トッテナム移籍迫るロメロ、イタリア出発前に思いを語る 「正しい選択であることを願っている」

2021.08.06 15:31 Fri
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アタランタのアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロ(23)がトッテナム移籍を認めた。
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予てよりアタランタとトッテナムの間での交渉が報じられていたロメロ。イタリア『スカイ・スポーツ』によると、5000万ユーロ(約65億円)+ボーナス500万ユーロ(約6億5000万円)の条件でクラブ間合意に至ったとのこと。すでにイタリアでのメディカルチェックを終えており、5日にロンドンへ渡ったようだ。
ベルガモ空港から飛び立つ前に『スカイ・スポーツ』の取材に応じたロメロは、アタランタのサポーターやチームメイト、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督に感謝のコメント。今回の移籍が正しい判断であることを願っているようだ。

「トッテナム移籍は正しい選択だ。アタランタで過ごした1年にとても満足しているし、ベルガモの皆にも感謝しているよ」

「退団するのは残念だけど、自分のキャリアについて考えなければならないし、これが良い決断であることを願っているよ」
「僕は成長し続け、この道を歩み続けなければならないんだ。今はうまくやることだけを考えている」

「トッテナムは強く興味を示してくれたし、彼らのプロジェクトが気に入った。だけどその前にベルガモとアタランタの皆、そしてチームメイト全員に感謝したい」

「そして、今まで考えもしなかったようなやり方で僕を成長させてくれたガスペリーニ監督も忘れてはならないね」

大きなステップアップを果たすロメロだが、母国のベルグラーノでプレーしていた3年前に引退も頭をよぎったようだ。

「僕にとっては信じられないような1年だった。ここまでのレベルに到達するとは思っていなかったよ」

「今思うと、3年前のイタリア移籍前にはサッカーを辞めようと思っていたんだ。セリエAは僕にとって非常に重要なリーグだったね」

「あらゆる面で成長させてくれたし、ここでプレーできたことをとても嬉しく思っている」

ロメロは2018年夏にベルグラーノからジェノアに移籍。その1年後にユベントスに完全移籍し、同シーズンはジェノアに、昨シーズンはアタランタにレンタルした。

アタランタではすぐにレギュラーの座をつかみ、セリエAでは31試合に出場し2ゴール3アシストを記録。最優秀DFに輝いていた。

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