29)は、この間に延期されていたガンバ大阪との試合を消化し、0-2で敗れている。また、リーグ戦14試合で12得点を挙げていたアンデルソン・ロペスが中国の武漢足球倶楽部に移籍し、戦力もダウンすることになった。
まずは2分、浦和はその江坂があいさつ代わりの初シュート。左サイドで相手のパスをカットした宇賀神からボールを受け、ボックス手前から右足を振り抜いたが、ここはDFのブロックに遭った。
攻撃的な姿勢で試合に入った浦和だが、先制したのはホームチームだった。8分、右CKで福森がインスイングのクロスを上げると、ボックス中央に走り込みドンピシャで合わせた深井が強烈なヘディングシュートを突き刺した。
J1通算100試合目を自ら祝う深井のゴールで先制した札幌は、徐々に主導権を取り返していく。21分には前からプレスをかけて敵陣左サイドでボールを奪取。最後は小柏がボックス左からシュートを放ったが、惜しくも左ポストに嫌われてしまった。
その小柏は後半立ち上がりにも隙を突いてゴールに迫るが、ボックス左から狙ったシュートはGK西川の正面。対して、追いつきたい浦和も高い位置でボールを奪い、興梠がすかさずループシュートを狙ったが上手くいかなかった。
するとその小柏、58分に後方からの浮き球のパスに反応し前線で受けると、チェックに来た槙野を上手く体を使ってブロックしつつ前進。最後はGKとの一対一を冷静に制して、5月29日以来のリーグ戦3点目を決めた。
リードを広げられてしまった浦和は、たまらず温存していたユンカーを興梠に代えて投入。するとその直後にカウンターからチャンスに。中央の江坂からパスを貰った関根は、切り返しで相手を躱そうと試みるが、深井に刈り取られてしまった。
しかし迎えた66分、浦和のCKの流れでボックス手前左から関根が右足でクロスを上げると、岩波が頭で落としたところに明本が反応。ボックス中央から左足を振り抜き、ダイレクトボレーシュートを突き刺した。
点差を縮め、さらに畳みかける浦和。70分には右サイドに流れた関根のクロスを伊藤がボレーで合わせる。見事な攻撃だったものの、ここはGK菅野のファインセーブに阻まれた。
その後、両チームとも2人ずつ選手交代。札幌は先制点の深井が、浦和はデビューの江坂らがベンチに下がった。
終盤にかけては札幌が攻勢に。84分にボックス中央に抜け出した金子がGKと一対一となるが、左足のシュートは枠を捉えられず。90分にはその金子のポストプレーから高嶺がゴール前に飛び出したが、GK西川の対応に遭い、チャンスを生かせなかった。
浦和は最後に明本のクロスからユンカーがヘディングシュートに繋げたが、ボールは右ポストの外側を掠めて試合終了。2-1で札幌が3試合ぶりの勝利を収めた。
札幌 2-1 浦和
【札幌】
深井一希(前8)
小柏剛(後13)
【浦和】
明本考浩(後21)
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