サンチョが古巣ドルトムントにエモーショナルな別れ…「17歳の若者をリスクを冒して信じてくれた…」

2021.07.25 15:10 Sun
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッド移籍が決定したイングランド代表MFジェイドン・サンチョが古巣ドルトムントにエモーショナルな別れのメッセージを送った。

サンチョは2017年にマンチェスター・シティから加入以降、公式戦137試合に出場し、50ゴール64アシストを記録。選手、人間として大きな成長を果たし、今夏満を持して母国に帰還することになった。
そして、21歳の若武者はマイスターシャーレ獲得こそ逃したものの、DFBポカールを制覇するなど、充実した時を過ごした愛する古巣へ自身の公式『インスタグラム』を通じて別れのメッセージを送った。

「これは、飲み込むのが難しいメッセージです」

「まず最初に、トップチームでの経験がない当時17歳の若者にリスクを冒して、信じてくれたボルシア・ドルトムントのすべてに感謝しています」
「この象徴的なクラブに対する僕の愛は、決して他に一致するものがないほどのものなんだ。スタジアムに足を踏み入れた最初の瞬間から、自分の家のように感じ、正しい決断をしたと思った」

「クラブに関わるすべての人たちが、自分を快く迎えてくれた。ドイツへの移住はフットボールだけでなく、新しいライフスタイルや文化にも適応しなければならなかった」

「17歳でイギリスを離れることは、海外でプレーするだけでなく、家や家族からも離れることになるので、大きなリスクと考える人もいた。僕は常に世界の舞台で自分の才能を発揮したいと思っていたけど、ドルトムントがその機会を与えてくれたことを生涯に渡って感謝します。このクラブに在籍した時期に世話をしてくれた素晴らしいスタッフ、コーチ、クラブに関わるすべての人たちに改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。みんなと離れるのは、とても寂しいよ」

「ドルトムントに在籍していたすべてのプレーヤーとピッチで一緒にやれたことを光栄に思っている。才能あるプレーヤーであるみんなから多くのことを学べたよ。僕がプレーヤーとして成長し、トップレベルのフットボールを理解するための助けとなってくれたことに感謝しているよ」

「クラブは一人の若者に夢を与えてくれ、今の僕を作ってくれた。若くしてできるだけ早く経験を積み、歴史的な節目を迎えることができました。また、このクラブはチャンピオンズリーグでプレーするチャンス、自分の国を代表してプレーするチャンスを与えてくれた。そして、この素晴らしいクラブには多くの恩義を感じているんだ」

「ドルトムントは常に僕の一部であり、クラブ、チーム、そして特に僕を支えてくれたサポーターのみんなには、常に恋しさを感じると共に、愛と感謝の思いを抱いているよ。僕の決断を尊重してもらえると嬉しいよ。友情の最も美しい部分は、理解することと理解されることだから…」

「ダンケシェーン BVB」
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