【なでしこプレビュー|準々決勝】金メダルへの一歩、優勝候補スウェーデンに立ち向かう/vsスウェーデン女子代表【東京五輪】
2021.07.30 16:15 Fri
◆最少得点、最少失点
なでしこジャパンのグループステージでの成績は1勝1分け1敗。ここまで2失点は決勝トーナメント進出を決めた国の中で最少タイだ。
一発勝負のトーナメントは堅い試合になりがち。その意味では、ここまで大崩れしていない守備陣の粘りが、勝利を手繰り寄せるカギになるだろう。
スウェーデンはサイド攻撃を特徴とし、高さと強さを兼ね備えたFWも多数存在する。大前提としてクロスを上げさせない守備ができるかどうか。そして、両センターバックを中心に失点ゼロの時間をどれだけ続けられるかだろう。
一方で、2得点も8カ国中最少。攻撃面では親善試合のようにボールを支配して崩し切る場面を作り出せておらず、決定的なフィニッシュシーンまでに至っていない。
チャンスは増やしたいが、トーナメントであることを考えれば大きなリスクを避けたいのも事実。消極的かもしれないが、実力差を考えれば、機を窺いながらいかに少ないチャンスをモノにできるかだ。
2018年の女子アジアカップはまさにそのような展開で優勝を手にした。ジョーカーとなり得るカードも持っているだけに、我慢比べに挑むことが勝利への近道だろう。
Getty Images
なでしこジャパンのグループステージでの成績は1勝1分け1敗。ここまで2失点は決勝トーナメント進出を決めた国の中で最少タイだ。
一発勝負のトーナメントは堅い試合になりがち。その意味では、ここまで大崩れしていない守備陣の粘りが、勝利を手繰り寄せるカギになるだろう。
スウェーデンはサイド攻撃を特徴とし、高さと強さを兼ね備えたFWも多数存在する。大前提としてクロスを上げさせない守備ができるかどうか。そして、両センターバックを中心に失点ゼロの時間をどれだけ続けられるかだろう。
一方で、2得点も8カ国中最少。攻撃面では親善試合のようにボールを支配して崩し切る場面を作り出せておらず、決定的なフィニッシュシーンまでに至っていない。
チャンスは増やしたいが、トーナメントであることを考えれば大きなリスクを避けたいのも事実。消極的かもしれないが、実力差を考えれば、機を窺いながらいかに少ないチャンスをモノにできるかだ。
2018年の女子アジアカップはまさにそのような展開で優勝を手にした。ジョーカーとなり得るカードも持っているだけに、我慢比べに挑むことが勝利への近道だろう。
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