ユーロ2020で試合中に心肺停止のエリクセンがインテル帰還、監督やチームメイトと再会
2021.08.04 22:40 Wed
インテルは4日、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンがチームに戻ってきたことを発表した。
そのエリクセンはユーロ2020にデンマーク代表として出場。活躍が期待された中、初戦のフィンランド代表戦でまさかのアクシデントに見舞われる。
先発したエリクセンだったが、前半途中に卒倒。意識を失ったエリクセンに対して、ピッチ上で心肺蘇生法(CPR)などの救命措置が取られることに。心肺停止にも陥った中、なんとか回復。試合会場の近くにあるコペンハーゲンの病院に搬送され、一命を取り留め、日常生活を送れるレベルに回復している。
エリクセンは、心臓発作の再発を防ぐための植え込み型除細動器(ICD)を手術により装着。その影響もあり、現状ではイタリアでのプレーが認められない状況にある。
「クリスティアン・エリクセンは今朝、アッピアーノ・ジェンティーレにあるトレーニングセンターを訪れた」
「エリクセンは、クラブのディレクター、監督、チームメイト、そしてスタッフ全員と面会。エリクセンは順調に回復しており、肉体的にも精神的にも素晴らしい状態でした」
「今後は、コペンハーゲンのデンマーク人医師が提唱する回復プログラムに従うこととなり、医師は臨床的なフォローアップの調整も行います。インテルのメディカルスタッフには、この過程で常に最新情報が提供されます」
まだまだプレー再開という状況には至らないエリクセン。それでもチームメイトや関係者は、あのアクシデントから回復したエリクセンと直接会うことができて安心したことだろう。再びピッチでプレーする姿が見られるのか。しっかりとリハビリを行ってもらいたい。
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エリクセンは、2020年1月にトッテナムからインテルへと完全移籍。2020-21シーズンはセリエAで26試合に出場し3ゴールを記録。チームは見事にスクデットを獲得していた。先発したエリクセンだったが、前半途中に卒倒。意識を失ったエリクセンに対して、ピッチ上で心肺蘇生法(CPR)などの救命措置が取られることに。心肺停止にも陥った中、なんとか回復。試合会場の近くにあるコペンハーゲンの病院に搬送され、一命を取り留め、日常生活を送れるレベルに回復している。
エリクセンは、心臓発作の再発を防ぐための植え込み型除細動器(ICD)を手術により装着。その影響もあり、現状ではイタリアでのプレーが認められない状況にある。
そんな中、メディカルチェックのためについにインテルへと帰還。クラブはエリクセンが戻って来たとの声明を出し、選手やスタッフと再会したと発表した。
「クリスティアン・エリクセンは今朝、アッピアーノ・ジェンティーレにあるトレーニングセンターを訪れた」
「エリクセンは、クラブのディレクター、監督、チームメイト、そしてスタッフ全員と面会。エリクセンは順調に回復しており、肉体的にも精神的にも素晴らしい状態でした」
「今後は、コペンハーゲンのデンマーク人医師が提唱する回復プログラムに従うこととなり、医師は臨床的なフォローアップの調整も行います。インテルのメディカルスタッフには、この過程で常に最新情報が提供されます」
まだまだプレー再開という状況には至らないエリクセン。それでもチームメイトや関係者は、あのアクシデントから回復したエリクセンと直接会うことができて安心したことだろう。再びピッチでプレーする姿が見られるのか。しっかりとリハビリを行ってもらいたい。
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