アトレティコに朗報!守備の要サビッチが練習に復帰

2021.08.07 15:58 Sat
Getty Images
アトレティコ・マドリーのモンテネグロ代表DFステファン・サビッチが練習に復帰したようだ。

サビッチは、7月中旬のプレシーズントレーニング中に右太ももを負傷。検査の結果、右大腿四頭筋の筋膜損傷と診断され、新シーズン開幕に間に合わないことも危惧されていた。
しかし、スペイン『アス』によれば、同選手は6日のトレーニングで復帰を果たした模様。8月16日に行われる予定のラ・リーガ開幕節への出場も叶いそうだ。

2015年の夏からアトレティコでプレーするサビッチは、在籍7年間で公式戦202試合に出場。守備の要としてディエゴ・シメオネ監督からの信頼も厚く、7季ぶりのリーグ制覇を達成した昨季もラ・リーガで33試合に出場していた。

アトレティコは現在、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックス、ブラジル代表DFフェリペ、元U-19ポルトガル代表FWマルコス・パウロの3選手が負傷離脱中。中でも先日行われたユーロ2020に出場していたフェリックスは、右足首の手術を受けたため、新シーズン開幕からの出場は不可能となっている。
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アトレティコ・マドリーの元スペイン代表DFマリオ・エルモソ(28)は、今夏の移籍が有力のようだ。スペイン『Relevo』が報じた。 2019年夏にエスパニョールから加入して以来、センターバックや左サイドバックとしてアトレティコの最終ラインを支えてきたエルモソ。2020-21シーズンにはラ・リーガ制覇に貢献し、ここまでクラブ通算165試合に出場している。 しかし、アトレティコとの契約は今シーズン限り。新契約締結に向け、2023年6月などに交渉を重ねたというが、エルモソは納得できるオファーを受け取ることができず、契約満了での今夏退団が既定路線のようだ。 現在はヨーロッパの数クラブやその他のクラブと交渉を行っているようで、決断のメドは4月中旬とのこと。4月末にはある程度行き先が定まると予想されている。 なお、エルモソ自身はラストとなる可能性が高いアトレティコでの今シーズンに集中。ラ・リーガとチャンピオンズリーグ(CL)でできる限りの好成績を目指し、その後、キャリアの岐路を迎えることになりそうだ。 2024.03.26 23:04 Tue

アトレティコやサウジのクラブから関心も…レヴァンドフスキにバルサ退団の意思なし

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アトレティコ、クラブに忠誠誓うコケと2025年まで契約延長!

アトレティコ・マドリーは25日、元スペイン代表MFコケ(32)との契約を2025年6月30日まで延長したことを発表した。なお、今回の契約には1年間の延長オプションが付随している。 2000年にアトレティコ・マドリードの下部組織に入団したコケは、2009年に行われたバルセロナとのリーグ戦でトップチームデビュー。卓越した戦術眼、テクニック、身体能力、闘争心を併せ持つ万能型MFは、2011年12月に就任したディエゴ・シメオネ監督の下、チームの“心臓"として活躍。 ここまで公式戦625試合に出場し、クラブ最多出場記録を更新し続けるコケは、ラ・リーガ、ヨーロッパリーグ、UEFAスーパーカップを2度ずつ制するなど、近年のアトレティコのタイトル獲得に大きく貢献してきた。 新契約にサインしたコケは、クラブがSNSで公開したビデオの中で以下のように喜びを語った。 「僕の故郷であるこのクラブを去る機会は何度もあったが、僕はそれを望まなかった。一番楽しい時、一番いい時期に去るなんてありえないからね。最も困難な瞬間にもいなければならないが、良い瞬間を楽しむ方法も知っていなければならない」 「この素晴らしい時期にアトレティコのキャプテンになれたことは大きな誇りだ。ミゲル・アンヘル・ジルCEOとクラブは、僕がジュニアユースだった頃から多大な努力をしてくれた。思い出以上に、チームメイト、ガビ、ファンフラン、ゴディン、シメオネ、それから地元の人たち…ファンのみんなと一緒にネプトゥーノを戻りたい。実質的に引退できる日までここで続けられるよう、双方にとって良い契約を結べた。アトレティは僕の人生だ」 2024.03.25 23:50 Mon

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バルセロナはポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(24)を来シーズンもレンタルすべく動いているようだ。スペイン『スポルト』が報じた。 今シーズン、アトレティコ・マドリーから買い取りオプションなしの1年間のレンタルでバルセロナへ移籍しているフェリックス。左ウイングを主戦場に、ここまで公式戦34試合で9ゴール5アシストとまずまずの活躍を見せている。 バルセロナはそんなフェリックスを来シーズンも戦力として数えたいようで、3000万ユーロ(約49億3000万円)以下の買い取りオプションが付帯するレンタル移籍を希望しているとのこと。ファリックス自身もアトレティコに戻るつもりはなく、もう1年バルセロナでプレーしたいと考えている模様だ。 一方のアトレティコは、バルセロナ、もしくはサウジアラビアのクラブへの売却を希望。しかし、バルセロナに移籍金を支払う意思はなく、サウジアラビア行きに関してはフェリックスが望んでいないという。 交渉を主導する代理人のジョルジュ・メンデス氏は、バルセロナとアトレティコの双方が納得する形で決着をつけたいようだが、アトレティコはフェリックスを6500万ユーロ(約106億9000万円)と評価。再レンタルは受け入れたとしても、3000万ユーロ以下での買い取りオプションを希望するバルセロナとは大きな隔たりがある。 また、バルセロナはこの交渉において自分たちの方が有利なことを自覚しているとのこと。時間が解決し、アトレティコが折れる可能性があることから、決着を焦っていないという。 2019年夏にベンフィカから推定1億2600万ユーロ(約207億3000万円)でフェリックスを獲得したアトレティコ。契約は2029年6月まで残しているが、破格の買い取りオプションが付帯したレンタル移籍を認めることになるのだろうか。 2024.03.23 17:14 Sat
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