グリーリッシュのシティ移籍舞台裏…ビラCEO「非常に感情的な決断」
2021.08.07 10:50 Sat
アストン・ビラの最高経営責任者(CEO)を務めるクリスティアン・パースロー氏がイングランド代表MFジャック・グリーリッシュ(25)のマンチェスター・シティ移籍を説明した。6歳の頃にビラアカデミーの門を叩き、16歳の2012年にトップチームデビューを果たした生え抜きスターのグリーリッシュ。これまでも移籍の憶測が取り沙汰されるたびにビラ残留を決め、昨季も絶対的主軸を担うシンボルプレーヤーとしてだけでなく、キャプテンとしてもチームをリードしたが、今夏のシティ入りが5日に決定した。
イングランド史上最高額の移籍金1億ポンドを手にしたといえど、クラブの顔が流立する事態に陥ったビラ。パースロー氏はクラブ公式サイトにアップしたファンに向けた動画内で、昨年9月に2025年までの新契約を締結した際に設定したリリース条項額を満たすオファーを受けた段階で退団を幅す手立てがなかったとの経緯を明かした。
「ジャックはチャンピオンズリーグ(CL)のクラブが獲得に動いても、アストン・ビラがその出場権を有していなければ、彼の邪魔をしないという確約を得たがっていた」
「それが彼の契約にリリース条項を盛り込んだ理由だ。首脳陣でその額を1億ポンドに設定した。イングランド史上最高額であり、プレミアリーグのクラブにとっても最高額であるというのを承知の上でだ」
「ジャックがユーロを含め、輝かしいシーズンを過ごした後、いくつかのクラブから興味を示されたが、当初はリリース条項金額を満たさずの獲得希望だったため、それらのアプローチを突っぱねた」
「だが、最終的にマンチェスター・シティからリリース条項を満たす1億ポンドを支払っても良いとの通知を受けた。そこでジャックや家族、代理人と何時間も話をして、我々も慰留希望を明らかにした」
「それでも、ジャックはシティ行きを望み、彼の特権であるリリース条項を行使するよう我々に求めてきたのだ。6歳の頃からこのクラブにいる彼から退団を知らされたとき、非常に感情的な決断だった」
「彼はCLでプレーしたいという思いが強かったんだ」
「ジャックはチャンピオンズリーグ(CL)のクラブが獲得に動いても、アストン・ビラがその出場権を有していなければ、彼の邪魔をしないという確約を得たがっていた」
「それが彼の契約にリリース条項を盛り込んだ理由だ。首脳陣でその額を1億ポンドに設定した。イングランド史上最高額であり、プレミアリーグのクラブにとっても最高額であるというのを承知の上でだ」
「その金額を満たすものが届かないのを願いながら設定したが、アストン・ビラでの彼の価値を反映させたものでもあった」
「ジャックがユーロを含め、輝かしいシーズンを過ごした後、いくつかのクラブから興味を示されたが、当初はリリース条項金額を満たさずの獲得希望だったため、それらのアプローチを突っぱねた」
「だが、最終的にマンチェスター・シティからリリース条項を満たす1億ポンドを支払っても良いとの通知を受けた。そこでジャックや家族、代理人と何時間も話をして、我々も慰留希望を明らかにした」
「それでも、ジャックはシティ行きを望み、彼の特権であるリリース条項を行使するよう我々に求めてきたのだ。6歳の頃からこのクラブにいる彼から退団を知らされたとき、非常に感情的な決断だった」
「彼はCLでプレーしたいという思いが強かったんだ」
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