ワイナルドゥムがリバプール退団の経緯明かす 「愛や感謝を感じない瞬間があった」
2021.07.25 16:49 Sun
今夏、リバプールからパリ・サンジェルマン(PSG)に移籍したオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムがリバプール退団の経緯に初めて言及した。
しかし、昨シーズン限りまでとなっていた現行契約を延長することなく今夏のタイミングで退団。一時バルセロナ行きが有力視された中、最終的にPSGを新天地に選択した。
ここまでリバプール退団の経緯について沈黙を貫いてきたオランダ代表だが、イギリス『タイムズ』のインタビューで初めてその理由について言及。
クロップ監督やチームメイトとは良好な関係性を築けていたものの、SNS上での一部サポーターによる敬意を欠いた対応が退団を決断させたと語っている。
「リバプールは僕にとってとても大切な存在だった。だけど、そこには愛や感謝を感じない瞬間もあったんだ」
「チームメイトやメルウッドの人々に関しては、彼らが僕を愛してくれ、僕も彼らを愛していた。それは決して一方的なものではなく、双方向からのものだった」
「スタジアムのファンとソーシャルメディアのファンは、2つの異なるものだったよ」
「スタジアムでは、彼ら(ファン)から酷いことを言われたことはなかった。そして、彼らはいつも僕をサポートしてくれた」
「その一方、ソーシャルメディアでは、僕はチームが負けたときに非難される中の1人だった」
「そういったこともあり、僕はここを出たいと思ったんだ。健康を維持して毎試合出場するために自分が何をしているのか、彼らが知っていれば…と思ったこともあったよ」
「それが自分の仕事だから、文句を言うことはできない。だけど、他のプレーヤーが話していたかもしれないけど、僕のコンディションは万全ではなかった。契約最終年のプレーヤーに関してはケガのリスクを回避するためにプレーしないというような話もあるけど、僕は全くその逆だった」
「いつも良いプレーができたわけではないけど、試合後に鏡に写る自分に対して、良くなるために一生懸命トレーニングしたと自信を持って言うことはできたよ」
また、ワイナルドゥムは自身の去就を巡るメディアの報道に対しても苦言を呈している。
「メディアは助けてくれなかった」
「もっとお金がほしかったから(リバプールからの)オファーを受け入れなかったとの報道があり、ファンには『オーケー、オファーを受けなかったから試合に勝つためにベストを尽くさないんだな』という風に受け取られた。すべてが僕に不利なように見えたよ」
「『また、俺かよ』ってことが幾度もあったよ」
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2016年にニューカッスルから加入して以降、ユルゲン・クロップ監督の厚い信頼を得てリバプールの中盤の主力として活躍したワイナルドゥム。ここまでリバプール退団の経緯について沈黙を貫いてきたオランダ代表だが、イギリス『タイムズ』のインタビューで初めてその理由について言及。
クロップ監督やチームメイトとは良好な関係性を築けていたものの、SNS上での一部サポーターによる敬意を欠いた対応が退団を決断させたと語っている。
「毎日のトレーニングでも試合でも、僕はすべてを捧げた」
「リバプールは僕にとってとても大切な存在だった。だけど、そこには愛や感謝を感じない瞬間もあったんだ」
「チームメイトやメルウッドの人々に関しては、彼らが僕を愛してくれ、僕も彼らを愛していた。それは決して一方的なものではなく、双方向からのものだった」
「スタジアムのファンとソーシャルメディアのファンは、2つの異なるものだったよ」
「スタジアムでは、彼ら(ファン)から酷いことを言われたことはなかった。そして、彼らはいつも僕をサポートしてくれた」
「その一方、ソーシャルメディアでは、僕はチームが負けたときに非難される中の1人だった」
「そういったこともあり、僕はここを出たいと思ったんだ。健康を維持して毎試合出場するために自分が何をしているのか、彼らが知っていれば…と思ったこともあったよ」
「それが自分の仕事だから、文句を言うことはできない。だけど、他のプレーヤーが話していたかもしれないけど、僕のコンディションは万全ではなかった。契約最終年のプレーヤーに関してはケガのリスクを回避するためにプレーしないというような話もあるけど、僕は全くその逆だった」
「いつも良いプレーができたわけではないけど、試合後に鏡に写る自分に対して、良くなるために一生懸命トレーニングしたと自信を持って言うことはできたよ」
また、ワイナルドゥムは自身の去就を巡るメディアの報道に対しても苦言を呈している。
「メディアは助けてくれなかった」
「もっとお金がほしかったから(リバプールからの)オファーを受け入れなかったとの報道があり、ファンには『オーケー、オファーを受けなかったから試合に勝つためにベストを尽くさないんだな』という風に受け取られた。すべてが僕に不利なように見えたよ」
「『また、俺かよ』ってことが幾度もあったよ」
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