5549分! パウ・トーレス、今季の出場時間がヨーロッパの選手の中で最長に

2021.08.04 16:12 Wed
Getty Images
ビジャレアルに所属するスペイン代表DFパウ・トーレスが、2020-21シーズンにおいて現状最も出場時間が長いヨーロッパの選手となった。クラブの公式ツイッターが伝えている。
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2020-21シーズンのパウ・トーレスは、ビジャレアルの主力として公式戦44試合に出場。ラ・リーガ33試合に加え、クラブ初タイトルを獲得することになったヨーロッパリーグ(EL)では9試合に出場した。
クラブでのシーズンが終わった後は、スペイン代表としてユーロ2020に参戦。残念ながら準決勝で敗れてしまったものの、息つく間もなく今度はU-24スペイン代表として東京オリンピックに出場している。

ユーロでは全6試合に出場、東京五輪ではここまで全試合にフル出場しており、チームは3日に日本を下し、29年ぶりの金メダルを目指して、7日の決勝戦でブラジルと戦う。

そんな「超過勤務」状態のパウ・トーレスは、ビジャレアルの公式ツイッターによると、2020-21シーズンの出場時間はここまで驚異の5549分を記録しているとのこと。『transfermarkt』によれば、クラブでの出場時間は3975分となっている。
新シーズンに向けてのコンディションが心配される中、クラブは「今季の好調ぶりを示す残酷なデータだ」と複雑な心情を伝えている。

なお、スペイン代表ではバルセロナのMFペドリも殺人的なスケジュールをこなしていると話題だ。パウ・トレース同様にこちらもユーロとオリンピックに参加しており、この1年でクラブと代表合わせて72試合に出場している。

だが、1試合あたりの出場時間の差から、トータル時間はパウ・トーレスが上回っているようだ。



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